2025年10月20日月曜日

1981年放送の日曜美術館「私と八木一夫 作家司馬遼太郎」を見る

  10月1日からあらたになったNHK ONE。初日早々からアクシデント発生で評判の悪さを露呈した感があった。個人的にどうにかNHK プラスからNHK ONEに移行できた。が、移行の率は以前の6分の1との情報もある。前より手続きが面倒になったことにもあるだろう。

 昨日、NHK ONEで1981年に放送された日曜美術館「私と八木一夫 作家司馬遼太郎」を見る。今から40年近く前の映像だ。そのころの司馬遼太郎を知らないので興味深く見た。八木一夫は司馬遼太郎の本を読んで名前は知っていた。が、詳しくは知らずにいた。

 八木はいわゆる陶芸家ではなく細工して作品に仕上げている。このことを司馬は語るのだが何やら哲学めいてここに記すことが出来ない。

 昨日は他にも来月、博多へ高島野十郎展を見に行くのでおとなびをネットで予約した。広島⇔博多間はのぞみだと1時間もかからない。安くするためにこだまで往復予約した。その際、先日、興福寺の多田俊映氏の講演で聞いた〇△□に関係ある聖福寺(しょうふくじ)にも立ち寄る予定でいる。年が明けた2月くらいまであちこちと旅を予定している。真夏の猛暑日の3か月間、おとなしくしていた。秋から冬にかけて大いに外に出よう!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月19日日曜日

大慌ての一日

赤いトウモロコシを入れたご飯

 昨日は大慌ての一日だった。日本画教室に行く前に福屋八丁堀店によって依頼していた時計を取りに行く予定だった。1時間以上も早めに家を出て広島駅改札を抜けた。ところが、バスに乗ろうとするとICOCAがない。さあ、大変!その間、1分も歩いていない。すぐに駅改札にもどってICOCAの紛失を係に告げる。が、持物をよく調べるように、と言われるのみ。

 仕方なくバスに乗る。運賃は小銭がなくて千円札を両替して席に座る。八丁堀近くになってバッグを触ると何かある。ICOCAだ。あれほど持物を全部出して探したのにその時は見つからなかった。ICOCAは旅に出かけるため用にと1万円チャージしている。そのICOCAが見つかった。先日買い替えたバッグだが、これにまだ馴染んでいなかったようだ。

 興奮冷めやらぬまま、時計売り場に急ぐ。ついでに別の壊れていた時計のバンドも交換する。依頼していた時計のバンド交換は2万円ぐらいかかると言われていた。ところがクレジット決済を見ると依頼品は12000円でもう一個のバンド代は6000円。合計19800円(消費税込み)。

 汗で傷んだ時計バンドを2個交換した。そして先日新たに買った時計を入れると3個の時計がつかえるようになった。

 時計の件は落ち着いたがまだ先のICOCAの慌てた余韻がある。市内バスで日本画教室に移動中、スマホに電話が入る。全くと言っていいほど電話で話したことがない人だ。

 バス停に到着後に電話をかけ直すと別の日本画教室の人だった。この人に電話で知らせなくては、と思った矢先の電話だった。それは前夜のEテレのスイッチインタビューに出演の青山俊董尼僧のことだ。先方も同じ気持ちだったようでその旨、知らせてくださった。しばし電話でこんにちの尼僧さんのお元気な姿を称えあう。

 その間、先の大慌ての際、間違い電話を別の日本画の人にかけていた。その人が何か急用、と思って何度も電話がある。教室に着くとそのお詫びをする。ICOCAがなくなったと思って駅の忘れ物センターに電話するのを間違えてその人に掛けたようだ。

 何もかも落ち着きのない性格がよくない。気をつけよう!

 なお、NHK ONEで青山俊董尼僧の女優とのインタビューを見るといいことを話されている。92歳になるそうだがお元気だ。その話の一部から。

  毎日の人生のひとつひとつにどう取り組んで生きてきたか

  自分の人生とどう取り組んできたか 

  どう向き合って生きてきたか それが真ん中

 昨日は、先日もらった赤いトウモロコシを入れてご飯を炊いた。トウモロコシの芯はいれなかった。赤い塊はトウモロコシの芯の破片が入ったようだ。芯を入れて炊けば赤飯のように赤くなったかもしれない。が、美味しく炊きあがった。来年からもトウモロコシの季節には炊き込みご飯にして炊こう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月18日土曜日

世羅高原の余韻


  一昨日のせらの旅でもらった赤いトウモロコシはネットで検索すると大和ルージュというようだ。奈良県で初めて赤いトウモロコシを作ったとか。赤さを維持するため電子レンジでチンする。チンした後、これをどうやって食べる?と思って再度ネットで検索する。ご飯を炊くときこれを入れるといいとある。その前にチンしたトウモロコシを包丁で粒をそぐ。粒のなくなった芯は縦に切ってこれも一緒に電気釜で炊く、とある。しかし我が家の包丁がよくないのか2つに切れない。そのまま粒と一緒に電気釜に入れよう。

 トウモロコシはもう何十年も食べていない。先日の旅でもう1本買わせるためか100円の割引券がついていた。トウモロコシを食べたいと思わないので1本で十分だ。その券が欲しいといった人にあげた。

電子レンジで4分チンした赤いトウモロコシ
 今朝の地元紙を見ると今夜のEテレに司馬遼太郎が出演とある。寝るのが早いので明日、NHK ONEで見ることにしよう。NHK ONEと言えば昨夜のEテレのスイッチインタビューに青山俊董尼僧の出演があった。これもあとからNHK ONEで見よう。今、92歳と新聞にある。青山尼僧を知ったのはいつも書いているように九州のお坊さんたちと出かけたスリランカの旅での話にある。その名をその時知って以降、広島での講演会に何度か出かけた。が、コロナ禍での講演会は中止が余儀なくされる。広島での最後の講演会には皆さんで記念写真を、との思いも果たせずじまいに終わった。青山尼僧のその後がテレビでわかる!?

 昨日は他にも桂文枝のブログにいい言葉がある。その一部を勝手に引用させていただこう。

 天然は夕日を美しく
 人は晩年を美しく

 いい言葉だ。個人的に若い頃よりも今の方が何倍も何十倍も楽しい。その面では「人は晩年を美しく」は「人は晩年を楽しく」に置き換えて……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう! 

2025年10月17日金曜日

「世羅高原のコスモス鑑賞と赤いトウモロコシの収穫探検」日帰りツアー

  2025年10月16日(木)、天気予報は午前中から雨だった。が、元気を出して「世羅高原のコスモス鑑賞と赤いトウモロコシの収穫探検」と銘打った日帰りツアーに参加する。参加者は35名。皆さん、日ごろの行いがよいのか傘マークの予報に反して雨は帰るまで降らなかった。ただ、今朝のカンカン照りの空を見るとやはり青空の下での観光がよかった、とも思う。

 広島駅ペデストリアンデッキに集合後バスは途中トイレ休憩を挟んで仙石庭園に向かう。この庭園は個人が25年前に手掛けた庭園で、主は現在86歳。昨年まで某記念病院の院長だったそうだ。庭園の面積は4ヘクタール(12000坪)。坪数を聞いてもピンとこないが縮景園とは比べられないほどの広さはわかる。ガイドの案内でついて歩く。が、石の数は3000個以上もある。庭園の奥まったところでガイドがかがんで何やら拾った。それはアメリカ楓(ふう)の落ちた実だった。トゲトゲした実を見て、欲しくなってもらった。ついでに落ちていた葉っぱも持って帰る。その実は木の下にたくさん落ちていた。それも拾って持って帰った。

 途中、きれいとは言えない池がある。午前中のためか蓮が咲いていた。さらに進むと秋の七草のひとつ、フジバカマがある。残念ながらアサギマダラの飛来は見られなかった。
アメリカ楓
アメリカ楓の落ちたのを拾った実
フジバカマ
蓮の花
 お昼近くになったが花の駅世羅に向かう。ここでは200万本のコスモス鑑賞と赤いトウモロコシの収穫を体験する。そして赤いトウモロコシを1本取って各自持ち帰る。赤いトウモロコシは初めて見た。が、トウモロコシそのものは子供のころ、我が家の庭に植えてあった。子供のころに植えてあったものは胡麻もある。そしてコスモスも植えてあった。しかし、今はもう遠い過去の事でただただなつかしさしかない。そういえばイチジクも桃も橙もあった。今は、何もない。

 花の駅世羅のパンフを見ると「コスモス500万本カラフルな花畑」とある。この数を聞くたび、多いということをこう表現するのが日本的!?決して数を数えた人はいないだろう。
さすがにコスモスは秋桜

一面真っ赤なコキア畑がひろがる
いろんな花が……
大谷選手を模した花絵 
 ここから集合場所に戻る途中、木道を歩いていると大きな蛇が目の前にいる。大声で叫んでも広すぎて誰の耳にも届かなかい。係に話すと全く問題にならない様子の顔だった。が、こちらはただ恐怖しかない。
一面コスモス畑
 遅いお昼をせらワイナリーでいただく。旅の案内を見るとここのお昼はJAL国際線ファーストクラスのシェフ監修とある。エコノミークラスしか乗った経験がないので残念ながらその違いがわからない。ただ、ご飯が美味しかった。おかずが足りず、お皿の白いご飯だけで全部食べた。食事後、再度、バスに乗って世羅高原農場花夢の里に向かう。先ほど見たコスモスに堪能したのかツアーで知り合った人と話をしていてここでの写真を撮っていない。ここは190万本のコスモス鑑賞とうたっている。

 久々にツアーに参加した。ただ一つ残念だったのはせっかく田舎に来たのにススキを目の前で見られずに終わったことだ。いつかススキの原っぱへ行きたい!そして、この勢いで来週は奈良に行こう!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月15日水曜日

プールへ

 最高気温30度の昨日午後、プールで泳ぐ。プール内の水温と外気温が同じなのかドアなどは開け放たれている。いきなりの背泳ぎで泳ぎ続けると見知らぬ人から声をかけられる。背泳ぎができない人なのか、うまく泳いでいるといわれる。人から褒められて気を良くして泳ぎ続ける。結果、クロールは25mしか泳がず、375m(7往復半)は背泳ぎで泳いだ。

 背泳ぎは息継ぎを気にせずに泳げる。また浮いたまま天井を眺めながら泳ぐので帰りのバスを気にしなければもっと泳げる。が、泳いだ後のことを考えると無理は禁物。そのこともあるのかこの頃は500m(10往復)以上は泳がない。何事も細く長く続けるにはこのくらいがちょうどいい。

 更衣室で着替え中、足の不調を訴える人は病院に通うよりもプールの方がリハビリになるという。以前、近所の老夫婦から病院で手術を勧められたが3か月水中歩行をするうち、それもよく成った話を聞いたことがある。そのこともあるのか通っているプールは泳ぐ人は2,3人もいないが水中歩行は何人もいる。泳ぐのに慣れるとたまにする水中歩行は結構きつい。というか泳ぐ方が楽しい!

 つくづく思う。30代半ば、強引に水泳を誘ってくれた友だちに感謝してもしきれないと。友だちと前回話した時は病状が重いと言っていた。自分が協力できることは何もない。が、ただただ友だちの体がよくなりますように願うのみである。

 まだまだ暑く、すっきりとした秋晴れとはほど遠い。今週と来週は外に遊びに出かける。遊ぶには晴れがいい!さてさてお天気は……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月14日火曜日

『戦国の忍び』収録の『下請忍者』

 『戦国の忍び』(司馬遼太郎・傑作短編選)(司馬遼太郎 PHP研究所、2014年第1版第3刷) )には『下請忍者』『忍者四貫目の死』『伊賀者』『伊賀の四鬼』『最後の伊賀者』が収めてある。そのなかの『下請忍者』を読んだ。以下に気になる箇所を記そう。

★「儲けるのは、スグリだけやな」与次郎が、腹の立つのはそれだった。スグリというのは、村主(すぐり)、妙手(みょうしゅ)の字を当ててもいい。往古から伊賀に土着する平姓(たいらせい)の郷士で、与次郎のばあいは、百地小座衛門がそれに当たる。忍者の世界では上忍(じょうにん)ともいう。忍術伝説でいえば、百地三太夫などが上忍にあたり、講釈で活躍する猿飛佐助や霧隠才蔵などは下忍になるわけだ。いまの保険会社でいえば、上忍は代理店主にあたり、下忍は勧誘員ということになるだろう。(10p)

★(わしは伊賀を遁(に)げた。また伊賀に帰っている。むかし孫悟空という唐の猿が、ついには釈迦の掌(たなごころ)のうえでしか走れまわれなんだように、わしも伊賀者の宿命のなかから、しょせん、あがき出らぬものかも知れん。そうやとすれば、たかがスグリの一人や二人を斬ったところで、わしの運命がどうかわることもない)与次郎は、刀と半弓を草むらのなかへ捨てた。身を守る武器がもはやないとなると、かえって気が楽になった。そのまま楽々と死の国へ踏みこんでゆけそうに思えたのである。(45p)

 短編集の『下請忍者』を読み終えて『司馬遼太郎全仕事』をチェックする。そこで気づいたのは短編小説集のうち出版社によってダブって収めてある本がある。昨日借りた『ペルシャの幻術師』を見るとこれにも『下請忍者』が収めてある。先のそれはPHP文庫に収めてあり、後の方は文春文庫にも収めてある。他にも新潮文庫等も他の短編集が収めてあるようだ。

 司馬作品を生きてるうちに全部読み終えようとしている。が、すべて網羅するのは大変かもしれない。おおよその司馬作品を読み終えればそれでいいとも思ったりしている。とはいえ、まだ読み終えていない本は沢山ある。気長に楽しみながら読むことにしよう。

 今日も暑く成りそうだ。プールで泳ぐ!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月13日月曜日

「涙」と「汗」

 昨日は最高気温33度だった。今日は30度、と暑く成りそうだ。先ほどスーパーから帰ると真夏並みに汗が流れる。ふと「涙の数だけ強くなれるよ~」の歌詞が浮かぶ。では「汗をかいた数」は何にたとえられるのか。スマホに問うと「可能性の数」や「努力の数」に例えられるそうだ。自分の意図としてはそういったきれいごとではなく、単純に暑い日にかいた汗はその量によって体に影響がある、などを知りたかった。が、言われてみればスマホの回答通り何の汗であれ「可能性」や「努力」に関係するかもしれない。というのもじっと何もせずにいれば汗も動いたときほどはかかない。

またも桔梗が咲いた!
 スマホの結論としては「涙」は過去の経験から得られる内的な強さだとすれば、「汗」は未来を切り開くための原動力や行動そのものを示すという。それにしてもたかが涙と汗がこれほどの意味があるとは面白い。

 未来を切り開く原動力にするためにもせいぜい動いて「汗」をかこう!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月12日日曜日

日本画作品展終わる

 今年の日本画作品展は無事終わった。昨日、午後4時前、搬出のため会場に行く。10月中旬というのに最気温31度で暑い、暑い。行く前に新たになった広島駅ビルのミナモアの本屋に立ち寄る。奈良のガイド本を購入しようとしたら品切れだ。やっぱり本はジュンク堂に限る。そう思って帰りに寄った。

 広島駅から紙屋町に向かう電車を見ると行列ができている。始発なのにこの行列に並ぶのは酷すぎる。そう思ってバス乗り場に向かう。JRと広電がドッキングする前はこれほどの混みようではなかった。ところが新たになった広島駅は狂うほど人がいる。

 バスで紙屋町まで行き、展示会場に入る。昨日は出かける前から暑さで草臥れていた。そのため会場で展示会が終わる時刻まで立っているのは耐えられない。搬出時刻までロビーに座っていると他の教室で習っている人がやってきた。いろいろと話していると搬出時刻になる。展示品を外して段ボールに詰める。これは結構大変。3点の作品の配送は業者にお願いした。

 会場を後にしバスセンターからバスに乗って駅前福屋のジュンク堂に向かう。『奈良ゆとりの旅』を検索してもらって本を購入する。このお店は本当に感じがいい。しかし、たまにしか本を買わないので買う度、いつも申し訳なく思う。昨日はたまったdポイントで決裁した。

 今日はなんと最高気温32度の予報だ。こう暑くては何かが狂っているとしか思えない。今朝の地元紙を見ると春と秋が短くなって夏がその分、長くなったとか。冬は同じらしい。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

 追記)展示品を搬出する前、「こも神社の大楠」と「桔梗」の絵をそれぞれ別の人から褒められる。しかし、「室生寺の五重塔」は誰からも褒められなかった。近年、ほとんど大木を描いている。樹木には神が宿る、と言われる。絵がうまく描けるように樹木の神様にあやかる!?

2025年10月11日土曜日

歯科へ

 今日は最高気温31度と真夏並みの暑さになりそうだ。先ほどスーパーから帰るとチャイムが鳴る。近所で工事が多いせいかそれに便乗した訪問のようだ。画面越しに話していると屋根がどうじゃこうじゃという。新聞に屋根に関する訪問で怪しい業者の記事が出ている。もちろん話は聞かない。が、モニターを見ているとあそこがここが、といわんばかりに指さして我が家を見ている。本当に怖い世の中になった。

 昨日、予約の歯科に行き、歯科医に診てもらう。少しずつだが歯の並びもよくなる。それでもまだまだだ。次は1か月後の予約で歯のクリーニングとか。治療に半年か1年くらいかかると言われたがその通りになりそうだ。いくら長くなっても歯は大事と思っている。通いつづけよう。

 今日で今年の日本画作品展が終わる。夕方、作品の搬出作業がある。街中に出たついでにまたもジュンク堂によって持っているのとは違う奈良のガイド本を購入しよう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月10日金曜日

静かな日々!?

 昨日から近所の家の解体工事が始まった。工事は来月いっぱいかかるようだ。その挨拶に業者が来た後、静かだった気持ちが慌てだす。お昼過ぎ、トイレに行くと足元がぬれている。(ナニゴト?)と思って雑巾で拭く。が、(なぜ水が?)と考えてもよくわからない。すぐにいつもの電気店に電話する。しばらくして見に来てくださった。いろいろと見てもらったが水漏れはないらしい。

 昨日から今朝にかけてトイレに行く度、(水漏れは?)と気になる。今のところ大丈夫のようだがそれにしてもどこから水が……。

 毎日静かに過ごしている。ところが何かあるとそれは一変する。ましてや今週は予定が混んでいる。なるべく静かな気持ちで暮らしたい。その矢先、近所の人はゴミに出していた新聞紙が欲しいと取りに来た。そして解体工事のためかダンプカーが出入りする。当分、静かな日々は期待できない!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月9日木曜日

日本画展当番日

  昨日は日本画展の当番日だった。午前中の3時間半の当番は平常、気ままに過ごしているので結構きつい。午後の当番の人がやってきて早めに解放される。いかに自由気ままに過ごしているかがこの期に及んでよくわかる。と同時に束縛のない日常がなんと幸せな事かと改めて感じる。

 他の当番の人と話していると一人は25年、もう一人は30年ほど日本画を習っているという。この秋から習い始めて14年目に突入するがそれでも長く習った気がする。25年や30年も習っている人たちは描いた絵もたくさんあるに違いない。

 昨年、家をリフォームした際、かなりのモノを処分した。その中に絵に関するものもある。これ以上モノを増やしたくない気持ちが昂じて絵を描く木製パネルも一度描いた絵をつぶして再利用している。それも3度目は無理とのことで新たなパネルを買わなくてはいけない。昨日、搬出日に業者に購入したパネルを持って来てもらえばいい、との先生のアドバイスに従う。ある人は3度目に利用するにはパネルに貼った鳥の子紙を剥いで新たに貼ればいい、とか。しかし、なかなかうまく剥げないらしい。鳥の子紙でなくても壁紙でもいいそうだ。リフォームの際、業者に余った壁紙をもらった。それを何とか利用すれば、とも思ったりする。

 昨日電話で鳥の子紙を貼ったパネルを注文すると以前よりもかなり値上がりしている。パネルはかさばるので何とか増やさずに絵を描きたい。これも我が人生の先が長くない、と意識する現れ!?そう思うと毎日が楽しくなくなる。その点、いくら費用は掛かっても旅はいい。どういっても心は満腹になるがモノとしては増えない。これがいい。

 当番を終えるとお昼を食べて八丁堀にある某金庫のギャラリーへ秋の日本画作品展を見に行く。いつもとは違って知らない人の作品が多かった。昨日は最高気温32度、と真夏並みの暑さだ。今日も暑く成りそうだ。

 日本画展が終われば行楽の秋!元気を出して遊ぼう!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月8日水曜日

朝からぼやく!?

 真夏と同じような暑さが続く。昨日は一日よく動いたので朝までぐっすり眠る。今週は作品展関連などで連日出歩く週となりそうだ。今日は朝から曇り。だが蒸し暑い。せっかく街中に出るからには、と予定を入れて出かける。

 作品展は年に1度あるが、その時しか会えない他の教室の人たちと会う機会でもある。自分を含めて皆さんと会えば年々、老いを感じる。新たな人が入ればそれも幾分和らぐかもしれない。が、それはほぼない。

 朝からぼやいても仕方がない。今日も元気を出して頑張る!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月7日火曜日

2025年日本画作品展

 今日から習っている日本画の作品展が始まった。今朝は画材屋さんを中心にして搬入した作品の展示をする。展示には1時間半くらい要した。展示が終わると予定していた日本の書展を見に行く。その前にバスセンターのフードコートでサンドと珈琲の軽いお昼を食べる。紙屋町から広電に乗り、八丁堀で白島線に乗り換えて県立美術館前で下車する。この地下ギャラリーで今日から開催の書展を見る。多くの展示作品のうち知り合いの3作品を主に見る。いつも展示会を知らせてくれる某会の人は昨年母親を亡くされた。その意味なのか「……雲の一人となる」の山頭火の句を書いていた。もう一人は数年前に個人で台湾ツアーに参加した際、知り合った人の書だ。さらにもう1人はフルートを習っていたときの仲間の作品だ。

 久しぶりの県立美術館なので書を見た後は隣接する縮景園に入る。しかし、今日は真夏と同じくらい暑く、また花なども咲いていない。すぐに外に出て広島駅まで歩く。駅前の福屋に入ると折り畳みの日傘を購入。さすがデパートだけあってそれほど高価でもない日傘なのに丁寧に接してもらう。次は同じ館内のジュンク堂に行って京都の旅のガイドブックを購入する。クオカードで購入するが消費税分はⅾポイントで支払う。福屋は何かにつけてdポイントが重宝される。その後、またもカフェに入ってしばし休憩。一休み後はまだ遊び足りないのか1階に立ち寄ると軽そうなバッグがある。それを購入。ところがここはテナント店なのでデパートのような応対ではない。バッグを買っても袋代がいるという。

こも神社の大楠 F6  日本画

室生寺の五重塔 F6 日本画

桔梗 サムホール 日本画

 上の3点の絵は記念にアップしよう。こも(薦)神社の大楠は大分県の中津市にある。室生寺の五重塔はどう見てもうまく描けていない。サムホールに描いた桔梗の地塗りはパネルにマーブリングをして描いた。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月6日月曜日

鉢植えの桔梗

 鉢植えの桔梗が2鉢ある。先日、咲き終わった花柄を摘むと新たな芽が出て再度、桔梗が咲いた。それも咲き終わって花柄を摘むとまたも花が咲く。そして新芽もまた出た。しかし新たに芽を出した花も葉っぱも小さくなる。これが今年の桔梗の見納め、と思ってスマホで写す。狭い庭には他にもカランコエやセダン(万年草)が咲いている。地植えのナデシコは先日まで花をつけていた。10月も半ば近くになるとナデシコも今季の花の時季を終えたようだ。

薄紫の桔梗とその蕾

 今年の夏は暑かったせいか庭に行くとブヨ(蚋)にあちこち刺される。特に夕方がよくない。今朝はあらかじめ虫よけスプレーを振った。お陰で蚋に刺されずに済んだ。

 雨がやんで昨日は最高気温が31度だった。今日も暑くなりそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

鉢植えの桔梗 蕾と新芽がついている

庭にはびこるカランコエ

セダン

2025年10月5日日曜日

トドワラを描く

  降り続いた雨も上がった。久しぶりにカンカン照りの朝を迎える。昨日までの気温とは打って変わって今日は最高気温30度。朝から蒸し暑い。先ほどスーパーから帰るとあの9月の暑さと同様、顔から頭から汗が流れる。まだまだ暑い日は続くようだ。スーパーではまたもシャインマスカットを購入。今回は三次産で560g 1078円(税込み)。他の葡萄と比べて今年は安い。

 昨日は日本画教室の日。今は北海道で写した野付半島のトドワラを描いている。トドワラとはトドマツの枯れたもの。これは簡単そうに描けると思ったら枯れ枝を描くのは難しい。気長に描くしかなさそうだ。

 今週は日本画作品展がある。平常、街中にはたまにしか出ないが、今週は毎日のように出る!? 

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月4日土曜日

『梟の城』

 昨日から雨が降り続く。今朝は暗かった空だが少しだけ明るくなる。雨が止むのだろう。今日でカープの試合はすべて終了する。今年、退団する選手のうち2名は今日午後の試合に出場するとか。晴れるといいが。そう思いつつも今年のカープの試合はまったくといっていいほど関心がなかった。当然テレビの試合も見ていない。やっぱり試合は勝ち試合がいい。

 『梟の城』(司馬遼太郎 新潮社、令和元年百二十九刷)を読んだ。この作品は司馬遼太郎の直木賞受賞作。この本を読む前に『大盗禅師』などの忍者関連の本を読んでいた。そのためか面白く読めた。以下は気になる箇所からメモした。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★(これが、乱波(らっぱ)の目か……)この目は、自分の人生にいかなる理想も希望も持ってはいまい。持たず、しかもただひとつ忍びという仕事にのみひえびえと命を賭けうる奇妙な精神の生理をその奥に隠している。その奇妙な生理が、この男の目に名状の仕様のない燐光を点ぜしめている。……そう思ったとき、宗久の胸のうちに氷がとけるような自然な感情が流れはじめた。……宗久は起ちあがって重蔵に近づき、その厚い肩をかるく打った。(113p-114p)

★(願うてもないくノ一じゃ)五平は、木さるをくノ一の術の対象にしか考えていない。くノ一とは、女という文字を三つに分解してみればわかる。忍者の隠語である。伊賀甲賀の忍者にとっては、所詮、女とはくノ一にすぎなかった。伊賀の施術者たちはこれに偽装の愛を与え、真実愛することを避けた。くノ一の術だけでなく、乱波の術はすべて、おのれの精神を酷薄に置くことによってのみ身を全うしうることを教えている。(167p)

★「われは何じゃ」「梟じゃよ」洞玄はからりと赤い口腔ををみせて笑ってから、「忍者は梟と同じく人の虚の中に棲み、五行の陰の中に生き、しかも他の者と群れずただ一人で生きておる。これで、ひとなみのさむらいの暮らしが出来ると思うか。――そういう余計な心配をするよりおぬし」(310p)

★重蔵は身の危険を感じて反射的に土のそばから跳びすさった。そのとき、木立のなかから、梟の声が聴えた。それは梟のものではなく、忍者が吹く梟笛の音であることを、重蔵は知った。(417p)

★梟の声はただ一声啼いただけではなかった。東に一声すると、西が呼応する。やがて周囲の樹林すべてが、湧くがごとく梟の声を放った。(418p)

★二人はその家の前を通って村の中に入ったが、風雨に堪え残った粗壁の残骸がそこここに墓標のように立って、どこの樹で鳴くのか、ときどき梟の声がきこえた。(573p)

★太閤個人の今日の生存は、重蔵の肉親の悲劇と同質のおびただしい墓標の山の上に成り立っているものだった。太閤みずからをもその無名の墓標の中に叩き込む以外に、彼等の怨みははらされようのないものであった。むろん、重蔵のこの行動の発源が、そうした暗い復仇(ふっきゅう)の精神からのみ出ていたものではなかった。それを遂げなければ、重蔵の生涯は成立しそうになかったのだ。それは忍者の哀しみともいえた。いつの場合でも他人から与えられた目的のために、おのれと他をあざむき通すこの職業の生涯にとって、太閤を殺すという一見無意味の一事は、唯ひとつの真実ともいえはしまいか。この一事によってのみ、重蔵の虚仮(こけ)な生涯は、一挙に美へ昇華するように思えたのである。(しかし、あの女は……)重蔵はふと呟いた。……自分の忍者としての人生に、女が入り込んでくる部屋があろうとは、もともと考えもしなかったことである。(621p-622p)

★「とんだ、茶番であったな、秀吉」重蔵は起ちあがって、くすりと笑った。気の毒でもあり、おかしくもある。自分の身勝手さがおかしかったのである。しかし、これで永いあいだ体のどこかで鬱していた悪血(おけつ)が吹き散ったような爽快感もあった。思えば、人生は不満にみちている。抑鬱が重なれば、それを晴らすために人間の精神は、もっともらしい目的を考えつくものだ。重蔵は秀吉を殺そうとしたが、それは殺さなくても、殺すに価(あたい)するような激しい行為さえすれば、抑鬱は、自然、霧消もする。(――とすると、この男こそ、いい面の皮だった。わしはこの男を殺すことで、ここ数年の暮らしを楽しめたが、しかし、この男の得た所は、藪から棒に殴られるだけだったことになる)くすり、と笑った重蔵のゆとりの中には、そういう人間の精神の滑稽さをわらう感情がある。重蔵の精神の小道具にさせられた秀吉は、相変わらず蒲団の中でころがっていた。……(秀吉、もう会うこともあるまい)重蔵は部屋から消えた。(641p-642p)

2025年10月3日金曜日

NHK ONEへの移行

 10月1日に NHKプラスはNHK ONEへと移行した。ところがその際、利用するgmailなどは大量のため制御不能に陥った。昨日午後、トラブルの解消?と思いながらNHKプラスを見ると午後2時過ぎに解消したとある。ところが前日はわかったのに昨日はどの画面から変更手続きをするのかがわからない。何とかわかったが途中で何度も躓く。それでも何とかNHK ONEに移行できた。次はNHKプラスにはなかったプロファイルを設定しなければいけない。これはどうも本人確認のようだ。プロファイルを決めれば次回からそこをクリックすればNHK ONEの利用可能となる。これはもしかしてだれがどの番組を見ているか、データを集めているのかも、と思ったり。

 夜、寝る前近くになってスマホでのNHK ONEは登録できたがタブレットでは?と気になりだす。タブレットを起動してキーボードで試みる。が、何度か試みるうちキーボードがいつもと違いだす。ましてやgmailがこれまたいつものとは違う。タブレットのgmailに認証コードが送られてこない。何度も試みても送られない。途中で気づく。スマホに何やら音がする。スマホのgmailを見ると認証コードが入っている.しかし、gmailに慣れておらず何度も送られる認証コードだが新たに送られた方でなく古い方を入力していた。途中でそれに気づき何とかタブレットにもNHK ONEへの移行が終わった。

 次はタブレットのプロファイルが残っている。スマホの時はすぐできたがタブレットではなかなか思うようにならない。スマホに問うてタブレットの右上に表示される本人のアイコンをクリックするとスマホと同じようになった。

 タブレットのgmailアドレスとスマホのアドレスを同じにすれば物事は簡単だ。そのはずだったのにこの1,2日の変な使用方法で異なりだす。そのためタブレットのgmail受信履歴も表示されずにいた。が、昨夜、すべてそれは解消できた。

 そして次はNHK ONEのアプリは?と気になりだす。スマホもタブレットもNHK ONEのアプリをインストールしてやっとこれらの件は解決した。

 それにしても何か事あるごとに右往左往してしまう。そしてない頭を使うためか非常に草臥れる。幸い、よく寝る方なのでそれだけでも助かる。そして1件、物事が解決すると嬉しくなる。いつまでこういったことが出来るかわからない。が、せいぜいあきらめずに挑戦する!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月2日木曜日

ネットの時代?

 昨日、画材屋から日本画作品展の絵を今朝取りに行くとの電話があった。朝食後、段ボールに梱包した絵3点を家の前に出す。先ほど画材屋さんが取りに来られた。1,2年前までは9月が展示会の時季だった。が、その頃は暑くて展示会も10月になった。といってもまだまだ暑い。

 今月から奈良周辺の一人旅を予定している。今月の行き先の詳細は決めているが来月、再来月は詳しい行先を決めていない。来月は紅葉のシーズン。ただ談山神社だけは行こうと決めている。ネットで奈良の紅葉、で調べると知らない神社仏閣の紅葉名所が出てくる。その中から行先ごとのアクセスを見るといいところが2か所見つかった。再来月はここに決めよう。12月は京都方面に行くが宿だけは取っているので後日ゆっくり考えよう。

 今月は日帰りツアーにも参加する。これは催行決定を危ぶんでいたが昨日、旅行社からメールで最終案内が届く。この頃の旅はネットで申し込み、またネットで代金を支払う。そして旅の日程表などもメールで送られてくる。以前だったら旅行社に電話して行きたい旅を申し込み、催行決定ならば行程表が郵送され、添乗員からの電話があった。が、今は日帰り旅は添乗員からの電話がない。何もかも様変わりしている。ネットを駆使できなければ旅にも行けない!?

 ネットと言えば昨日からNHKプラスがNHK ONEに変更になった。が、その変更を10月1日、と決めつけたためか変更不可能となっている。それでも見逃し配信は閲覧可能だが。

 このようにネットがすべて万全とは限らない。いつ機能が回復なるか知らないが機能不全に陥ることもあると覚悟してネットを使わないと危ない、危ない。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年10月1日水曜日

多川俊映氏の講演を聞く

 昨日はよく動いた一日となった。お昼を早く済ませて街中に出る。まずは福屋八丁堀店時計売り場に向かう。広島駅を出ると駅に直結して広電電車の乗り場がある。新たになった乗り場で宮島口行の電車に乗り、八丁堀で降りる。長く広島に住んでいる。が、新たな広島駅はまるで他所の地のような感覚に陥る。いつもなら八丁堀までは循環バスに乗っていた。しかし今回は路面電車に乗る。バスだと席に座れるのに、と思いながら電車に乗ると老婆と思われたのか行きも帰りも席を譲られる。ありがたい、と思えばいいのに素直に喜べないものがある。これはなぜ?自分ではまだまだ元気と思っていても人さまから見れば間違いなく老婆!?これが悲しいのかもしれない。

広島駅と直結した広電電車乗り場
 福屋に入ると時計売り場を探す。出かける前は大型電気店にしようか福屋で買うか、迷った。しかし、福屋の方が高くても安心できる。この頃は時計の購入者が少ない、と思ったらそうでもない。メーカーを決めていたのでその売り場に行く。行く前にネットで福屋のHPを調べた。手ごろな価格の時計がある。それを目当てに店頭で話してショーケースから出してもらう。ネットで見るよりも実物の色合いは違って見えた。他にも2点見せてもらったがあらかじめ決めていた時計を購入する。ところが次に行く講演会の時間が迫りだす。別の係には持参した時計の革バンド交換について話を聞く。結果、時間が足りなくなって革バンドはそのままにして売り場を去る。

 福屋からバスに乗って講演会場の国際会議場に向かう。急いだためか開演まで1時間もある。久しぶりの国際会議場に入ると席は前方に座る。講演のタイトルは「心とは――」、講師は興福寺寺務老院多川俊映氏。近年のこの講演会は以前のような線香臭さがなくなった。以前は近郊のお坊さんたちが出席して正面の仏様を拝んで講演が始まった。その際、何やら読経も流れる。これが嫌だった。

 いきなり講演者が出て来て講演が始まる。「心とは――」は「ころころころころかわる」からきているとか。話の中で司馬遼太郎と藤沢周平が出て来た。この2人のことがはっきりと聞き取れなかったが講師は司馬もいいが藤沢周平の方が好みのようだ。藤沢周平?と聞いてメモする。この作家名は知っているがその人の本を読んでいない。これは読まないといけない思いに駆られる。司馬に続いて藤沢周平も、とは大変だが元気でいれば読めるだろう。

 いろいろと聞いた話の最後に「〇△□」になる。これを提唱したお坊さんの名がまた聞き取れない。家でネットで「福岡 〇△□ てんがい和尚」で検索するとてんがいではなく仙厓(せんがい)和尚で見つかった。しかし、出て来た画面を見ると何やら難しそうだ。これは1度読んだだけではわからないと思い、スマホの画面に追加した。後でゆっくり読もう。

 仙厓和尚は今の人ではない。この「〇△□」を描いた絵は出光美術館にあるとか。そして仙厓和尚のゆかりのあるお寺は福岡の聖福寺(しょうふくじ)である。話を知るとこのお寺へも行きたくなる。

 講演終了後、外に出るとここは平和公園の中なので貸し切りバスが何台も止まている。そして外国人のなんと多いことか。平和公園前から八丁堀までバスに乗る。そのときもう1度福屋によって持参の時計バンド交換の話をしようと思いつく。売り場に着くとさっきの男性の係がいた。すぐに持参の時計をあずけて交換をお願いする。この交換はすぐにはできず1か月くらいかかりそうだ。また費用も高い。革バンドと発送費用で2万円くらいもかかる。

 福屋までバスで見る光景は平日の午後というのに何と人出の多い事か。日曜日?と一瞬勘違いするほど市内の人出が多い。広島駅まではまた市内電車に乗る。広島駅は何がある?、というくらい込んでいる。新たな駅ビルをふらつこうと思ったが人の多さにあきらめた。

 講演会で興福寺のパンフをもらった。奈良へ行くついでに興福寺へも行きたい。が、さてさて。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月30日火曜日

プールへ

 あせもの親ができ、それが治るまでプールへ行かずにいた。昨日午後、それもよくなり泳ぎに行く。相変わらずプール内は人が少ない。浅い方で一人泳いでいると声をかけられる。見ず知らずの人だが「良く泳ぐね」と言われ、続いて「何歳?」と聞かれる。背泳ぎで休まずに泳いでいたのでそう言われたようだ。聞いた人は85歳だという。そして近くで一人黙々と泳いでいる男性は90歳だと教えてくれる。「90歳!?」とびっくりして聞いているとそこにはいなかった人だが95歳の人も泳いでいるとも教えてくれる。95歳の人は女性で一人暮らしのようだが、ジムにも通っているという。「会ってみたい!」、というと午前中に泳ぎに来るらしい。元気な人が身近にいると知って驚く。

 今は自転車でプールに出かけていない。が、隣町の循環バスでプールに行くので歩ける間は泳げそうだ。というか85歳、90歳、95歳と元気な人がいると聞けばまだまだ頑張らねば、と元気が湧いてくる。先日の日本画教室でプールで泳いでいた人は一人で泳ぐのが嫌なのでピラティスをする、と話していた。ほとんどの習いものはこれまでひとりで習い始めている。が、水泳は友だちに強引に誘われて泳ぎ始めた。大嫌いだった運動なのになぜか水泳は40年も続いている。そして一人でプールに通っている。昨日は400m(8往復)泳いだ。

 雨も上がって久々に気持ち良い一日となりそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月29日月曜日

『梟の城』を読んだ後は……

 明け方まで降り続いた雨は上がった。今日は曇りの予想だが今はカンカン照りで暑く成りそうだ。午後からひさしぶりに泳ぎに行こうと思っている。先ほどまで『梟の城』の気になる箇所をパソコンに入力した。次に読む本は忍びついでに『戦国の忍び』を図書館で借りた。

 忍者は伊賀と甲賀が有名だ。「若一調査隊」のYOU TUBEを何気なく見ていると最新の動画に伊賀上野城のアップがある。三重県辺りへはツアーでは出かけたことがあるが個人では地理的にもさっぱりわからない。ネットで広島からの所要時間を調べると3時間以上も要する。行きたい気持ちもあるがさてさて。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月28日日曜日

トースト

  昨年の家の改装の際、家にある大半のモノを処分した。その中にトースターがある。昨日、ネット記事を見ているとトースターがなくてもトーストできる、とある。もう1年くらいパンをトーストして食べていない。昨日のお昼、その記事を見てトーストを試みる。フライパンを熱して1分置き、裏返して1分焼いてトースト可能とのことだ。その通りにすると美味しそうにトーストできた。久々にお昼はトーストしたパンを食べる。いつもはトースターがないのでサンドイッチ用のパンを買ってサンドにしていた。スマホに聞くと何でも教えてくれる!?

 だいぶ涼しくなった。10月になると日本画作品展などで忙しくなる。ほかにも秋の旅を予定している。家から出る癖をつけないとどこへも行かれなくなる!?プールで泳ごうとしたら今季のあの暑さであせもの親分のようなものができている。あと1,2日すればそれも治る。そして過ごしやすい季節がやって来る。せいぜい行楽&芸術の秋を楽しもう!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月27日土曜日

『死ぬまでひとり暮らし』

 幾分涼しくなった。久しぶりに自転車に乗って買い物に行く。久しぶり、と言えばいつから自転車に乗っていないのだろう。今年になって買い替えたので梅雨位から乗っていない!?自転車であれば重たいものも買える。これまた久しぶりに半分になった白菜を購入した。

 以下は『死ぬまでひとり暮らし』(和田秀樹 興陽館、2024年初版第1刷)から気になる箇所をメモする。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★ここでわかる いい病院を見抜く三つのポイント(181p-183p)

一つ目は「待合室が明るく、にぎわっているかどうか」です。

二つ目は「口コミ」です。

三つ目が「相性」なのです。

★80歳からの健康診断やガン検診は有害でしかない(186p)

私は多くの高齢者を診てきましたが、健康診断とガン検診こそ、病人を製造するシステムなのだと思っています。

★老後、大事なことは、お金があってもなくても、幸せを見つける方法を知ることです。(225p)

その一つが、過去の自分に参照点を置くのではなく、今の自分に見合ったところに参照点を置くことです。

2025年9月26日金曜日

ちょっとした問題解決!?

 昨日から今朝にかけてちょっとした気になることが解決した。昨年末、家の改装でいろいろと新たになった。その一つにIHヒーターがある。昨日、3口のヒーターのうち右ヒーターが汚れている。マニュアル通りその個所を台所洗剤で拭いてアルミホイルでこすると汚れは消えた。ところが1㎝くらいの丸い汚れは重曹で拭いても初めにもらった洗剤で拭いても汚れが取れない。おかしい!、と思いながらも昨日はあきらめた。

 今朝、歯磨きをしていると左下の前歯が抜けた。昨年末に歯科を変わった際、抜けた歯はそのうち抜けると歯科医から言われていた。一昨日、歯科に行った際、抜けそうと察したのか歯科衛生士は先生に診てもらう予約を入れてくれた。帰り際、抜けたらどうすれば?と聞くと電話を入れるようにという。今朝、歯科に電話してその旨伝えた。歯科医の予約日にいけばよいとのこと。

 気が落ち着いたところでIHヒーターのマニュアル本をよく見た。そして改めて3口のヒーターを見るとほかの所にも丸い箇所がある。これは汚れではなくセンサーだった。

 昨夜はその汚れが気になっていろんな方法で試して汚れを落とそうとした。それがセンサーの印とはなんと間抜けな事か。このセンサー、黒い丸とは異なり、べつの丸でまるで汚れのようについている。それはオールメタル利用でついているようだ。

 それにしても家の改装で新たなことが沢山ある。LED照明器にしても「るすばん」を設定したり他にも多々ある。今はまだ何とかこれらのことについて行っているが、もしも認知がはいればどうなる!?

 せいぜいいつまでも元気で自分で何でも操作できるようにしよう!

 それにしても蒸し暑さは猛暑日並みだ!暑い!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月25日木曜日

眼科へ

 今朝は朝から眼科へ。眼圧は13と17だった。それにしても暑さが過ぎれば次は雨?というほどよく雨が降る。1年のうち、何日いいお天気の日があるのだろう。お天気に左右される年齢になった!?

 家に帰ると某金庫から秋の日本画展の案内ハガキが届く。ハガキの郵便代も110円と高くなった。それもあるのか郵便ではなくほかの形で配布のようだ。

 眼科に行くと入り方が変更となっている。靴からスリッパに履き替えていたが靴のままでよくなった。このやり方は歯科もそうだ。見知らぬ人が履いたスリッパを履くのは嫌だった。特に素足では履けない。

 しとしとと雨は降り続く。そして一日ごとに秋は深まる!?

 ともあれ今日も元気で楽し過ごしましょう!

2025年9月24日水曜日

腕時計

 予約していた歯科へ朝から出かける。今日は歯のクリーニングと聞いていた。歯石除去とクリーニングは違うようだがいつもとそれほど変わりはない。次は来月上旬の予約となったがその週は日本画作品展の搬入・搬出そして当番日がある。毎日が日曜日の者としてはその週は連日、出かける週となりそうだ。

 出かけるといえば今、最も気になるのは腕時計の購入がある。昨年の長谷寺詣でで熱中症になり、つけていた腕時計の革バンドが変になりかけている。この時計は海外に出かけるときの免税品店で購入した。腕時計は金属のバンドだと何か反応がある。そのため革バンドにしている。しかし、皮のためか汗ですぐに変色してしまう。特にこの時計のバンドは一般的な形のバンドとは違う。前回は福屋の時計売り場でお願いした。といってもすぐにはなく品が到着するまで何日も要した。それでも取り換えられたからよかったが、今はもうそれもできないかもしれない。街中に出て新たに腕時計を買う予定だが、この変色した革バンドも買い替えられるかどうかわからない。とりあえず持参して売り場の係と相談しよう。

 この時代に今更腕時計?と思われそうだ。しかし、外に出かけるときは腕時計がないと不便この上ない。手ごろな価格の腕時計を、とも思っている。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月23日火曜日

『中国を見破る』

 ひさしぶりに中国関連の本を読んだ。著者は日本に帰化した内モンゴルの人で静岡大学の教授である。長く中国語を習ったが最近は中国とご無沙汰気味だ。この本を読んで習っていた当時とは違う中国を知る。以下は『中国を見破る』(楊海英 PHP研究所、二〇二四年第1刷)から気になるか箇所をメモした。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★秦の始皇帝が天下統一を果たしたのは紀元前221年。周辺の匈奴は、秦王朝の人たちを「秦人」と呼んでいた。匈奴は、秦人とよく戦争をした。「秦」はアルファベットで書くと「Qin」となり、人間を指す母音「a」が最後につくと「Qina」になる。この「Qina」が西に伝わり、インド・ヨーロッパ語圏、アラビア諸国に入って「China」になった。中国の英語名が「China」であるのも、戦前の日本で「支那」と呼んだのも、「秦人」が起源とされている。(59p-60p)

★漢人の留学生が、日本に来て『中国史叙論』などを書くのも、負け惜しみの精神にスイッチが入ったからだろう。……彼らは「わが国にも長い歴史を貫くひとつの名前が必要だ。そうだ、”中国”がいい」と考えて『中国史叙論』は構想する。「王朝をまたがる数千年歴史」という概念は、梁啓超が発明したものだ。彼もまた、日本に2600年もの歴史があると知ってショックを受けた漢人のひとりだ。(76p-77p)

★ちなみに、北方から遊牧民がやってきたことで、それまで長城の南に暮らしていたプロト・チャイニーズはどう対応したかというと、一部は異民族の支配からどんどん南へ逃れ、いわゆる「客家(はっか)」となった(どこへ行っても客人扱いされるがゆえに、そうよばれるのだ!)。(94p)

★「西域」も方位名詞であるからこそ、本来の固有名詞が存在する。新疆の場合、モンゴル帝国以降は「モグリスタン」という名だった。モグリスタンとはモンゴルの人の土地であり、イスラム化したモンゴル人が暮らしていた。そのペルシャ語での呼び方がモグリスタンである。(118p)

★台湾を中華民族とするのはどだい無理な話だが、かつて中国は「56の民族がいる」と表明していた。ところが最近の中国は、「民族」という言葉を用いない状況に変わっている。その代わりとして使うようになったのが「族群」という言葉だ。(135p)

★中国にはネーションすなわち民族は中華民族しか存在せず、それ以外はすべてエスニックであるという公式見解にたどり着く。そしてそうなると、モンゴル人はチャイニーズでないにもかかわらず、中国に暮らす民族だからチャイニーズ・ネーションとなる(この矛盾を今、押し通そうとしているのだ!)。(137p)

★16世紀にモンゴルを支配した実力者にアルタン・ハーンというハーンがいる。彼はモンゴルにチベット仏教をふたたび導入したことでも知られ、チベットの高僧に「ダライ・ラマ」という称号を与えた人物である。実は「ダライ・ラマ」はチベット語ではなくモンゴル語で、「海のごとき師」を意味する言葉だ。(150p)

★典型的なのは「殺胡口」だ。胡とは胡人で、これは主に西の民族を指す。モンゴル高原から西は、すべて中国にとっては「胡」なのである。日本にも胡瓜や胡麻、胡坐と言った言葉があるが、およそ胡がつくのはイランなど中央アジアから中国へ伝わったもので、要するに中国ではうさんくさいものに対して「胡」という文字を使う。万里の長城から西へ出ていく関所のひとつが殺胡口だ。これはつまり、胡人を殺して出ていく場所、胡人を殺しに行く地との意味が込められている。それに対して乾隆帝が「胡」の字を問題視したところ、漢人官僚が「虎」に変え、殺虎口となった。乾隆帝自身も時々草原に出てトラを射倒しているので、この名前でOKを出したという流れだ。(170p)

★かつてのシルクロードは、長安からローマまでを直接つないだ道ではない。シルクロードという概念は、ドイツの地理学者・リヒトホーフェンが絹貿易の交易ルートが存在していたと仮定して名付けたもので、史実としての道筋はほぼ機能していない。すくなくとも、中国人がシルクロードを通じて欧州の文明地と直接つながっていたというのは、単なる幻想、夢想なのである。現実にさまざまな物を西へ東へ運んでいたのは、中央アジアとインド周辺の遊牧民、そしてオアシスの住民である。東と西は彼らを通じてつながってはいたものの、そのルートの担い手は決して中国人ではない。中国人は自身が建てた長城によって、外へ行くことも禁止されていたからだ(ある意味ありがたいが!)。ところが中国では、「文明の発祥地」である東の中国と、西の文明地を、間の中央ユーラシアを飛び越して結びつける道だという仮説を実現したいと目論んでいる。それが政策の形として現れたものが習近平の一路一帯であって、実態は中国主導の国家秩序を構築するためのスローガンににすぎない。(185p-186p)

2025年9月22日月曜日

『93歳、崑ちゃんのハツラツ幸齢期』

再度、桔梗が咲いた!
 やっと涼しくなった。が、お墓参りから帰るとまだまだ汗が噴き出る。墓地は何者かによって掘り返されて荒れ放題だ。とはいってもそこは我が家の墓地ではなくお墓が建立されてない隣の墓地だ。

 昨日午後は、地元の区民文化センターで開催された金管楽器の演奏を聞きに行く。ただ金管楽器だけの演奏だったが知った曲は1曲もなかった。フルートを習っていたがフルートそのものは金属でできていても楽器の分類では木管楽器に入る。勇壮なトランペットのひびきを聞きたかった。

 来月出かける奈良行きのおとなびを予約した。行きも帰りもOKだ。切符はネットでのクレジット決済だがその都度要求されるワンタイムパスワードにもすっかりなれた。

 年が明けた2月までいろいろと旅の計画を立てている。どういっても6月から9月までは暑くて旅どころではなかった。これから行楽のシーズンになる。せいぜい旅を楽しもう。

 今、勢いがあるのは昨日読んだ『93歳、崑ちゃんのハツラツ幸齢期』(大村崑 中央公論新社、2025年初版発行)による。崑ちゃんが活躍していた時は子供だった。が、本に出てくる人たちはどの人もよく知っている。この本を読んで93歳のがんばる姿を知ると読む者まで元気が伝播される。その年齢まではだいぶあるので元気に遊ばなくてはいけない。崑ちゃんの奥さんは88歳だそうだが、20年前から毎年、イタリアへ2か月間行き、カンツーネを習っているという。これも自分にとっては大いに刺激される。まだまだくすぶっていてはいけない。頑張ろう!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月21日日曜日

アダン

 国勢調査の用紙を受け取る。配布者はただ用紙だけを手渡そうとする。これは変、と思って名前を聞く。すると首にぶら下げたIDカードを見せる。用件があるなら(名前くらい言っても?)と心の声が叫ぶ。何とか名前を聞けた。5年前から国勢調査をネットでしている。その頃はスマホでなくパソコンから送信した。今回はスマホから回答する。

 調査票のQRコードを読み取るとすぐにログインできるようになっている。回答も素早くできてあっという間に終わった。それならば調査票もネットで配信すれば、と思った。が、それでは本人確認が難しいのかもしれない。

 今朝のネット記事に台風18号と19号がダブルでやってくるとある。そしてどちらにも台風の名がついている。この名前は以前から誰がつける?と思っていた。先ほどネットで調べると国際組織である「台風委員会」が命名するとある。それにはアジア名140個のリストがあり、そこから順に命名するそうだ。それが一巡すると最初に戻る。日本はコイヌ、ヤギ、ウサギ……とあり星座をもとにしている。そのため台風発生と同時にすぐ名前が発表されるのだろう。これから台風が来るたび、日本名かどうかが気になる!?

 話は変わって昨日午後は日本画教室に出かける。来月は日本画教室の作品展の他にもいろいろと展示会がある。昨日、他の教室の人が来て絵を描く。他の展示会に出展する絵を先生に見てもらうようだ。その人の名前は知っていたが初めて会った。描いている絵は奄美大島に出かけた際に見たアダン(パオナップルに似た果実だが食べられない)の絵とか。

 奄美大島に出かけたがそれがアダンとは知らなかった。一村は「アダンの海辺」を描いている。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月20日土曜日

芸術の秋到来!?

  某会の人から来月、県立美術館地下県民ギャラリーで開催の日本の書展の案内状が送られてきた。場所は異なるが時を同じくして日本画作品展が開催される。他にもその時期には某信用金庫で秋の日本画展の開催もある。いよいよ芸術の秋到来!?

 案内状を見るとさすがに日本の書展に出展されるとあってきれいな文字で書かれたA4サイズの用紙にコピーされている。このなかに「朝・夕休耕地(隣地)に鹿の大家族がゆったりと草を食んでいます まことなら公園のよう 私が畑に出ると いっせいにこちらを見るので、一人対二十数頭で 見つめ会っています  見張り番の立派なつのをもつ鹿や 小鹿の様子を眺めるいい機会でもあります」と文は続く。その様子を見たいものである。

 この夏は早くも6月に梅雨明け宣言されて9月下旬近くまで暑い日が続いた。やっと秋がやって来る!?夏の暑さが続くので1年のうち、行楽シーズンが少なくなっている。涼しく成れば外に出ようと宿を予約したが、初めて利用する宿はメモしないと忘れそうだ。メモ、と言ってもスマホのメモ利用なのでスマホが何かのトラブルに見舞われると何もかもわからなくなる。命の次に大事なものがスマホになりそうだ。どういっても宿もそうだが旅に関することはすべてスマホ頼みになっている。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月19日金曜日

室井摩耶子の記事を読んで

 水道の蛇口をひねるとやっと「水」がでてきた。連日の暑さで水道水は温水のようだった。そして昨夜、久々にエアコンなしで寝る。このまま涼しくなるといい……。それにしても「暑さ寒さも彼岸まで」、とはよく言ったものだ。

 新聞の『婦人公論』広告欄に室井摩耶子の記事がある。昨日、さっそく図書館でその記事を読んだ。何と104歳になってもお元気そうだ。ただ、大腿骨骨折で3か月入院して指の力が弱くなったとか。この人が90歳のころ古くなった家の建て替えをする旨の記事を読んだ。一般的には子供もいない人がこの年齢で新たに家を建てる!?と思った。しかし、今、104歳ともなると立て替えた家に14年住んだことになる。

 記事を読んでいると月刊誌『ショパン』に記事を書き、今でも一人住まいでヘルパーのお世話になりながら生活しているという。ただ、文字を書く指の力が弱って口述筆記だとか。そして指の力は弱くなったが今でもパソコンを利用しているという。

 この人の動画を探すと103歳時の動画がある。雑誌社のインタビューに応えた動画だ。いずれにしてもピアノで指を使うからなのか話し方もしっかりしている。若い頃、ソ連に船に乗って単身留学している。これだけでも素晴らしすぎる。信念のある生き方をしているに違いない。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月18日木曜日

雨柱

 今朝のネット記事に広島で「雨柱」発生……、とある。この雨柱、初めて知った。先ほどまで外は真夜中のように暗かった。今はだいぶ明るくなっている。それにしても変な天気が続く。今朝、今季初めてエアコンでなく扇風機で過ごしている。それもつかの間、雨が上がれば暑くなりエアコン頼みになるに違いない。予定ではプールで泳ごうと思った。しかし、不安定な天気なので外に出るのもためらいがちになる。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月17日水曜日

アンコール曲の2曲目がわかった!

 先日の演奏会でアンコール曲として演奏された曲名を主催者側にメールで問い合わせた。2曲目はピアソラのオブリビオンでヤブウオンスキーの編曲だという。演奏された中でも特に感動した曲だった。曲名がわかって納得する。というのもピアソラは好きな作曲家でフルートの発表会でもこれとは違う曲を吹いている。楽譜を探すとさらっていた。それなのに曲名がわからないとは情けない。今日からこの曲をフルートで練習しよう!


 もうすぐ秋のお彼岸が来るのに連日、暑さが続いている。それも異常な蒸し暑さだ。早めに買い物を済ませる。昨日は午後から寝るまで11月、12月に出かける旅の宿を探す。10月の宿はすでに予約していた。が、11月と12月の宿を探すうち、いい宿を見つけて10月の宿をキャンセル。そして新たな宿を予約した。11月の宿は寝る前になって予約したが、いつもこの宿はなぜか予約確認メールが入らない。気になることはすぐに済ませないといけない性質なので電話で確認する。その電話もすぐにはつながらず、言われるままに操作してやっとつながる始末。電話で予約確認はできた。

 すぐに寝ようとしたが寝る前のスマホ操作で興奮気味なのか寝つきが悪い。これからは夜にスマホを触るのはやめよう。

 まだはっきりとどこへ行こうか決めていない。とりあえず来月は決めている。11月は奈良の紅葉を見に、12月は京都の紅葉を、と思っている。

 もうすぐ秋のお彼岸が来る。それなのに暑すぎる!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月16日火曜日

クシシュトフ・ヤブウオンスキーのピアノ演奏会に行く

プログラムの表紙

  久しぶりに本格的な演奏会に出かけた。演奏会のチラシを見て発売日にコンビニで購入。そのチケットは前から2列目の右寄りの真ん中あたりだった。演奏者はショパンコーンクールの審査員を務めるクシシュトフ・ヤブウオンスキー。ピアニストご本人も40年前のショパン・コンクールで優勝している。フルートで吹くとショパンの曲はもの悲しさの中に激しさがある。これがいい。当然、ピアノの演奏はさらにいい!

 蒸し暑さも半端ない昨日の午後、自宅最寄り駅から五日市までJRに乗車。ここで降りて乗り換え、広電五日市駅から廿日市市役所駅前まで乗車する。下車後、ホームを降りると大雨が降っている。眼鏡は歩けないほど曇る。それくらい車内と外の気温の差が激しかったようだ。下車後、大雨の中を歩いてコンサート会場に向かうのは大変。そう思ってバスの便を聞くとすぐにはないとのこと。2人の人に尋ねたがまるで旅行気分になる。

 そのうち雨も小降りになったので歩いて会場に向かう。が、早く着きすぎて開演時間までだいぶ間がある。何とか椅子を見つけて一休みする。辺りを見渡すとどの人も静かな佇まいだ。

 会場が開かれた。席は決まっている。クラシックの会場は派手な演出がない。開演時間になった。何とも静かに物事が進む。ピアニストが現れてピアノを弾きはじめる。これまで聞いたこともないような音色だ。この表現は言葉では言い表せそうにない。いつしか真夜中の演奏会にいるような気持になる。

 演奏曲目は以下のとおり。

★ノクターン第3番 ロ短調 Op.9_3

★舟歌 嬰ヘ長調 Op.60

★ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 Op.44

★アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22

★4つのマズルカ Op.24

★ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58

 アンコール曲として★英雄ポロネーズとほかにも1曲演奏された。が、その曲名が残念ながらわからない。曲としては自分好みの曲だった。残念!

 アンコール曲の前にピアニストと通訳、そしてもう1人の3人での話が始まる。会場の音響効果の良さに反響して話が理解できない個所があった。

 終焉後、係にアンコール曲をたずねると無線で他の人とやり取りしていたが途中でいなくなる。変な気持ちになったが気を取り直して広電の駅に向かう。電車に乗るとよほど疲れた顔をしていたのか、それよりも老婆と見抜かれて席を譲ってもらう。申し訳ない気持ちでいた。するとキョロキョロと辺りを見渡していたのか若い外国女性2人がこちらに向かって何か言っている。隣の見知らぬ人に聞くと掛けている眼鏡のフレームが可愛い、と話しているとのこと。こんなことを言われたのは初めてだ。

 家に帰って他の眼鏡を見るとどれも眼鏡のフレームに柄がある。もしかしてその柄が日本的なモノに思われてよく見えたのかもしれない。外国女性2人は日本語で話すが目の前にいるのではなく離れた場所に立っている。それも満員の車内だ。「バイバイ、ありがとう」と告げて先に降りる。

 1歩、家を出ると昨日のような出会いもある。これも人生!同じ生きるなら楽しい方がいい!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

 追記)主催者側に問い合わせると2曲目のアンコール曲はピアソラのオブリビオンでヤブウオンスキー編曲だった。

2025年9月15日月曜日

作品展の絵の梱包

 近所のドラッグストアは4日間の改修を終えて再オープンした。昨日、出かけるとまるでスーパーのようになっている。これまでなかった肉類や野菜、そして果物まである。魚類があったかどうかは覚えていないがもしかしたら切身を売っているかもしれない。数年前にこのドラッグストアが開店するとき、スーパーだったらいいのに、と思った。牛乳や豆腐など重いものはスーパーでなくこのお店で買っている。が、ますます老いていく身としては生鮮食品を扱ってくれるのは喜ばしい。とはいっても元気なうちは品数の多いスーパーへ買いに行こう。

 昨日は他にも作品展に出品するF6サイズの絵2点とサムホールの絵1点を額に入れて段ボールで梱包した。エアコンのない部屋で作業していると汗だくになる。何度か休憩して梱包を終えた。額縁の重さが年々応えるようになる。作品展では額縁のアクリル板を外して出展する。それを外すのも結構手間取る。そして新たな絵に差し替えるのも結構重たくて大変だ。さらには段ボールの梱包はさらに重い。

 展示作品は画材屋が取りに来て下さる。いつその連絡があるかわからないので早めに用意した。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月14日日曜日

「ベタ」

 昨日は日本画教室の日。早めに家を出て1便早いJRに乗る。広島駅に着いたころ、ここから先は踏切の安全確認でしばらく停車との車内アナウンスがある。10分くらい経過後、踏切の安全確認はできた、とのことで列車が動き出す。ところが、1分もしないうちに運転手が線路に降りて安全を確認するとのアナウンス。長くJRに乗っているが、運転手が下りて安全確認するとは驚き。

 教室では野付半島で写したトドワラの絵を描いている。半端なく蒸し暑い日だった。教室が終わると1人がこの後、同じ館内でコンサートを見るという。それまで皆でいつものカフェに行く。いつもは他愛ない話が多いが、昨日に限って政治の話題になる。それも総裁選だ。その前に「ベタ」の話題もある。先日のカフェでは「うり坊」を知らずに笑われた。今回は「ベタ」。何のことかと思ったら熱帯魚らしい。皆、いろいろよく知っている。というか自分だけ何も知らなすぎる!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月13日土曜日

秋はコスモス!?

 スマホで「奈良のコスモス畑おすすめ9選」を見つけた。サブタイトルとして「秋はコスモスのある古都・奈良の風景を楽しもう」とある。9選のうち2か所は来月見に行く予定でいる。秋はなんといってもコスモス。風に揺れるコスモスは風情がある。県内にも備北丘陵公園などの国立のコスモス畑がある。が、手入れの行き届いたところよりも自然のままを生かしたコスモス畑がいい。

 9選を見ていると来月出かける以外の2寺はすでに出かけている。しかし、コスモスの時季ではないのでいつかまたコスモスを見に出かけよう。9選に藤原京跡がある。ここへは橿原神宮駅から徒歩でしか行けないと思った。が、近鉄大和八木駅から橿原市のコミュニティバスで「橿原市藤原京資料室」前で下車後徒歩4分で行けるとある。この秋のコスモスは無理かもしれない。来年には見に行こう!

 毎日何気なく見ているスマホだが、今朝は「そうだ京都へ、行こう。」として「京都 塔頭をめぐる旅 東福寺編」がある。以前に東福寺へ出かけているが秋に出かけていない。

 こんな情報を見ていると行きたい場所がどんどん増える。そのたびにまだまだ元気でいなくてはいけないと思ってしまう。

 昨夜見たYOU TUBEのニュースに奈良の101歳の人が出ていた。颯爽とバイクに乗ってピアノの先生宅に出かける姿はとても101歳には見えない。元気なお年寄りはたくさんおられる。この方を思うとまだまだひよこ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月12日金曜日

2か月ぶりのプール

  2か月ぶりにプールで泳ぐ。着替えを済ませてプールに入ると思ったよりも人が少ない。泳いでいる人は皆無。これ幸いとひとりプールで泳ぐ。最初は水に入ると冷たさを感じた。しかし、いきなり背泳ぎで泳ぎ始めると冷たさはない。久々のプールだが泳ぐと気持ちがいい。2か月ぶりなので300m(6往復)でやめようとした。が、何か物足りず8往復(400m)泳ぐ。

 着替えを済ませて受付に行く。いつも話す係の人と久しぶりに会う。我が家の近くに出来たカフェに行ったそうで満足げに話される。

 昨日はプールに出かける前、ソーラーの腕時計が動いておらず手動で時刻を合わせて出かけた。プールの帰りのバス停で時計を見ると1時間遅れになっている。時刻合わせを間違えたのだろうか。道行く人を探していると若い兄ちゃんが自転車で通り過ぎようとする。その人を呼び止めて「今、何時?」と問うとバス停の時刻を見て「すぐバスは来ます!」と親切に教えてくれた。今どき、時刻を聞く人はいないと思うがそれも仕方ない。どういってもプール前のバス停は1日に5便しかない。とはいってもバスに乗れなければ歩いて家まで帰られるが。

 昨日のプールに気を良くしてこれからもまた元気を出してプールで泳ごう。それにしても水泳は自分に合っているのだろう。どういっても細々と40年以上も泳いでいる。係の若い女性にその旨話すと驚かれた。ついでに小学校の体育の授業は「1」だったと話すとひっくり返るようなしぐさで驚かれる。苦手意識しかなかった運動だ。が、水泳は年老いてなお一層の大きな楽しみになっている!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月11日木曜日

図書館移転の影響!?

 2,3日ぐずついた天気だったが今朝は晴れている。一雨ごとに季節は秋になり、今日の最高気温は31度の予報だ。朝からプールで泳ごう、と勢いづく。スマホのカレンダーを見ると最後に泳いだのは7月15日となっており、2か月泳いでいない。まだまだ暑い日は続くがこれまでのような35度以上の日はもうなさそうだ。元気を出して泳ぎに行こう!

 市内の中央図書館が移転する。そのためその館の所蔵作品は貸出不可能とか。司馬作品の全作品を読もうとしている。が、検索画面で探すもない本がある。司馬作品は1作品が1冊の蔵書ではなく数冊あるのが多い。見当たらない本をおかしいと思いながらネットで購入希望をお願いした。すると先の件のように移転のため購入希望も不可能となった。一昨日の図書館からの電話はそのことだった。そしてその代わりとして司馬遼太郎の短編全集にそれが収めてあるという。今は『梟の城』を読んでいる。これを読み終えてもまだ読み終えていない司馬作品は多い。図書館の移転が完了した後で検索の本を借りよう。

 『梟の城』は文庫本で700頁近くある。この前に『大盗禅師』を読んでいる。これらは忍者本で読み始めはさっぱり意味がつかめなかった。が、『大盗禅師』を読み終えて『梟の城』を読もうとなった。読み終えるまでには時間がかかりそうだが気長に読むつもりでいる。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月10日水曜日

電話機の文字化け

 今日は一日雨が降りそうだ。今朝は雷の音で目が覚める。雷と電話機のディスプレイの文字化けとは何か関係があるのだろうか。昨日から電話機の調子がよくない。文字化けは何年か前にもあった。が、電源を抜いたりして何とかよくなった。昨日も同じように試すと一時的にはよくなった。が、今朝またも雷鳴のためか文字化けする。電話機は2000年に購入したのでもはや25年が過ぎている。かかってくる電話の大半は迷惑電話で用のある電話は年に数件もない。

 その数件の中に昨夜2件電話があった。いずれも区の図書館からだ。この電話番号は登録していなかった。検索して図書館と知る。電話の要件はおおよそ見当がつく。今朝、9時に電話すると予想通りだった。文字化けしても電話はかかるし、またかけることもできる。ただディスプレイが文字化けすると番号が正しく表示されない。そしていつしかその文字化けもなおることが多い。

 25年前に購入の電話機はよく覚えている。大型電気店が広島駅近くに出店した。当時は近くに大型電気店がなかった。その時、初めてパソコンを購入。電話機とパソコン、それにもう一つなにか購入してタクシーで持ち帰った。初めてのパソコンなのに箱から出して設定したことを懸命に覚えている。今と違って25年前の設定は大変だった。それを一人でやった。そのパソコンはNHKテレビのパソコン教室と同じ機種だった。あれから数台ほどパソコンを買い替えた。当時と比べると今のパソコン設定は本当に簡単。とはいってもウインドウズ11に買い替えるのが面倒な年齢にもなった。まあ、その時はその時、何とかなるだろう。

 話は変わって昨日はじめて今季初のミカンを買った。まだ青いままのミカンだが美味しい。先日のネット記事に東京あたりのシャインマスカットが安い旨の記事があった。何と1房が498円とか300円のもあるそうだ。これは粒が不ぞろいらしい。

 我が家の近くのスーパーでは先日買った798円が安かったがそれ以下はまだ見ていない。葡萄は安くなったがリンゴが高い。そして以前よりも小さい気がする。というか、これからリンゴが出回る!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう! 

2025年9月9日火曜日

来月の奈良行き

 今週は曇りの日が多そうだ。が、暑さは変わりなく続く。来月、斑鳩の里に出かける予定でいる。1泊2日の一人旅だが、翌日の予定を立てていない。しばし、奈良のガイドブックを見ながら、さてどこへ?と目を通す。ならまち界隈はインバウンドでにぎわいそうだ。以前、何かで見た木津川にある浄瑠璃寺と岩船寺。スマホの行きたい先リストにこの2寺をメモしている。すぐにYOU TUBEを探すと「若一調査隊」の動画アップがある。これを見て旅の2日目はここに行こうとなった。

 夜寝る際、ふと頭をかすめる。それは奈良に2泊して3日目に神戸の大ゴッホ展を見る?とも思った。今朝、気が変わって大ゴッホ展は改めて行くことにする。

 浄瑠璃寺と岩船寺は共に奈良県ではなく京都府に位置する。が、JR奈良駅から急行バスで30分弱で行ける。ましてや奈良のガイドブックにもこの2寺の掲載がある。また、今回は幸いにもJR奈良駅近くに宿をとっている。もしもこの宿が気に入れば奈良行きはすべてこの宿で、ともおもったり。いずれにしても宿は駅に近いほうがいい。

 今は暑くてどこへも行っていない。が、涼しくなったら他にもいろいろと計画を立てよう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月8日月曜日

幻の済州島行き!?

 今日は一日雨が降るようだ。暑さ寒さも彼岸まで、とあるようにこれから一雨ごとに涼しくなるのだろう。が、まだまだ暑い。

 昨日の地元紙に地元空港発着の済州島の旅がある。これまでいろんな国に出かけているが日本から一番近い国である韓国へは行っていない。というか行かなかった。コロナ禍中の4年前、パスポートが切れてすぐに更新した。が、それ以降未だに海外へは行っていない。

 昨日の済州島を見て一瞬、行こう!と思った。どういっても地元空港午後発で帰国日も午後到着とある。しかし1人参加は旅行社へ問い合わせるようにともある。問い合わせの前に気になるのは食事面。これまでかなりの辺境の国へ出かけている。が、食事で困ったことはほぼない。ところが行こうとする国の食事を見ると聞いたこともない名前が並ぶ。若者の間では韓国ブームのようだが、年老いた身としては匂いのきつすぎるものなどは食べられそうにない。そう思いながらも司馬遼太郎の済州島の旅である『耽羅紀行』を読むと行ってみたくなる。

 行きたくない気持ちが昂じたのか、ここは楽に旅できる国内旅がいいか、となった。

 4年前に更新したパスポートは誕生日が更新日となっている。記念すべきパスポートを利用せずに10年が過ぎるのも面白くない。いつか機会を見て、と思うが先に年齢が増えてゆく。

 『街道をゆく』の「愛蘭土紀行」上下を読んでアイルランドへ行こうと思った。その日から10数年が経った。行きたい国へは平気で出かけていたのに、今はアイルランド行きも幻に終わりそうだ。いえいえ、こんなことでは生きていけない。まだまだどこへでも行く!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月7日日曜日

作品展の案内はがき

 日本画教室に行くと各自の机に展覧会の案内はがきがおいてある。それは来月開催の作品展と別の教室の人のクロッキーの作品展だ。教室の作品展で出品する題目を提出せねばならない。とっさのことで何を描いたかがはっきりしない。頭に浮かんだF6サイズの2点とサムホールの1点を書いて先生に渡した。ところが家に帰ってよく見るとこれ以外にも作品がある。今更、作品名を訂正するのも変なのでこれは来年に回そう。3点の作品名はF6サイズ「こも神社の大楠」「室生寺の五重塔」、そしてサムホールはマーブルに描いた「桔梗」で提出した。

 ということは1年間で描いた絵は4点。たった4点なのに1つを長く描くので前に描いた絵を忘れてしまう。

 今朝も9時過ぎに家を出る。まずは図書館に予約した『梟の城』を借りる。司馬遼太郎の全作品を生きてるうちに読破しようとしている。それに到達までは先は長い。が、『梟の城』は司馬遼太郎が直木賞受賞で世に出るきっかけとなった作品なのでがんばって読もう。これで長編小説のほとんどは読み終えそうだ。とはいっても図書館の蔵書を借りて読む。そのため2000年代に増刷されたのはいいのだが1900年代の蔵書は借りると古い本独特の匂いがして読むのが嫌になる。司馬作品の大半は増刷されているのでそういった本は少ないが、それでも時に匂いに負けてしまう時がある。これにはさてさて……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

追記)昨日から新たな絵を描く。パネルはサムホールで描く絵は北海道の野付半島で写したトドワラ(トドマツの枯れ木)。

2025年9月6日土曜日

歯科通い

 大手旅行社から旅のカタログが送付される。前月までは国内旅行のみのカタログだったが今回は海外旅行が添えられる。コロナ禍前までよく利用していた旅行社からは1,2年前からカタログが来なくなった。いずれにしても今の混とんとした世の中の状況を見ると海外に行くのは考えてしまう。というか、独りで国内をふらついているとツアーそのものがどうでもよくなったりする。それは皆と連れ立って歩くことに抵抗があるのかもしれない。自由に気楽にふらっと出かける一人旅。これほど気軽な旅はないだろう。

 話は変わって昨日は歯科へ行く。昨年末から新たな歯科へ通っている。半年か1年は治療を要する旨、最初に出かけた日に言われた。今、10か月ほど歯科に通っている。1年は満たないが半年は過ぎた。その間、虫歯治療は全くなく歯石除去がほとんどだった。それも昨日の結果で、終わりを告げて次回は歯のクリーニングのようだ。いずれにしても通っている歯科で大変お世話になっている。歯は大事とこの2,3年、思い知らされた。言われるままに歯科通いを優先しよう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月5日金曜日

『遊行期(ゆぎょうき)』

  『遊行期(ゆぎょうき)』(五木寛之 朝日新聞出版 2025年第1刷)サブタイトルとして(オレたちはどうボケるか)を読んだ。この中に「埒」が出てくる。埒が明かない、などと普通に使っていることばだが、この埒が馬や牛を放し飼いにする柵とは知らずにいた。本を読んでわけもわからずにいつの間にか使っている、と思った。読みながらビックリしてしまう。

 著者の五木寛之はなんと70年間、歯科以外は行ってないという。それが70年ぶりに膝の痛みに耐えかねて病院へ行ったそうだ。そこで目にしたものは待合室での患者の多さとか。70年ほどの長さではないが自分自身、眼科と歯科以外は30年くらい行っていない。そしていい医者に巡り合わないと一生の不作とも言う。これは歯科で経験済み。以下は気になる箇所をメモしたもの。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★馬や牛を放し飼いにするときには、柵を作って一定エリアの外へ出さないようにします。その柵を「埒(らち)」と言います。掟や法を破るという意味の「埒を越える」という言葉、あるいは無法者や乱暴者、非常識な人間をさす「埒外」という言葉がある。埒外に似た言葉で化外(けがい 王化=中央権力の及ばない地方)、垣外(かいと 垣根の外、こじき)という言葉もあります。(179p)

★「転」は埒を越えること、「雑」は埒を作らないことと言えるでしょう。つまり、垣根を作ってその垣根の中にいるのではなくて、常に「越境者」でいる。そういう意識を持つことがすごく大事だと思います。……音楽にしても、クラシック音楽から歌謡曲など大衆音楽まで、ものすごく幅がある。その幅の中の一カ所に音楽を固定する必要はなくて、あれもこれも音楽という受け止め方があるわけです。(188p)

★私が最終的に大事にしているのは自由人であること、つまり「自由に生きる」ということです。だから埒を越える「転」、埒を作らない「雑」を大事にしているわけです。(198p)

★要するに、自由でいるためには幅広い教養が必要なんですね。やはり一筋の道よりも「転」や「雑」という多様な道のほうが、いろんな教養に触れることができます。だから頑固者よりも「文弱の徒」のほうが長く自由でいられるんじゃないか。もちろん、一筋の道を選ぶのも多様な道を選ぶのも、本人の勝手、自由です。しかし、多様な道のほうがすくなくとも不自由ではないし、刺激も多く、悪いボケにならないのではないでしょうか。(199p)

2025年9月4日木曜日

『大盗禅師』

 先日来から読んでいる『大盗禅師』(司馬遼太郎 文藝春秋、2003年第4刷)をやっと読み終えた。読み始めは読むと言っても字面を追っている感じで意味もよく分からずにいた。ところが読み進むにつれて面白くなる。以下は、気になる箇所をメモしたもの。これを読み終えて次は司馬遼太郎が直木賞を受賞した『梟の城』を読む予定でいる。その本は今、図書館に予約中。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★「廻国者」(かいこくもの)という、そういう言葉が、肉声でひびいてくる。そのことばは、かつて金井半兵衛が仙八に教えた。幕府は、廻国者という諜者(ちょうじゃ)を諸国にまわらせているという。(あれは、半兵衛のいう廻国者ではないか)ちなみに徳川幕府の一性格は、密偵政治であったということがいえるであろう。鎌倉幕府にも織豊政権にもこの性格はなかった。徳川家とその官僚が創始した。時代によってそのやり方はさまざまにちがう。この仙八が生きた時代である徳川初期よりも以後の、将軍吉宗の代にこの方法がしきりにつかわれ、吉宗自身がその諜報組織を掌握して諸大名の内情をさぐらせ、統御上の資料にした。吉宗以後はこの制度が衰え、多少の消息を経て幕末までつづく。(84p)

★人間は、人間関係で生かされている。妙なやつにかかわりあうな、かかわりあえば、その妙なやつの妙な活力に禍されておそるべき運命に堕ちてしまう。それを予知してひらひらと避けて生きるのが兵法というものだ、という意味のことを亡父が仙八におしえ遺したが、その遺訓でいう妙なやつというのが、(この眼前の折助のような男ではあるまいか)とおもわれた。……この由比正雪と名乗る折助は視線をゆるゆると遊ばせたまま、さほどのことをいうわけでもない。が、たまになにかいうと、半兵衛も仙八も電光に撃たれたようにびくりとしてしまう。たとえば、「世の中のことはすべて気の迷いさ。徳川幕府がえらく見えるというのも人間の気の迷い、錯覚。正気にもどれば、そのあたりの野小屋でもあるかのようにわずかの風に吹かれて飛ぶ。からからと飛ぶ。あとは芒(すすき)の原」……要するに権力というのは世間の錯覚から成立している、と折助は説く。徳川権力というのは、関ヶ原盆地におけるわずか五、六時間のたたかいの結果、あっという間に成立したが、「その徳川家康が、関ヶ原において絶対の強であったか。そうおもうか」――どうだ。(100p-101p)

★折助の銀平。という名称は、この稿以後、この物語では消してしまわねばならない。「由比正雪」ということにしよう。(128p)

★禅師の足もとに、犬が絡みつつ歩いている。「人間の利口より、犬の愚の方がはるかにましさ。仙八」とよび、「おまえは正雪の道具になると約束したそうだが、その料簡はまちがっている。わしの犬になれ。孔子は忠(まじめ)を尊ばれた。しかし人間は忠ならず、天がうんだいきもののなかで、忠にして実なる魂をもつものは犬だけだ」という。……「考えてもみろ」と、禅師はいった。「天下をくつがえしてまるまる盗みとろうという仕事をやるのには、みなが犬のような忠実さでわしに仕えぬかぎり、できぬことだ」「すると正雪は?」「あれは猫の性(しょう)らしい。飼い主につくすよりも身のほうが可愛いというやつだ。……そこへゆくと、仙八は」「犬ですか」仙八は、闇のなかで苦笑した。(246p)

★日中の熱気は、堪えられたものではない。このながすぎる航海が、仙八の意識をひどく単純にした。――鄭成功に会う。という、ただそれだけのことしか自分の生存の目的が考えられぬ人間になってしまった。それが蘇一官のねらいでもあったのだろう。(298p)

★隆(たかい)鼻、するどい目、赤樫の材をみがきあげたような頬の色、仙八はこれほど精悍な容貌をみたことがない。それが、顔いっぱいで笑っており、やがて仙八の前にきて手拱(こまね)き、儒礼による敬礼をした。「鄭成功でござる」おどろいたことに日本語である。(304p)

★秋から冬にかけて、仙八は鄭成功とともに各地に転戦した。清軍は、日に日に南下している。かれら北方の騎馬人はかつて自分の種族の名前を、「女真(じょるちん)」とよんでいたが、征服事業がすすむにつれて、「われわれはマンジュである」と改称した。漢民族はその発音に満州という文字をあてるようになった。改称の理由は、政治的なものであろう。かれらは長城のむこうの東北地方(満州)で半農半牧をいとなみ、ときに集団をくんで長城のむこうを侵し、そのため漢民族からきらわれ、怖れられ、「女真」という種族名はあたかも強盗、悪人、無法者という印象(海からやってくる倭寇もおなじ印象だが)をあたえつづけてきたが、いまこの中国に大帝国をたてようとするにあたり、その悪印象をぬぐうために「マンジュ」に変えたのである。この種族は、むかしからどういうわけか文殊菩薩を信仰していた。文殊とは知恵のホトケであり、かれらにすれば侵略者でなく平和をもたらすホトケの軍隊であることを印象づけたかったのであろう。もっとも漢民族は底意地がわるく、これに文殊をあてず、満州の文字をあてた。(327pー328p)

★「父上はどこに在(おわ)す」「清軍の陣営に」と、崑崙奴は答えた。清軍の陣営で鄭重に遇されているという。しかも、鄭成功にも自分に同ぜよ、清軍に降(くだ)ってここへ来よ、と言い、そのための自分は使いにきたのです、とこの男はいった。「殺父報国(さっぷほうこく)」という旗幟(きし)を鄭成功がかかげたのはこのときからであり、彼の盛名が日本はおろか、遠く南蛮ににまできこえるにいたるのもこのころからであった。彼は国姓の朱姓を賜っている。みなそれを尊んで「国姓爺(こくせんや)」といった。爺は年齢とは関係のない敬称である。が、鄭成功とその艦隊は、基地をうしなった。(335p-336p)

★武人鄭成功は、この厦門・金門の両島の占領後、「国姓爺(こくせんや)」というそういう通称で日本はおろか世界にその存在を知られるにいたる。日本では「和唐内」という名前でその事歴が近松門左衛門によって脚色された。「国姓爺合戦」がそれである。余談だが、この鄭成功という人物ほど、その死後の歴史のうえで幸福な存在はない。……なまみの人間としてはありうべからざるほどに無私なその義心と、その民族独立の戦いへの強烈な持続精神と、武将としての天才性という三つが、歴史のなかでのかれの名声の鮮度をこうも長くもちつづけさせている要件であるにちがいない。(350p-351p)

★「謀叛も軍学のひとつ」というのが、正雪の持説である。もっとも正雪は謀叛ということばをつかわず、すこしばかり気取って、「易姓革命」ということばをつかった。人民の支配者は天によってえらばれた有徳のものである、もし王に徳がなくなれば天はたちどころに命(めい)を革(あらた)め、他の有徳者に命ずる、というのが古代中国の革命思想だが、正雪はこのことばをこのみ、「殷の湯(とう)王も周の武王も、ともに悪王であるであるその主君を伐ってこれにかわったが、いずれもこれはむほんではない。天命が革まったのである。漢ノ高祖劉邦もおなじで、沛(はい)の田舎町から身をおこして兵をあつめ、関中を攻め入って秦帝国の大軍をやぶり、それをほろぼした。すべてむほんではない」――むほんこそ。と、かれはいう。最高の軍学である、と。正雪の戦争学によれば、最高の戦争とは革命戦であるということになる。(417p-418p)

★先頭を、禅師が歩いている。――おれは天下を盗む大盗だ。……禅師はもはや日本謀叛にとって無用のがらくただし、もし正雪の乱がおこれば幕府もすてておかないであろう。(497p)

2025年9月3日水曜日

いい人生とは!?


 昨日のネット記事に「心理学者が提唱。『いい人生』を送るために必要なたった1つのこと」として以下のように述べている。その1部を引用しよう。

★ある人の人生はほかの人よりもある面では高度かもしれませんが、幸福感、目的意識、心理的な豊かさは、良い人生を構成する1つの要素あるいは側面を示しており、1つの要素だけで独立したタイプの人生にはなりません。一般的に、幸福感を重視する人は、安定性やポジティブなマインドセットに価値を置き、目的を重視する人は、強い道徳心を持つ傾向があります。一方、心理的な豊かさを重視する人は、好奇心や自発性に価値を置く傾向があります。……しかし、もっとも重要なことは、自分が何者であり、何に価値を置いているのかを見極める自己認識力を身につけること。なぜなら、それがあなたにとって良い人生とは何かを定義するからです。

 これを読んでわかったようなわからないような気持になる。ともあれ自分の価値観で生きるしかなさそうだ。

 昨日はまた、広島市の電子図書館がオープンした。これはWEB上の図書館。先ほど覗いてみると興味深そうな本がある。これからますます老いていく身としては家に居ながらにして本が読めるのは嬉しくもあり、またありがたい。大いに利用しよう!

 今朝も9時からスーパーに行く。ドコモのdポイントがすぐにたまる。先日スーパーで利用しようとしたがうまくいかなかった。今朝、再度試みるとOKだ。これからたまったポイントはスーパーで利用しよう。

 今朝もシャインマスカットを購入。福岡八女産のシャインマスカットは先日買ったのよりも小粒。400gで798円(税抜き)と安くなっている。この秋はイチジクも大量に出回っている。個人的にはいくら安くておいしくても梨は食べない。それは親がいつも言っていたことにある。梨を食べると百年瘤ができる!?梨好きの人には申し訳ない!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年9月2日火曜日

持っているフルート楽譜

 フルートを長く習った。10月のウインドウズ10のサポート終了に伴って使用中のパソコンがいつどうなるかわからない。これまで気になることはWordに保存していた。が、ブログに公開すればどこからでも見ることができる。そう思ってこれまで習ったフルート曲や持っているフルート楽譜をまとめ、またメモとしてアップしよう。ついでに長年愛用のフルートもアップしよう。ちなみに我がフルート愛用歴は33年!総銀製でハンドメイドのムラマツ製のフルート。
愛用のフルートとパソコン

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

『フルートによる愛の歌曲集』
・見えない笛 サンサーンス 
・夢のあとに フォーレ 
・カディスの娘たち Delibes’
・スペインのセレナーデ (君の心を開け)ビゼー 
・我が母の教え給いし歌 ドボルザーク 
・マンドリン ドビッシー 
・ヴォカリーズ ラフマニノフ 
・はちすずめ Chausson
・ハバネラ形式による小品 ラヴェル
・ジュ・テ・ヴ サティ
・ブラジル風バッハ第五番:アリア ヴィラ・ロボス


『フルート名曲300選vol2 40選』
・トロイメライ シューマン 
・メヌエット ボッケリーニ 
・タンゴ アルベニス 
・ガボット ラモー  
・亜麻色の髪の乙女 ドビィッシー 
・小さな羊使い ドビィッシー 
・春の歌 メンデルスゾーン 
・インドの歌 リムスキー=コルサコフ 
・ロマンス(オペラ「愛の妙薬」より) ドニゼッティ 
・子守歌 ゴダール 
・ヴォッカリーズ ラフマニノフ 
・天使のセレナーデ ブラーガ 
・セレナーデ ドリーゴ 
・ボレロOP. 2-2  オーギュスト・ドメルスマン
・ヴェニスの謝肉祭変奏曲 オーギュスト・ドメルスマン
・感傷的なワルツ チャイコフスキー 
・マドリガル シモネッティ 
・アダージョ・ノーブル ドンジョン 
・奉献唱 Op .12 ドンジョン
・思い出 ドルドラ 
・祈り ガリボルディ 
・プティ・ファンタジー・コンセルタント ジュナン
・アンダルージュ ペッサール
・協奏曲第3番「五色ヒワ」作品10第3番第1楽章より ヴィヴァルディ
・カンツオーネ アンデルセン
・レジェンド アンデルセン 
・セレナード・ダム―ル アンデルセン
・エレジーOP. 55-1 アンデルセン
・庭の千草変奏曲 クンマー 
・スイス民謡による変奏曲 ブレプサン
・蝶々 ケーラー
・夕べの歌 ケーラー 
・ロマンス サン=サーンス 
・ロマンス二長調 サン=サーンス 
・ロンドニ長調 モーツアルト 
・ロンドホ短調 フランツ・クサヴァ・モーツアルト 
・ロッシーニの主題による変奏曲 ショパン 
・小川のほとりOP.33 ヴェツガー
・マズルカOP . 16 ドップラー 
・ノクチュルヌOP. 17  ドップラー 

(発表会で吹いた曲)
シューベルトの子守歌 1992年
ゴセックのガボット 1993年
シューベルトのセレナーデ 1994年
ユーモレスク ドボルザーク 1995年
シシリエンヌ フォーレ 1996年
アヴェ・マリア 1997年
道化のセレナーデ シュルツ 1998年
アルペジオーネ・ソナタ シューベルト 1999年
タイスの瞑想曲 マスネ 2000年
アンダンテK. .315 モーツアルト 2001年
リベルタンゴ ピアソラ 2002年
交響曲第3番第三楽章 ブラームス 2005年
愛の挨拶 エルガー 2007年
スラヴ舞曲集第2集第2番 ドボルザーク 2011年
亡き王女のためのパヴァーヌ ラヴェル 2012年
Nocturne NO.20 (遺作) ショパン 2013年
ヴァイオリン協奏曲第二楽章 チャイコフスキー 2014年
アヴェ・マリア カッチーニ 2015年
精霊の踊り グルック 2016年
天使のミロンガ ピアソラ 2017年
望郷のバラード ポルンベスク 2018年
ブラジル風バッハ第5番アリア ヴィラ・ロボス 2019年

(2011年~現在までさらったフルート曲  ブログから抜粋
ヴィラ・ロボス ブラジル風バッハ第5番アリア 
フランツ・クサヴァ・モーツアルト ロンド
フォーレ 無言歌
チャイコフスキー ロマンス
ドルドラ serenade 
グリンカ ノクチュルヌ「別れ」
ドヴォルジャーク カヴァティーナ
ボロディン ノットルノ「弦楽四重奏」より
ポルムヘルム 望郷のバラード 2018年発表会
ドリゴ セレナーデ 2018.5
Chopin nocturne 21番遺作ハ短調 2018.4  曲集26選
ショパン ノクターンOp.9No.2 2018.2
Tchaikovsky 感傷的なワルツ  2017.12
ヴィラ・ロボスのブラジル風バッハ 2017.11
ピアソラ 天使のミロンガ 2017年発表会
ダニーボーイ
Nocturne (Lili Boulanger)
春よ、来い
目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ
アラベスク
アンダーソン そりすべり
ます
朝の歌(Mattinata R.Leoncavallo
フィンランディア
スラヴ舞曲第10番Op.72―2(ドボルザーク)
カヴァレリア・ルスティカーナ
きよしこの夜
アダージョ (アルビノーニ)
精霊の踊り 2016年発表会
だったん(韃靼)人の踊り
月の光 (ドビッシー)
鳥の歌
交響曲第5番第二楽章(チャイコフスキー)
”Dance of the Reed Flutes”(from The Nutcracker)
Waltz(Tchaikovsky)
Waltz of  the flowers(Tchaikovsky)
Scene(Tchaikovsky)
カッチーニ アヴェマリア 2015年発表会
交響曲第4番第二楽章(チャイコフスキー)
SCENE from Swan Lake(チャイコフスキー)
ロミオとジュリエット(チャイコフスキー)
交響曲第6番第一楽章(チャイコフスキー)
メロディー(チャイコフスキー)
Andante Cantabile Op.11(チャイコフスキー)
waltz(チャイコフスキー)
NONE BUT THE LONELY HEART(チャイコフスキー)
K.331(モーツアルト)
ヴァイオリン協奏曲第二楽章(チャイコフスキー)
K.320(モーツアルト)
K.492(モーツアルト)
K.527
K.339
K.377
K.618
K.467
アリア(モーツアルト)
K.511
ショパンのノクターン(遺作)発表会
モーツアルトのシリーズからK.581の4楽章
k.298
K.285bの2楽章
モーツアルトのK.525の第一楽章
k.525 第二楽章
モーツアルトのk.165
モーツアルトのK299
モーツアルト作曲「フルートとハープのための協奏曲 KV299 
アンダンテL. Beethoven ロマンツェ ヘ長調 (Romanze op.50)
小さな黒ン坊
亡き王女のためのパヴァース M・Ravel 
夢 ドビュッシー
モーツアルトのアダージョ「フルート四重奏」よりで”Quartetto KV285”の第2楽章(オペラ「魔笛」第2幕でタミーノが吹いている曲)

『40フルート小品集』(ムラマツフルートレッスンセンター出版)楽譜は持っていないが他の曲集と被る曲が多い 
ラモー/ガボット 楽譜あり(40選)
ヘンデル/ラルゴ 楽譜あり(31選)
J.S.バッハ/アダージョ(BWV564より)
J.S.バッハ/ラルゴ(BWV1056より) 楽譜あり(31選)
J.S.バッハ/ポロネーズ(管弦楽組曲 第2番 BWV1067より) 楽譜あり(31選)
J.S.バッハ/バディネリ(管弦楽組曲 第2番 BWV1067より) 楽譜あり(31選)
グルック/精霊の踊り(歌劇「オルフェウス」より) 
ゴセック/ガボット 
ボッケリーニ/メヌエット 楽譜あり(40選)
ベートーヴェン/ト長調のメヌエット
ドニゼッティ/ロマンス(歌劇「愛の妙薬」より) 楽譜あり(40選)
H.シュテックメスト/「歌の翼」による幻想曲 Op.17 No.1 楽譜あり(31選)
ビゼー/メヌエット(組曲「アルルの女」より) 練習済み
J.ドンジョン/パン 楽譜あり(31選)
J.ドンジョン/ナイチンゲール Op.8 楽譜あり(31選)
E.ケーラー/子守歌 Op.30 No.2
ノブロ/メロディー 楽譜あり(31選)
ショパン/ノクターン 練習済み
ゴダール/子守歌(歌劇「ジョスラン」より)
フォーレ/子守歌 Op.16 楽譜あり(31選)
フォーレ/シチリアーノ Op.78 練習済み
ドヴォルジャーク/ユーモレスク Op.101 No.7 練習済み
リムスキー=コルサコフ/インドの歌(歌劇「サドコ」より)楽譜あり(31選)
マリー/金婚式 楽譜あり(31選)
チャイコフスキー/感傷的なワルツ 楽譜あり(40選)
ラフマニノフ/ヴォカリーズ Op.34 No.14 楽譜あり(40選)
パガニーニ/カンタービレ Op.17
エルガー/愛の挨拶 Op.12 練習済み
A.シモネッティ/マドリガル 楽譜あり(40選)
ドルドラ/思い出 楽譜あり(40選)
アルベニス/タンゴ Op.165 No.2 楽譜あり(40選)
ドドリーゴ/セレナーデ 楽譜あり(40選)
ブラーガ/天使のセレナーデ 楽譜あり(40選)
ポルディーニ/踊る人形
ドビュッシー/夢 楽譜あり(26選)
ドビュッシー/小さな羊飼い 楽譜あり(40選)
ブレプサン/スイス民謡による変奏曲 楽譜あり(40選)
クンマー/「庭の千草」変奏曲 Op.157 No.6 楽譜あり(40選)
ショパン/ロッシーニの主題による変奏曲 楽譜あり(40選)


『フルート名曲26選』全動画あり
・かざらぬ告白トーメ
・「シエラザード」より リムスキー=コルサコフ
・メヌエット「ディヴェルティメント」より モーツアルト
・アダージョ「フルート四重奏」より モーツアルト (オペラ「魔笛」第2幕でタミーノが吹いている)
・シシリエンヌ パラディス
・ノクチュルヌ第5番 フィール
・踊る人魚 ボルディーニ
・ロンド フランツ・クサヴァ・モーツアルト
・オルゴール リャードフ
・ノクチュルヌ「別れ」 グリンカ
・マドリガーレ シモネッティ
・ノクチュルヌハ短調 ショパン
・ノクチュルヌ変ホ長調 ショパン (遺作21番)
・アダージョとアレグロ シューマン
・アレグレット・グラティオーソ「交響曲第8番」より ドヴォルジャーク
・カヴァティーナ ドヴォルジャーク
・ピツイカート「シルビア」より ドリーブ
・無言歌 フォーレ
・serenade ドルドラ
・夢 ドビィッシー
・小さな黒ン坊 ドビィッシー
・ノットウルノ「弦楽四重奏」より ボロディン
・鉛の兵隊のマーチ ピエルネ
・ロマンス チャイコフスキー
・ロマンツエ へ長調 ベートーヴェン
・間奏曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」より マスカーニ

『笛吹たちのフルート曲集』
・月の光 ドビッシー
・フィンランディア シベリウス
・「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲 マスカーニ
・韃靼人の踊り ボロディン
・きよしこの夜 グルーバー
・鳥の歌 カタルニア民謡
・私を泣かせてください ヘンデル
・ます シューベルト
・アダージョ アルビノーニ
・スラヴ舞曲第10番 ドヴォルジャーク
・朝の歌 レオンカバッロ

『ピアソラ曲集』
・リベルタンゴ 
・ビオレンタンゴ
・オブリビオン
・孤独の歳月
・アディオス・ノニーノ

フルート名曲31選』
・シチリアーノ フォーレ
・子守唄 フォーレ
・メヌエット(「アルルの女」より) ビゼー
・間奏曲(「カルメン」より) ビゼー
・春の歌 メンデルスゾーン
・アンダンテ モーツアルト
・「歌の翼」による幻想曲 ステックメスト
・ナイチンゲール donjon   未習
・パン! Donjon
・メロディ ノブロット   
・「タイス」の瞑想曲 マスネ
・ガヴォット ゴセック
・妖精の踊り グルック
・子守歌 コッフラー
・春の海 宮城道雄
・シチリアーノ バッハ
・ボロネーズ バッハ
・バディネリ バッハ
・小舟にて ドビッシー
・亜麻色の髪の乙女 ドビッシー
・小さな羊使い ドビッシー 
・シューベルトのセレナーデ Schubert
・アヴェ・マリア ゴウノッド
・トロイメライ シューマン
・ラルゴ(オンブラ・マイ・フ) ヘンデル
・白鳥 
・金婚式 Marie
・ユーモレスク ドボルザーク
・インドの歌 リムスキー・コルサコフ
・熊蜂の飛行 リムスキー・コルサコフ 未習
・ハンガリー田園幻想曲 ドップラー 未習

『新フルート名曲集』
・交響曲第4番「イタリア」第3楽章 メンデルスゾーン
・朝の雰囲気 グリーグ
・交響曲第3番第3楽章 ブラームス
・若い王子と王女 リムスキー=コルサコフ
・狂詩曲「スペイン」 シャブリエ
・ワルツ ドリーブ
・ヌピアノ踊り グノー
・スラヴ舞曲第2週第2番 ドヴォルジャーク
・ジークフリートの牧歌 ヴァーグナー
・花のワルツ チャイコフスキー

『22フルートアンコール曲集』全動画あり
・アダージョ アレッサンドロ・マルチェッロ  
・アダージョ ジョゼフ・エクトール・フィオッコ 
・ロンド ウオルフガング・アマデウス・モーツアルト 
・シシリエンヌ マリア・テレジア・フォン・パラディス 
・「五月のそよ風」無言歌第23番 フェリックス・メンデルスゾーン
・踊り ジョアッキーノ・ロッシーニ
・清らかな女神よ ヴィンツエンゾ・ベッリーニ
・カヴァティーナ ヨゼフ・ヨハヒム・ラフ
・メロディ ピヨートル・イリイチ・チャイコフスキー
・妖精の踊り アントニオ・バッツイーニ
・くちづけ ルイジ・アルディーティ
・我が母の教え給いし歌 アントニオ・ドヴォルジャーク
・アンダルーサ エンリケ・グラナドス
・あなたの声に心は開く カミーユ・サン=サーンス
・チャールダーシュ ヴィットリオ・モンティ
・スペインのセレナーデ スピル・シャミナーデ 
・ルーマニア民族舞曲 べラ・バルトーク
・夢のあとに カブリエル・フォーレ
・フランクールのスタイルによるシシリエンヌとㇼゴードン クライスラー
・ホラ・スタッカートグリゴラシュ・ディニック
・愛の小径 プーランク
・エストレリータ ポンセ

追記)フルートの習い始めのころの教則本はここに収めていない。

2025年9月1日月曜日

つま先立ち


 今朝も9時になると外に出る。いつもと違って鉛雲の空だ。郵便物をポストに入れ、図書館の返却ポストに本を返す。そのあしでスーパーへ行く。

 昨日ネットでみた医師である垣添忠生のつま先立ちに関心を抱く。垣添は1日につま先立ちとかかと立ちを100回しているとか。いきなり100回は大変とかで10回から始めるようにとある。つま先立ちは知っていたがかかと立ちは初めて聞く。正確なやり方が知りたくて他の人の動画をみるとつま先立ちはつま先で2秒たち頭が振動するくらいの力でかかとをつけるといいらしい。この方法はかなり気に入って昨日から行っている。

 この1か月余り行きかえりが暑そうでプールで泳いでいない。運動不足を実感しているのでこのつま先立ちは大いに参考になる。

 ネット記事と言えばほかにも写真の整理についての記事がある。50冊くらいあったアルバムから写真をすべて剥がし、何度か処分した。それでもまだ何百枚、もしかしたらそれ以上残っている。記事によると写真を見て楽しい思い出があるものだけを残すといいらしい。これは実にわかりやすい方法と思った。

 これは何も写真だけではなく自分とかかわりあるものすべてに言えそうだ。生きてくうえで大切なのは「元気で楽しく」との思いがある。そんな気持ちに反するものは身の回りから排除するしかない!?

 と思いながらもこう暑くては、と写真の整理ができそうにない。そのうち涼しくなって処分しよう。

 話は変わって毎日のように線路わきを歩いて買い物に出かけている。線路のまわりにはかなりの種類の草などが生えている。そのなかに小さい花をつけた朝顔を見つけた。線路の金網に咲いている小さな紫に惹かれ、1枝ほど手で摘んで持って帰る。この頃は朝顔さえも見ることがない。

 途中、見知らぬ人と出会って立ち話をすると朝顔がしおれた。水につけると元気を取り戻す。

 そう言えば今回と前回の日本画教室で先生からヤマブドウのジュースをいただく。前回は炭酸で割り、今回は氷で割ったヤマブドウのジュース。味が濃く美味しいジュースだった。ヤマブドウそのものは他の教室の人がたくさん育てられているそうだ。先生は炭酸も容器も氷もすべて持参して飲ませてくださった。感謝、感謝!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月31日日曜日

「寫実(しゃじつ)の極致 それを慈悲という 高島野十郎」

 連日狂うような暑い日が続いている。今朝は一番に図書館へ行って予約確保の本4冊を借り、隣接する生協で買い物を済ませる。今日の最高気温は35度。朝から半端なく暑い。

 帰宅後、今朝の日曜美術館をNHKプラスで見る。長く生きて来て一番とも思えるほど感動した高島野十郎。タイトルは「寫実(しゃじつ)の極致 それを慈悲という 高島野十郎」。この人の回顧展が千葉の美術館で開催されている。7年位前に福岡の美術館で高島の絵を見ている。千葉の美術館の絵画を福岡の学芸員などが解説する。もうそれを見るだけで感激してしまう。千葉の後は福岡で開催される。これは是非とも見に行かなくてはいけない。本当に楽しみだ。
 
 生涯で自分が感動するモノ、コト、ヒトはそれほど多くない、と思う。その中に高島野十郎は自分が絵を見て、そして生き方に感動してしまった。「寫実の極致 それは慈悲という 高島野十郎」、なんと素晴らしい!

 話は変わって昨日は魔の土曜日到来、という日だった。2週間ぶりで出かけた日本画教室。列車が来るまで暑さしのぎにホームの冷房完備の休憩室に座っていた。ところが何を慌てたのかJRに乗ってすぐに傘を忘れたと気づく。隣の駅で降りればいいものを列車の遅延が発生している。仕方なく目的地まで乗車した。下車後、自宅最寄り駅にTELするも使えなくなっている。仕方なく広島駅の忘れ物センターに電話してその旨告げると後で返事をくれた。傘は自宅最寄り駅で預かってくれていた。
 
 さて教室。室生寺の絵を完成させたはいいのだが、その前に先生はいつもの水干絵具ではなく、岩絵具を溶いて仕上げるように言われる。すでに水干絵具を溶いていた。それからがさあ大変。何を思ったのか、水干絵具の蓋をせずに動かしていた。あちこちに絵具が飛び散り、床が絵具で染まる。これを見た人から靴に絵具がついていて動くたび床が汚れる、と。傘は忘れるは、絵具で床は汚すは、で散々な土曜日になった。

 次回の教室では北海道で写した写真を絵にする予定でいる。

 それにしても図書館で借りた本が溜まった。ボケっとせず、本を読もう!
 
 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月30日土曜日

『大盗禅師』から

 司馬遼太郎の『大盗禅師』を読んでいる。500頁もある文庫本だが、読み進むにつれて面白くなってゆく。このなかに鄭成功が出てくる。台湾に出かけた時、赤崁楼で聞いた話を思い出す。それと五島列島の旅でフリータイムに明人堂などに出かけ、明代の倭寇を思ったりした。

 先ほどブログの下書きに記した1部分をアップしよう。それは以下である。

★秋から冬にかけて、仙八は鄭成功とともに各地に転戦した。清軍は、日に日に南下している。かれら北方の騎馬人はかつて自分の種族の名前を、「女真(じょるちん)」とよんでいたが、征服事業がすすむにつれて、「われわれはマンジュである」と改称した。漢民族はその発音に満州という文字をあてるようになった。改称の理由は、政治的なものであろう。かれらは長城のむこうの東北地方(満州)で半農半牧をいとなみ、ときに集団をくんで長城のむこうを侵し、そのため漢民族からきらわれ、怖れられ、「女真」という種族名はあたかも強盗、悪人、無法者という印象(海からやってくる倭寇もおなじ印象だが)をあたえつづけてきたが、いまこの中国に大帝国をたてようとするにあたり、その悪印象をぬぐうために「マンジュ」に変えたのである。この種族は、むかしからどういうわけか文殊菩薩を信仰していた。文殊とは知恵のホトケであり、かれらにすれば侵略者でなく平和をもたらすホトケの軍隊であることを印象づけたかったのであろう。もっとも漢民族は底意地がわるく、これに文殊をあてず、満州の文字をあてた。(327pー328p)

 この上記の部分は大いに参考になる。まだ200頁ほど読み終えていない。久々に面白く本を読んでいる。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月29日金曜日

スローライフで見つける、現代の「自由」とは

  ネット記事に「スローライフで見つける、現代の『自由』とは」がある。それは以下のようだ。

★近年、慌ただしい日々を送るのではなく、毎日をじっくりと味わいたいと考える人が増えています。 スローライフは、単なる生き方ではなく、「深み」や「本物の体験」を重視する質の高い選択肢として見直されています。 人々は今、料理や読書、目的のない散歩といった、小さな行為の価値を再発見しています。 退屈を恐れるのではなく、人生に必要な「休息」と捉えるようになったのです。 「スローダウン」とは、単にペースを落とすことではありません。人生の優先順位やリズムを見つめ直し、自分のエネルギーを何に注ぐのかを明確にすることです。 マルチタスクから離れ、目の前のことに集中する。そうすることで、私たちは真の「今」に意識を向けることができます。 自分のペースと方向性を自分で選ぶこと。現代において、ゆっくりと生きることは「自由」そのものなのです。

 このなかの「料理や読書、目的のない散歩」は自分にとってあてはまりそうだ。ただ「目的のない散歩」はちょっと飛躍して「買い物に行く」になるかもしれない。また我が家の狭い庭を毎日眺める、になるかもしれない。いずれにしても★の個所は自分にとってとても大事だ。

 今朝も9時になるとスーパーへ行く。オリーブオイルも高くなっている。400gが798円(税抜き)。以前だったら500円台だった。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月28日木曜日

ピオーネ

今季初のピオーネ

 昨日はカープの試合開始前から雷鳴が轟き渡る。雨雲が通り過ぎる位置情報を見ていると5分刻みに表示される。それも正確に。これで試合ができる?と思っていたら1時間遅れで開始された。その頃は雨も上がる。それにしても我が家に集中して雷が落ちるのでは、とも思えるほどの雷鳴だった。

 今朝は幾分涼しさを感じる。しかし日中は暑く成りそうだ。スーパーへ行くとなんと大漁と報道された今年のサンマが1匹498円もする。サンマやイワシは魚類でも安いと思っていたが今はそうとは言えない。サンマは買わなかったが今季初のピオーネを買った。1房600gで980円(税抜き)とお手ごろ価格。先日買ったシャインマスカットよりも60gほど少なめだ。が、ピオーネはシャインマスカットよりも粒が大きい。

 この暑さ、9月10日までの予報を見ても今と変わらず同じように暑い。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月27日水曜日

今日は雨!?

 午前3時ごろ大雨で眼が覚めるもすぐに小降りになる。今日は一日ぐずついたお天気のようだ。暑いのを言い訳にして久しく髪をカットしていない。9時になって美容院へTELすると午後1時の予約が取れた。雨降りの1日だが蒸し暑さは半端でない。午後、カットに行くのでスーパーはその時に出かけよう。

 1日に1度は運動を兼ねて外に出ないと運動不足になる。本来ならばプールで泳ぐのが一番いい。だがプールに出かけるまでが問題だ。この暑さでプールの往復に耐えられない。いつになったら涼しくなる!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月26日火曜日

スニーカーとウオーキングシューズ

 今朝は蒸し暑さが半端ではない。午前中は雨が降るようだが、午後は晴れる!?昨夜は最高に暑い夜でエアコンの設定温度をいつもよりも1度下げて寝たら夜中に寒くなって目が覚めた。今朝は遠くで雷が鳴り響き、今は雨が降っている。この蒸し暑さで買い物に行くのは無理がある。が、毎朝飲む牛乳とトマトジュースは欠かせない。家の前のドラッグストアで購入した。たったこれだけの事なのに家に戻ると汗が噴き出る。

 先日買ったニューバランスのスニーカー。このメーカーの靴は10数年前に初めて買った。その当時はこのメーカーが何なのかわからなかった。ところがネット情報なのでその良さを知るにつれ、メーカーを意識する。買ったはいいが靴のサイズの見方もわからず、ましてや「996」云々と数字が記してあることもわからずにいた。暇つぶしにネットで検索すると靴のサイズはわかりにくい場所に記され、靴の数字も多い方がどうもよさそうだ。

 とはいってもおなじ「996」でもピンからキリまである。すべては記号でわかるようだ。そしてもう一つ調べて分かったことがある。誰もが知っていると思われるスニーカーとウオーキングシューズの違いだ。先日買ったのはスニーカーでウオーキングシューズではないらしい。次に買うときはウオーキングシューズを買おう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月25日月曜日

dポイント

 スーパーでdポイントを使おうとした。電波状況が悪いのか思うようにスマホの操作ができない。何とかdポイントの画面を出した。レジで今日の買い物をポイント決済しようとするとできない。何度か試みてもできなかった。dポイントはちょっと油断するとすぐに増える。しかし、dポイントはどこのお店でも使えるとは限らない。

 帰宅後、なぜdポイントが利用できないのか考えた。dポイントのバーコードの画面を出すとポイント数が黒い・・・で表示される。これはいつもの画面とは違う。その横の>を押すとポイント数が出た。これが本来の表示画面だ。これでやっと納得。次回からポイントが使えそうだ。

 いつものスーパーは食料品だけではなくちょっとした日用品や衣類などを売っている。家の近くにはこのスーパーにしかそれらを売っていない。今朝は安くなった衣類を買った。しかし、これはdポイントが使えなくてお店のポイントカードで決済した。

 この先2週間の天気予報を見るとまだまだ33,4度の日が続く。本当にどうなっているんだろう。エアコンもフル稼働だ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月24日日曜日

新たな発見!?

 パソコンでネット記事を見ていると「逆張り現象」というキーワードがある。先日、お笑い芸人のXを見ていると何度か「逆張り」が出る。すぐにスマホで調べると相場で使われる語彙らしい。それから飛躍して大勢の意見に逆らって少数派が述べることを逆張りというようだ。 

 この意味はわかったが、パソコンでこれを調べようとした。するとスマホのようにマイクが出て来て声で検索できた。これにはびっくり。以前からパソコンでもマイクで検索できたのかもしれないが、今朝はじめて気づいた。早速試すとスマホと同じように検索結果が文字になって出る。

 来月になるとピアノコンサートや興福寺の多川俊英氏の講演会に出かける。その来月はもうすぐやって来る。毎日、暑い、暑いとばかり言って過ごしている。が、暦の上では秋が来ている。午後のひととき、暇つぶしもかねて遊びに行く計画を立てる。昨日、先日届いた旅のパンフからまだ先の話だが、新年1月下旬のツアーを申し込む。その勢いで秋に個人で出かける奈良の旅の宿を予約する。

 この奈良行きは斑鳩の里3寺院に咲くコスモスを見る目的がある。なるべく宿は奈良駅近くがいいと思って探す。2,3か所ネットで予約していると思うようにスマホ操作ができない。しばしあきらめて夕飯後、べつのホテルに予約すると予約できた。

 世の中、あらゆるものが高くなっている。ホテルもそれにもれず結構な金額だ。金銭をどうこう言っていてはどこにも行かれなくなる。

 宿といえば神戸の大ゴッホ展と福岡の高島野十郎の回顧展がある。この2つの展覧会は個人で見に行く。どちらも日帰りで、とも思ったり。とはいってもその時の気分で大いに気が変わるかもしれない。というか、神戸はツアーと個人で出かけたことがある。しかし、神戸そのものの観光をしたことがない。その意味でも一泊してもいいか、と思ったり。

 また秋はやっぱりコスモスが見ごろだ。斑鳩の里ではないが日帰りツアーで県内のコスモスを見るツアーにも申し込んでいる。さらに秋が深まれば次は紅葉だ。これは11月下旬!?この計画も立てないといけない。いろいろとスマホにスケジュールを入れている。まだまだ遊びたい気持ちがあるので元気でいなくては……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月23日土曜日

『風神の門(下)』

 天気予報を見ると来月5日まで34,5度の暑い日が続く。今朝も9時を過ぎるとスーパーへ行く。別に毎日スーパーへ行かなくても、と思ったりする。が、これも運動を兼ねてのことで癖にして出かけている。

 以下は『風神の門(下)』(司馬遼太郎 新潮社、平成二十八年六十五刷)から気になる箇所を抜粋した。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★(殺しはしたが、樹から樹へ炎を舞わしなが飛びわたっていた芸は、なまなかな忍者ではできる芸ではない)むささびの術、というべきか。とおもったとき、才蔵は、関東の忍者のなかに風魔(ふうま)という血族集団がいるというはなしを思いだした。むろん、伊賀者である才蔵でさえ、その一類という者をみたことがない。樹から樹へととびわたる術に長じ、山中に迷い入った大軍が、わずかな風魔のために悩まされ、ついに武器をすてて逃げたというはなしがある。(すると獅子王院という謎の忍者は、風魔のことか)(38p-39p)

★「餅がほしいのか、それとも酒か」この宿場の茶店は、どの店でも、一日じゅう餅をつき、つきたての餅を客にたべさせている。駿府は、かつて府中といい、そのむかしは「阿倍ノ市(あべのいち)」といった。今も市中を流れている川を、安倍川(あべかわ)という。この宿の名物の餅は、その名をとって「安倍川餅」とよばれていた。(100p)

★(この男が、稀代(きたい)の忍者なのか)風魔は、もとは異人種だという。なるほど顔つきにそれらしいものは感じられるのだが、しかしふとんの上にあぐらを掻いているこの獅子王院の小さな姿からは、稀代の術者という異様さは想像できない。ただの百姓の作男に似ていた。(108p-109p)

★その城攻めの名人である秀吉が、まもる側に立って設計し、金に糸目をつけずに構築したのが、大坂城である。要塞としての精巧さ、規模の大きさは、日本はおろか、大明(だいみん)、呂宋(るそん)、南蛮にもこれほどの金城鉄壁はないだろう。(こまった。……)家康は、若いころから、悲しみだけは深く蔵する男だ。しかしこまったとき、うれしいときだけは、まるで少年のように露骨に表情に出すくせがあった。これは、かれの美点といえた。家康にこの愛嬌があったために、家康の部下たちはかれを愛しぬいてついに天下取りにまで仕上げたのである。(126p)

★住持が去ったあと、才蔵は感心して、「おぬしは、よい忍者じゃ。良忍ハ友ヲ得テ百年徒(うつ)ラズ、ということばがある」伊賀流の古語のひとつだ。その意味は、よい忍者というものは、忍者以外の社会に終生すんで友人から信頼され、尊敬される者でなければならない、ということだ。それでなければ、情報あつめができない、ということである。(184p)

★「お名は?」と塀の上から才蔵はおだやかにたずねた。「新免宮本武蔵という」と、武士は答えた。……十七歳のときに、西軍の宇喜多秀家の家来新免伊賀守の手に属して関ヶ原に出役し、その後流浪して剣を自得した。いま大坂城に入城しているのは、かつて青年のころに西軍に属したゆかりがあってのことだろう。「ぬしは、なんという」「忍びじゃ。名などはない。しかし人は、霧隠才蔵と呼んでいる」(314p)

2025年8月22日金曜日

眼科で

 今日の最高気温は予報によると36度とある。これは暑い、と思って朝からスーパーとドラッグストアに出かける。帰宅後の流れる汗は体中から噴き出る。着ていた服をすべて着替えてどうにか汗も落ち着く。いつものようなカンカン照りではないが蒸し暑さは半端でないようだ。

 昨日の眼科では眼圧は15と18。暑さの中、来院の人は少ない。眼科医は女性のかなりの年配者。もう長くは医院を続けられるとは思えないが変わらずに通っている。医師との雑談で文庫でもどんな小さな文字の本でもパソコンでもスマホでもなんでも読めると言った。すると昨年までガラケーを使用されていた先生は手もとに置いていたスマホを出された。まだ何も利用できないと言われるので何でもスマホに問えば応えてくれる旨話す。マイクの印に向かって話す旨、さらに告げた。先生は画面の応答を見て驚かれる。

 スマホ初心者が偉そうに人に教えるほどではない。にもかかわらず自分自身、わからないことだらけのスマホに向かって問いかけると大概解決した。その思いがあるのか、わからなければ人に問うのもいいがスマホに問えばさらにいい、との思いがある。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月21日木曜日

講演会と2件の展覧会

 昨日届いた郵便物に年に1度開催される講演会の案内状がある。今年は9月末、興福寺の多川俊英氏を迎えての講演会だ。この講演会は某金庫メーカーが主催し、清水寺と興福寺の偉いお坊さんが一年ごと交代で講演される。本当に楽しみだ!

 ほかにも某旅行社から旅のカタログが届く。そのうち、10月の日帰り旅をWEB上で申し込む。出かけようとする気持ちが強かったのかクレジット決済もスムーズに終わった。旅のパンフの中に神戸で開催される大ゴッホ展のツアーがある。これはツアーではなく個人で見に行こう!

 まだ真夏の暑さが続いている。一昨日知った高島野十郎(やじゅうろう)回顧展は福岡、大ゴッホ展は神戸で開催される。涼しく成れば遊びに行きたくなる。この2か所の展覧会は遊びも兼ねて行くには好都合だ。それにしても暑さが気になる。この暑さ、9月になっても続くようだ。長期天気予報では10月も暑いとか。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月20日水曜日

国府のシャインマスカット

 先日の新聞訃報欄に見たこともない文字があった。どうしてもこの漢字が気になるので休み明けの新聞社に電話で問い合わせた。家にあるどの辞書にも掲載がない、パソコンのIMEパッドで探すもない、電子辞書の手書き入力にもない、と話した。係はパソコンを操作しながら話しているらしく、IMEパッドにない旨言っていた。

 これ以上聞いても無理と思った。今朝、まだこれにこだわりがあり改めて「新聞掲載の漢字」についてスマホに問うと「新聞の漢字使用基準」がある。この漢字は新聞に印字されていた。素人にはわからない印刷技術があるのだろう。

国府のシャインマスカット
 昨日、今年初のシャインマスカットを買った。お盆時にはシャインマスカットは1房が2500円くらいした。ところが昨日、生協でみると1房は1680円(税抜き)で重さは660gもある。昨年は1房が1000円くらいで買えた気がする。が、今年は何もかも高値だ。リンゴ1個が350円もする。この時期の好きなネクタリンは小さいのが4個入りで600円、と何でも高い。思い切ってシャインマスカットを買った。

 これは国府産とある。広島県や岡山県が葡萄の産地で鳥取県(国府)は梨のイメージがある。これまたネットで調べると国府はシャインマスカットを「万葉のしずく」として売り出している。

 ネット記事といえばほかに高島野十郎の回顧展がある。このニュースを目にしたときはうれしかった。まさか、まさか、と思って何度も記事を見る。今、千葉県で開催中でその後10月11日から福岡の県立美術館で開催される。数年前に地元紙を見てこの人の絵を知った。1本のローソクなどの絵がある。新聞で絵を見た瞬間、気に入ってしまった。その頃は福岡県立美術館で開催中で海外旅行の帰りにタクシーに乗って絵を見に行った。その後に画集を購入。それを読めば読むほどすごい人に思えた。その人の絵が10月に福岡に来る。これは本当に楽しみ!

 秋の旅のスタートはこの回顧展からになる!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月19日火曜日

先が見えてきた!

 昨年末から歯科通いを続けている。昨日午前中、予約の時間に歯科へ行くと歯科通いも終盤を迎えるように思えた。というのもこの先の予定はどうなるのかを聞いてみた。すべては次回の様子にかかっているらしい。とはいっても歯科通いが終わるのではなく定期的な歯石除去はこれからもあるようだ。

 どういってもこの9か月間の歯科通いは毎回、ほぼ歯石除去だった。通い始めに歯科医師から半年か1年はかかる、といわれた。その通り半年はとっくに過ぎた。長く生きてきたがこの歯科医院に通う前までの歯科のなんとお粗末なことか。今思ってもぞっとする。通っている歯科を教えてもらった人に本当に感謝しかない。このことは歯科だけでなく内科でも外科でも程度の差があると思う。いい医者にかからないととんでもないことになる。ここまで生きて来て改めてそう感じた。幸い、いい歯科医院を教えてもらって本当によかった。

 昨日はこれまでの歯ブラシではなく新たな歯ブラシをすすめられた。使い心地はとてもいい。そして昨日、PG菌という張り紙を見た。これは何?と問うと歯周病菌だとか。いろいろ策を練って患者に品を買わせる!?買わせられなかったが……。
 
 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月18日月曜日

ピアソラの曲を聴きに行く

 日曜日の昼下がり、「夏の思い出」~繋ぐ希望のサウンド~と題したコンサートに出かける。場所は地元の区民文化センター。午後2時開演、と暑い時間帯だったが演奏曲目にピアソラがあり、前から楽しみにしていた。ピアソラは前半の演奏の後の休憩後に演奏された。それは「ブエノスアイレスの夏」「オブリビオン」「アヴェ・マリア」の3曲だ。ヴァイオリン、チェロとピアノでの演奏だった。バンドネオンの入らないピアソラの演奏もいい。

 演奏を聴きながらいろんなことが頭をよぎる。以前、市内で開催されたピアソラ五重奏団の演奏を何度も聞きに行った。もちろんそこにはバンドネオン奏者の小松亮太を迎えての演奏会だ。そこはビル最上階のホールでビールを飲みながら聞くスタイルの演奏会。この頃も開催されているのだろうが夜のコンサートに出かけなくなったので詳細はわからない。かなり前には市の文化センター大ホールで五重奏団のコンサートもあった。

 コンサート終了後のアンケートにピアソラの演奏会をお願いする旨、書いた。このほかにも頭をよぎるのはもう30年以上も前に出かけたポルトガルでのファドの演奏だ。故郷を想うサワダーデの概念がファドを生んだ。この曲に魅せられて帰国後、市内北部の町で開催されたファドを聞きに行ったことがある。倉庫か蔵を改造してホールにしてある。その時はファドの女王である月田秀子を迎えての演奏会だった。我が家から遠くにある会場なのに聞きに行ったことを思いだす。

 ピアソラのタンゴもポルトガルのファドも激しい曲の中に哀愁が漂う。これが人をひきつける!?ジャズの本場アメリカへはペルーに出かけた際、ロスに2泊しただけで音楽は聴いていない。生きてるうちに本場のジャズを聴きたい希望がある。それはさてさて……。

 ほかにもスペインのフラメンコがある。これは夜中に開催され、途中で眠くなってホテルへ引き上げた。その点では少々残念な気もする。

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2025年8月17日日曜日

クオカードが届いた

 年末に蛍光灯の照明器具4台をLEDに変えた。残る1台は今年度に変える。新たにLEDに付け替えると昨年度は1世帯当たり、1万円×世帯人数がクオカードで県から送られた。今年度は5千円×世帯人数が送付される。昨日、それが送付されてきた。しかし、部屋を閉め切ってエアコンをつけ、しかもYOU TUBEを見ているとドアホンが鳴っても気づかない。郵便受けに郵便局の再配達の知らせがある。それをもとにして再配達をお願いする。お願いするも無料の電話と有料とがある。無料の固定電話から再配達の手配をするが、その項目が10くらいある。

 ちゃんと再配達の仕方を読まずに電話機に向かうと番号を押し間違えたりする。またもはじめからやり直しだ。2度目で何とか再配達の手続きを終えた。先日の民間業者の再配達伝票では配達する人の携帯電話に連絡すればよい。ところが郵便局は以前は電話で連絡した。しかしこの頃は自分で電話機に向かって手続きをしなければならない。何もかも合理的になる世の中だがその分、しわ寄せも感じる!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月16日土曜日

桔梗の花柄摘み

 2鉢ある鉢植えの桔梗の開花が終わった。ところがネットで調べると咲き終わった桔梗の花柄を摘むとまた花が咲くとある。朝食後、さっそくネットで見たとおりに桔梗の花柄を摘むとまるで花が咲く前のようになった。桔梗は大好きな花だ。もう1度花が咲くと思うと嬉しくなる。この秋、桔梗の花が咲き終わると来年も咲くように手入れが必要だ。これもネットで調べよう。

 先日、雨が上がったころ、伸び切った名も知らぬ花と咲き終わった紫陽花を切った。狭い庭には以前の大きな植木はもう何もない。しかし、植木でなく花でも雨が降れば大きく育つ。何も植えなければいいが、ついついかわいい花を見ると植えたくなる。紫陽花は来年花を咲かせるために上の部分を切った。これだけでも多量のゴミになる。そして体中を虫に刺される。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月15日金曜日

めずらしい文字

「ささ」と読む

  今朝の地元紙を読むと訃報欄にめずらしい苗字の掲載がある。先ほどまで家にある「中日大辞典」「学研漢和大辞典」「新選漢和辭典」そして電子辞書で目的の文字を探す。が、どうしてもわからない。パソコンのIMEパッドの手書き入力で調べてもあてはまる文字は出てこない。ウ冠に発の上の部分に山と書いてある。苗字のふりかなをみると「ささ」とある。

 辞書はこのほかにも中国で買って帰った分厚い辞書があった。しかし、この辞書を探すがわからない。年末のリフォームで大半のモノを処分した。その際に捨てたのだろう。
 
 この人名をどうこう言っているのではない。世の中、めずらしい文字があると思った。新聞に掲載があるからこの字は生きているのだろう。新聞社に電話で聞こうとしたら18日までお盆休みだった。

 今、アップするのにいいアイデアが浮かんだ。この文字を手書きして画像にすればわかりやすい……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月14日木曜日

『風神の門(上)』

 この3,4日間、ぐずついた天気から打って変わってまたも暑さが戻ってきた。この暑さはこの先ずっと続くようだ。 以下は『風神の門(上)』(司馬遼太郎 新潮社、平成二十八年六十五刷)から気になる箇所を記そう。このなかの「投宿人が自炊し、マキだけは宿から買うのである。マキ代のことを、木賃(きちん)といった」とある。これが「木賃宿」といわれるのだろう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★「そうであろう。そうでなくては、猿飛佐助ではない。それほどの技術をまなぶのに、われわれは、三歳のときから、死ぬようなくるしみを重ねて、こんにち、猿飛といわれ、葉隠れといわれるほどの者になった。これほどの修業を、たれのためにした。主人の犬馬になるためか。ではあるまい。おのれのためじゃ。おのれが、たれの奴婢になるためではなく、技術だけでのびのびと世ひろやかに生きてゆくためであった。とすれば、猿飛佐助ほどの忍者が、ただのくず侍と同様、忠義、恩義などと念仏を唱えるのは妙ではないか」「わしにはわからぬ。が……」佐助は小あじで単純な男なのだ。「人には、それぞれ生き方がある。わしは、おぬしが笑うその忠義というものが好きでな。たれかのために命を捨てようと思うとき、身も心もはずむのじゃ。これも男の一生ではないかと思うている。ところで、才蔵。どういうこんたんがあって、わしをここへ誘いだしたのか。それを早う申せ」「佐助、わしと手を組まぬか」……「……じつをいえば、わしは、大坂の豊臣右大臣家に忠義をつくさねばならぬ恩義はなにもないが、生生世世(しょうじょうせぜ)裏切れぬ」……「それが」それが、いま紀州高野山のふもとの九度山に隠棲する真田左衛門佐幸村であるとは、佐助は口がさけてもいえない。が、才蔵は、そこまで聞けばカンがはたらく。世上には、うわさが高い。……もし徳川と豊臣のあいだに戦端が開かれるとすれば、豊臣家が、天下の牢人のうち真っ先に招くのは、真田幸村であろうと。いや、幸村は、すでに裏面では豊臣家とむすびつき、打倒徳川のための指揮を紀州九度山からとっているかもしれない。「佐助、見えたぞ」才蔵は笑った。(163p-165p)

★日が暮れると、才蔵は、旅館の下男に心付けをやって、飯を炊かせた。このころの旅館は、食事をつけない。投宿人が自炊し、マキだけは宿から買うのである。マキ代のことを、木賃(きちん)といった。(242p)

★伊賀流忍術における幻戯(めくらまし)は、源流をたずねれば、おそらく中国の仙術と、インドの婆羅門(ばらもん)の幻術になるだろう。このふたつを術者として統合したのが役ノ行者(えんのぎょうじゃ)。名は小角(おづね)。大和の鴨族の出身で、七世紀の古代日本に活躍した。はじめ大和葛城山で修業し、三十年穴居して山を降りず、ついに仙術をえてから、大峰、二上、高野、牛滝、神峰、箕面、富士などを遍歴しつつ術技をみがき、晩年、九州を周遊し、豊前の彦山にのぼったが、以後消息を絶った。霧隠才蔵の時代よりもはるかに後年の寛政十一年、時の天子光格天皇からオクリ名されて、神変大菩薩の勅号を受けた。で、この人物が天智帝の御代、フジワラノチカタ(千方)という怪人に術をさずけ、千方が、伊賀の四鬼という四人の人物(金鬼、風鬼、水鬼、隠形鬼)にそれを伝えたということが、太平記巻十六に出ている。それが、源流である。じらい、千年の間、伊賀の山里でその技法はみがかれてきた。(319p)

2025年8月13日水曜日

「室町」

 先ほど塔婆を持ってお墓に参る。お墓へは涼しくなってから、と思った。が、9月になっても暑さは続くようで気を取り直して出かけた。お盆のこの時季、以前ほどではないが安芸門徒特有の竹でできた盆灯篭がお墓に並ぶ。母が健在のころは世間体があると思ったのか墓地のまわりに盆灯篭を数本立てた。母亡き後も盆灯籠を少ないながらもしばらくは立てていた。ところが、我が家は安芸門徒ではない。父の宗派である日蓮宗は昨日お寺で受け取った長い塔婆を立てる。いつの間にか塔婆だけを立てるようにした。出かける前から異常な蒸し暑さだった。帰宅後はシャワーを浴びる。

 以下は今読んでいる本ではっとした箇所からの抜粋。「たのみがある。わしの伊賀の生家の下忍どもが、むかしから京の室町で口入れ稼業の店を出している」「分銅屋でござりまするな」(194p)の件がある。さらに「ちかごろ急にはやりはじめた今様(流行歌)である。はじめは、六条室町の遊女町でうたいだしたものらしい」(195p)(『風神の門(下)』(司馬遼太郎 新潮社、平成二十八年六十五刷)

 このなかの「室町」にはっとする。日本史で江戸時代、鎌倉時代とあるように幕府の置かれたところがその時代になっている。「室町」を見て室町時代は京都の「室町」から来ていると気づいた次第。何を、と笑われそうだ。では安土・桃山時代の「安土」「桃山」も当然幕府がその町にあった。

 今でこそ司馬遼太郎の本を読んでいるが元来、歴史嫌いだった。他にも元々嫌いだったものに運動と絵を描くことがある。それが年老いて一番苦手意識のあったこの歴史、運動、絵画が今では好きな部類になっている。これは我ながら何という変化?と思わざるを得ない。とは言いながら、他にも知らないことが多すぎる。先日の日本画教室の後のカフェで笑いものになった。それは「うり坊」。初めて知った。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月12日火曜日

塔婆

 今朝はお盆の塔婆を受け取りにお寺へ行く。いつもならその足で塔婆をお墓に持って参る。しかし2日間降り続いた雨が上がり、蒸し暑さは半端でない。とりあえず塔婆は家に立てかけて置く。この頃はお寺との縁も薄くなる。が、途切れてもよくないのでお盆の時だけ塔婆をお願いしている。そして久々にお上人の奥さんと話す。帰りに昨夜、行われた盂蘭盆会のおさがりをいただく。少しだけと思ったら箱入りだった。

 お寺から戻ると塔婆を玄関内に立てかけてすぐにスーパーへ行く。久々に仏壇に供える花を購入。生花を買ってもこの暑さですぐに枯れてしまう。が、室内に造花は変、と思って生花を購入した。そして雨で2日間ほど出かけなかったのでいろいろと購入する。

 家に戻るとエアコンはつけていても汗びっしょりになる。落ち着く間もなく上から下から着替える始末。

 今は雨も上がっている。が、天気予報を見ると午後にはまた雨になりそうだ。梅雨明けが早かった分、今になって梅雨の雨が舞い戻る!?そしてあちこちでその被害が出ている。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月11日月曜日

大雨警報

 熊本県に大雨特別警報が出ている。広島は昨日から大雨警報だ。が、とくに大雨は降っていないが降り続く雨なので警報になる!?今年の立秋は7日だった。しかし、まったく秋の気配がない。明日中には雨もやみそうだが、その後はまた以前の暑さにもどるに違いない。

 昨日と今日は降り続く雨でスーパーへ行かれない。ただ牛乳が少なくなった。雨の様子を見て家の前のドラッグストアで牛乳を購入しよう。

 これから暑さがぶり返しつつ台風シーズンがやって来る。遊びに行く予定が思うようにたてられない。関西方面へ行きたいが万博が終わるまで人でごった返しそうだ。となれば四国か九州方面になる。四国はフェリー利用で宇品港に行くだけでも大変。その思いが個人での四国行きを遠ざける。その点、九州は新幹線で早く行かれる。しかしこの雨で在来線も新幹線も思うように通っていない。おとなしくじっとせよ!ということ!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月10日日曜日

慌ただしい一日が過ぎた!

 慌ただしいい一日が過ぎた。朝、勤めていた会社の人から久々に電話がある。名古屋勤務の人だったが、今は娘さんの住む石川県に住んでいる。仕事を辞めて丸23年になる。電話の主とは4歳違いだが以前とは違う分野の仕事を続けているという。話題はどういっても23年以上も前になる。懐かしさも何も感じないがただ電話が長い。

 午後から日本画教室が待っている。その前にお昼を済ませなくてはいけない。長電話を覚悟しながらも30分が経過するころを見計らって絵を習いに行く旨告げる。もう電話しないで、と言いたいがそれも言えない。何も発展的な話題はない。

 日本画教室に着くと机の上にチラシがある。A4サイズのカラーリーフだ。ただ目に入るのは日本画展の4文字。早くも某金庫主催の秋の日本画展?と思った。違っている。先生から話を聞くと以前先生の教室で学ばれていた人の個展だった。その人とは同じ先生に習っているので作品展やその他の食事会で何度か会っている。数年前に車の免許を返納。その後、絵を辞められた。そして奥さんを亡くされて1人暮らしになられて今は施設に入っておられるという。家の後片付けをした娘さんが大量の絵を見て個展を思いつかれたようだ。しかし、絵を描いた本人はそのことを理解できず、個展も見られない。

 この話を聞いてなんと優しい娘さん、と思った。絵の主も感じがいい人だった。同じ先生について習っている人たちとは自分が習い始めてから12年が経過する。しかし、かなりの人ともうこの世で会えなくなった。

 鎮守の森に鎮座する室生寺の五重塔を描いている。もう少しで絵も完成となりそうだ。教室が終わるといつものカフェに行く。他愛ない話をする。が、ここでは昔の話題とは違って今の話題になる。発展的な話題でなくてもここでは由!?楽しければそれでいい!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月9日土曜日

やっと気温は下がったが……

 今日と明日は最高気温が29度と27度で30度を下回りそうだ。が、蒸し暑い。先ほどまで扇風機をつけていたが蒸し暑くてエアコンに切り替える。最高気温は下がっても、これもつかの間の事であと何日かすると8月後半まで33度の日が続く。水道の蛇口をひねると水のはずがまるでお湯が出ている感じだ。

 ネット記事を見ると抗炎症効果のある食品をあげている。それは青魚、ベリー―類、緑黄色野菜、ナッツ類、発酵食品、オリーブオイル、ゴマ、ニンニク、緑茶、アボカドなどである。この中で利用していなのはニンニク。その代わりをショウガでいただく。今のところ元気なのでこれで由、と思ったり。というかこんなことばかりを気にして食べると美味しくなくなりそうだ。とはいっても匂いのきついものはやはり無理がある。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年8月8日金曜日

『真説 宮本武蔵』

 今日は最高気温が33度で最低気温は27度との予報がある。明日から4日間くらいは最高気温が30度と幾分低いが、その先2週間後の予報を見ると33,4度の暑い日が続く。立秋はもうすぐだが秋とは名ばかりでこれから先もずっと暑い!

 『真説 宮本武蔵』(司馬遼太郎 講談社、2006年)(この他に「京の刺客」「千葉周作」「上総の剣客」「越後の刀」「奇妙な剣客」が収めてある)を読んだ。以下、気になる箇所をメモした。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★剣の道というものほど、素質の差のひどいものはない。出来る者のみが伸び、さらに出来る者は悟道に達し、出来ない者は、百年学んでも、ただの棒振りにすぎない。その証拠に、日本六十余州、八十万の武士がいるというが、両刀をたばさんでいるかれらのうち何人が、満足に剣をあつかえるか。――百人に一人もいない。と、周作はみていた。なぜなら、古法による剣は、万人に一人の素質ある者のためにのみ、存在してきた。周作の闘(ひら)こうとしている世界は、そういうものではない。百人に教えれば百人とも水準に達しうる法がないか、ということである。周作の興味と、新流の開創は、そこにある。(200p)