2016年10月31日月曜日

NHKスペシャル「巨龍中国」から

 昨夜のNHKスペシャル「巨龍中国」。今ネットで見ているともうすでに誰かの手によって動画がアップされている。他にも見そびれた番組など動画で直ぐに見られる時代になった!?

 その動画をブログに再生すればいいのかもしれないが、それは見たい人に探してもらうことにしてここではカット。それにしても14億人近くの人口を抱える大国中国。そのうちの1億人の出稼ぎ農民の大移動を鄭州市のある地区をモデルにして番組は取り上げる。

 中国で今も残る農民戸籍と都市戸籍。日本では考えられない戸籍の区分。これも大国ゆえのことかもしれない。国内の経済活性化を睨んで農民を大都市ではなく中核都市に移動させて都市戸籍に替える。それには都市に住まねばならない。農民は農地の権利を有する。国土の土地は個人所有ではない。個人が所有するのは権利だけ。これを担保にして都市圏にあるマンションを購入して都市戸籍をもらう。

 農民戸籍のまま、都市に出て違法で食堂を経営する人や出稼ぎをする農民工。その数はある街で1億人。これは日本の総人口にもほぼ匹敵する数字。国は経済立て直しのため、農民工の人たちを中核都市の消費者にして消費を促す。これまで住んでいた農民工は公示に従ってたった1か月で自分たちのその後の生活を考える必要に迫られる。そしてこれまでの建物は次々と壊され新たな街を創っていく…。

 先日まで中国で目にした一大整備された新たな街。昨夜のテレビで映し出す中国とはまるで違う。

 巨龍がうごくとはこういうことを言うのだろうか。それにしても何もかもやることがでっか過ぎて驚きを隠せない。ただ農民戸籍を都市戸籍に変更できる制度はいい。

 二つの戸籍制度。これは他の国のものがとやかく言えない。そうはいっても、もしも農民戸籍で生まれたならばほぼ永久にそのまま都市にも出られずに住み続ける。都市戸籍と農民戸籍ではすべての条件、例えば教育、医療など区分されるという。生まれた土地で人生そのものが左右されては気の毒としか思えない。国に逆らえず逞しく生きている出稼ぎ農民。娘や息子たちに教育を…と奔走する親たち。これはどの国においても同じだ…。

 気を取り直して、みんなそれぞれが頑張るしかない!私も頑張って元気を出してプールへ行こう!

2016年10月30日日曜日

「夢の器」!?

 今朝の地元紙社説に励まされる。「お金ではない部分で、違った価値観を与えてくれた。みんなの心を動かし、チームやファンを一つにしてくれた」。これは今季限りで引退する黒田投手のことを指している。「日本一こそ逃したものの、25年ぶりにつかんだセ・リーグ優勝の輝きはなにひとつ、色あせはしない。広島の街には今も余韻が残り、盛り上がりを見せている。来月五日には広島市中区の平和大通りで優勝パレードもある。しばらくは地域を明るく、元気にしてくれそうだ。…来シーズンこそ『夢の器』で最高の結末を見せてほしい」。

 今年の日本シリーズは日本にいなかったのでほとんどの試合を見ずに終わった。勝負の世界は勝てば最高。しかし試合をする両方が勝つのは不可能。たとえ結果が良くなくても今年のカープは最後まで人々に感動を与えてくれた。今朝の新聞折り込みチラシの大半は「感動をありがとう」の文字が飛び交う。例年になくその文字に感動する。

 地元紙のテレビ番組欄を見ると午後9時のNHKスペシャルがある。それは「中国14億人の大改革 成長かけた国土大改造…」。その内容は定かでない。しかし今回の中国江南の旅で目にした中国の街の様子の大きな変化はもしかして今夜の番組と関連するかもしれない。見る価値がありそうだ。

 今朝もいいお天気。カープ関連のチラシに混ざって一枚だけ旅のチラシがある。これから本格的な秋到来。行楽の季節がやって来る。旅から帰ったばかりなのにもう遊びにいきたくなる。来週は前に予約している日帰り旅に出かける。今のところ元気。家にいるのがもったいない。さてさてどこに出かけよう?今日も元気で!

 忘れていた!昨日の眼科定期検診での眼圧は右眼12、左目14。夏までの半年間くらいの眼圧云々は何んじゃった?こうなると測った人を疑いたくなる。だが、その人はもう勤めていないようだ。ともあれ、眼圧も異常なし!

2016年10月29日土曜日

中国から帰って その2

 昨日からの雨も止んで今朝は曇り空。ときたま太陽が顔を出す。フルートのレッスン日を変更するも雨を口実にして休みとする。ハプニング続きの中国の旅。予定のスケジュールを変更しての旅も結構ハードな旅となる。連日連夜の食事はとても美味。苦手意識のあった香草(香菜)は今回の旅では食卓に出てこなかった。これは食の面のグローバル化!?というか、かなり日本人好みの食事となっている。

 食事の面以外で以前と大きく変化していたのは街の様子。街というか都市の外観の様変わり。古い街を撤去して新たな街をつくる。それは政権のトップの故郷の発展が顕著になる。上海から揚州に向かう道の大きさと新たなビル群。道にはゴミがない。

 寧波から杭州に帰るときに通った杭州湾海上大橋(こうしゅうわんかいじょうおおはし、中国語: 杭州湾跨海大桥)。なんと海上に架かる橋として35㎞もある。この距離は広島から西条までの区間が31㎞だから、それよりも4㎞も長い。どういっても日本の25倍の広さがある中国。すべての面でスケールがでっかい。

 スケールのでっかさは食卓の統一にもある。スケジュールが延びて6日間の旅の間、食卓も同じ規格。食卓の上に並ぶ食器、その配置などすべてが同一基準。お店ごと変化に富む日本とは違って統一された国と思った。すべての面において国の基準があるのだろうか。その辺のことも知りたくなる。ともあれ、何に於いてもスケールがでっかい。

 他に面白いと思ったことがある。それは赤いユニフォームの団体が目についたこと。ユニフォームの背中に何か書いてある。ある人に尋ねると化粧品会社の研修会に参加した人たちだった。他にも太極拳に似たグループのユニフォーム姿も目にする。もしも私たちの一行がカープの赤いユニフォームを着て旅をしたならば中国の人たちはどんな印象を持つだろうか。想像するだけで楽しくなる。

 ともあれ、個人としては4年半前の九寨溝、黄龍以来の中国の旅。そのときは山にこもっての旅だったので今回ほどのカルチャーショックはなかった。しかし、今回は街中を散策。中国の勢いある発展を目の当たりにする。

 一昨日の12時間睡眠、昨夜の10時間睡眠で元気を充電。本来の生活リズムを取り戻す。今日も元気を出そう!

2016年10月28日金曜日

中国の旅から帰って

 某文化交流学会で出かけた中国江南の旅。楽しい旅は無事終わった。5日間の予定が悪天候に左右されて6日間の旅となる。怖いモノの例えとして「地震、雷、火事、親父」がある。それにこの頃は台風…が加わった。旅の前日、鳥取地方が震源の地震発生。広島も震度4の地震だった。それ以降も地震は起きるとのメディアの予報。その夜にかかった電話は旅の集合時刻変更のお知らせ。集合が遅くなるのはいい。だがその後に起こるであろうことを誰が予測しただろうか。

 広島空港に8時半集合。待てど暮らせど飛行機が出る知らせは入らない。何と中国から到着するはずの飛行機はまだ中国から飛んでいないとのこと。情報不足のまま空港で待機する。その結果は大幅な遅れが発生。金券が配られ、「かなわ」でお昼をいただく。これも初めての経験。初めて尽くしはその後も続く。

 3時間以上も遅れて無事、上海到着。初日の夜の揚州での夕食は何と午後11時。雨による高速道路での事故を怖れて慎重な運転のお蔭で夜遅く無事ホテル到着。♪上海は今日も雨だった~♪ではないが、18日からお天気は良くないとのこと。帰国するまで天候に左右される旅となった。帰国当日、早めに上海浦東空港へ。だがその後に待っていたのは飛行取りやめ。とはいっても出国準備は済んでいる。

 情報不足のまま空港で待機する。先に椅子に腰かけていた若い女性が手にするのはスマホ。カープの日本シリーズの試合が気になる。てっきり日本人と思って声をかけると中国の人だった。話す日本語は流暢。ましてや今どき珍しいほどの清楚な女性。旅仲間と2人でその女性のスマホを借りてカープ情報を知る。1対1の同点だった。スマホの女性はどうして野球に日本人が興味を示すのかわからない様子。まずはCarpの説明から。幸い連れの人のショルダーバッグがカープのグッズだった。その説明から日本のプロ野球へと話題は尽きない。

 話している間も若い中国の女性からこぼれる笑み。日本と中国の関係は決していいとはいいがたい。しかし、一人一人と接すればとても良好な関係になる。その日に飛行機が飛ばないとの情報の中、話をしていると気持ちがほぐれる。楽しい時間を共有した。若い女性は31日まで広島へ出張するという。会社の数人と一緒らしい。

 再び中国への入国手続きを済ませてホテルに向かう。連日のハードスケジュール。睡眠不足は否めない。広島便に乗るはずだった各国の人たちは同じホテルへ向かう。ホテル到着時刻はいろいろな手順があって遅い時刻となる。翌日の飛行時刻も定かでない。ともかくいつでも起きれる体制で寝る。

 翌朝4時、モーニングコールで飛び起きる。ともあれ無事広島空港到着。何と何と広島は晴れ。太陽が燦々と輝く広島。改めて太陽のありがたさを感じる。

 上海空港で知り合ったスマホを手にする清々しい若い女性。名前の一字に「潔」がある。まさに名前通りの人だった。広島空港で荷物を受け取るとその人がやってくる。広島へのお土産を持参したのだろうか、中国特産の缶入りの茶葉を呉れるという。だが、こちらは何もしてあげられない。女性によるとこれほどまでによく接してくれた日本人は初めてだそうだ。これを聞いて涙が溢れそうになる。親子以上も歳の差がある若い女性。その人から広島空港到着後にこんな言葉を掛けられるとは…。そして中国の立派なお茶までいただくとは…。

 お天気が良ければ知り合える機会もなかったかもしれない。本当に何が幸いするかわからない。
頂いた缶入りの茶葉
お土産品売り場でみても高価な品
高くてお土産として買えなかった!

「S」は生産認可のマーク

 〇潔〇小姐、短時間の会話でしたが楽しい時間を過ごすことができました。またお土産までいただいて本当にありがとうございます。日本と中国の橋渡しをされるお仕事。素晴らしいことです。これからも健康に気を付けて頑張ってください。謝謝!

 11回目の中国の旅。中国の発展はすさまじい。その勢いを今回の旅で目の当たりにする。初めて出かけたのは30年前の1986年8月。まだ若かった。習い始めて4年目の中国語。それを試す旅だった。今回、〇潔〇小姐から聞いた日本語習得のお話。メディアなどで聞く日本語を聞いて紙に書く。中国語では聴写。初心に帰って再度、中国語を学ぼう。

 楽しかった旅のブログは後日アップする予定。昨夜から今朝にかけて12時間の睡眠。睡眠不足を補っていつもの生活に入ろう。今日も元気で!

2016年10月21日金曜日

今年のレモンと日本画展作品2点

 今年のレモンの収穫は20個だった。枝から取るまでは12個実ったと思っていた。ところが ハサミで切っていると土に面したところにも実がついている。19個取ったところで外に出ようとするともう1個レモンがある。ということで20個実った。もしかしてまだ残っているかもしれない。
 
 このレモン、市販のものと違って倍くらいの大きさがある。一度も消毒もせず、ほったらかしたままにしてはよく実がなった。昨年は15個。その前は25個だった。
 
 青いままのレモン。黄色くするにはどうすればいい?ネットで検索するとほっておけば黄色になるとか。去年は青いまま冷凍にして苦くてどうにもならず全部捨てた。今年は何とかして利用しよう。これも食するよりも実がなる過程が楽しい。
 
 レモンに続いて今年の日本画展に出した作品2点。自分の記念としてブログにアップしよう!初めて描いた風景画。これもすべては自己満足の何物でもない。それでも絵を描くとは夢のようなお話。もう自己満足でも自画自賛でもここは何でもOKとしよう。
 
 そういえばレモン収穫後、かなり逡巡した挙句急きょ泳ぎに行く。風邪気味で少々気になったけど♪勇気一つを友にして♪泳ぎに行く。泳いだ後は風邪は何処へ。元気、元気!泳いだ後の気持ちはいつもこうなる。何がそうさせる!?今日も元気を出して!
 

 以下は今年の作品展の2点から。尾道市立美術館で春に開催された万葉の世界の美術展。日本画教室の人たちでバスを貸し切って見学に行く。観覧後、3人で千光寺公園に繰り出す。外はそぼ降る雨の日。樹木にとまる一羽のカラス。カラスはただ一羽。同じ樹木だけを移動して他へ飛ぼうとしない。この光景はもしかして絵になる?そう思って写真に撮る。先輩方2人に「絵になる」と話してもそうでもなさそうだった。その後にこの光景を絵にする。いいモチーフと自画自賛した絵となった。
「そぼ降る雨の日」 6F

 次は生まれて初めて挑戦した風景の絵。昨年9月に某文化交流学会で出かけた県北での梨狩り。梨を堪能した後、車に分乗して八代の丘美術館に出かける。美術館は小さい館が何棟も建っている。館内の中庭には一本の樹木が植えてある。この樹木の葉っぱの色づきがいい。日本画を習っていた人と写真を撮る。「絵になる」と思った。絵の先生に次はこれを…と恐る恐る相談するとOKが出た。どういっても風景を描くのは初めてのこと。本来ならばその場でスケッチ、と先生。だが県北まで再度スケッチに行かれない。ということで写真を見てのデッサンとなった。初めてにしては…とまたまた自己満足。それでも何とか絵に仕上げる。
「大樹にな~れ」 6F

2016年10月20日木曜日

ああ、キャベツ!

 昨夜はフルート定例会。定例会集合前におなじ日本画教室の会に所属する人の娘さんの日本画展に出かける。開催場所は初めて出かけるところ。本通りを入ったところにあった。ここの日本画展は先生のプロフィールを見るとまだお若い。そう思うからなのか教室の生徒さんの絵も若々しい。中学以来初めて絵筆を握ったという男性は日本画でなく水彩画を描かれている。しきりに習って半年、を強調される。その気持ちよくわかる。

 3年前に作品展を出品したときは日本画に混ざって一人だけ色鉛筆で描いた作品を展示した。その時、余白が多いその絵を見た人から「作品の中で一番よく描かれている」と冗談交じりに褒めてもらった。褒めてくれた人は昨日の作品を出した家の近くに住んでいる人だとか。今年の作品展でも一羽のカラスの絵がいいと言ってもらう。やはり余白が多いのがいいらしい。何であれ、褒められると嬉しい。絵の先生は単純なところというか素直な描き方がいいと言ってくださる。上手に描こうというか描けないからそうなるだけのことだけど…。ということで習って半年の人にその話をすると納得されたようだった。

 昨日の日本画教室の展示会。数人の作品だけど会場の雰囲気がいい。きっと先生もいい人なのだろう。珈琲とクッキーをいただく。ついつい居心地もよくなって係りの人と日本画のお話をする。絵を習っていなかったならばこういうことも話せない。と同時に、自分の習っている先生の指導方法の良さを認識する。それこそ、中学以来どころか苦手意識しかなかった絵を描けるように教えてくださった先生は素晴らしい。

 気分良くしてフルート定例会へ移動する。いつものようにビールを飲んで楽しく過ごす。ビールジョッキ一杯半で酔った感じがする。

 酔うのはビールだけでなく出かける前に立ち寄ったスーパーでのこと。何とキャベツ1個が税抜き480円。きゅうりは3本で同じく税抜き398円。価格を見て酔いそうになる。ビールを飲む費用は出せてもキャベツはこの価格では買えない。というか買いたくない。代わりに買うのはもやし。もやしは年中安い。ああ、貧乏人!!もやしと卵と豆腐…、これは貧乏人の必需品!?朝からボヤかず元気を出そう!

2016年10月19日水曜日

♪アルビノーニ アダージョ♪

 フルートのレッスンを終えて歩いて市役所近くまで行く。秋晴れとはいえ、お昼の暑さは9月並み。最高気温29度。蒸し暑い!

 ドコモビルで開催中の水彩画展。合唱の団長も出品されている。どの絵も素晴らしい。とりわけ人目を引くのはCarp優勝後の黒田投手と新井選手の涙のハグの絵。絵を描いた人は熱心なカープファンだとか。絵のモチーフをカープに限って題材にする。これもいいアイデア、と思って絵に没頭する。

 涙のハグは人を感動の渦に巻き込んだ。それも驚いたが、もっとびっくりは昨夜の黒田投手の引退報告会見。地元の民放は午後7時の会見から2時間の特番を組む。しかし、特番は涙は涙でも笑いの涙。ゲストの達川氏、テレビでの独り舞台というか独壇場と化す。

 今年はCarpのにわかファン。おかげで毎日退屈せずに楽しくカープの試合をテレビ観戦。しかし、生憎日本シリーズは物理的に黒田投手の勇姿が見られない。ああ残念!
 
 さて昨日のフルートのレッスン。アダージョをさらう。この曲、吹き甲斐(?)がある。さらえばさらうほど感情移入できそう。頑張って練習しよう!

 今朝はこれからお墓へGO~。一日遅れのお墓参りが気になるのだろう。母はいないはずなのに家を留守にすると転げずにいるか、大丈夫かと心配になる。眼が覚めると夢だった!今日も元気で!


 

2016年10月18日火曜日

ああ、スキャン!

 スキャンでパソコンに画像を取り込む。どういっても年に1度あるかないかのこと。すぐに、とはいかない。諦めきれず、何度も試みる。途中、取り込み先のパソコンのアプリが必要では?と思いつく。プリンタのマニュアル画面を出して試すもやはりダメ。簡単に済ませようとの魂胆が良くない。そう思うや否や、プリンタの取説を出して知らべる。どういってもあまり要領を得ない取説。だが、読み進めるとスキャン取り込みのアプリに気付く。パソコンでアプリを探すと取説通りの画面が出てくる。

 ここまでの時間は何と1時間以上も過ぎている。久々に頭をフル回転させてどうにか画像2枚を取り込む。それにしても、パソコンという機械というかおもちゃは本当に草臥れる。いつもながらこういうことがいつまで一人の力でできるのかと弱気になる。とはいっても今まで戸惑いながらもひとりでパソコンと格闘してきた。それでもいい具合になった時の充実感。これは嬉しい!

 話は変わって昨日の合唱。本番まであと1回の練習となった。合唱の先生も必死で指導される。合唱曲2曲のうち1曲でフルートを吹く。どういっても合唱での人前での演奏は聞く人も多い。失敗しないように練習、練習。今日はこれからフルートのレッスンへ。フルートの先生も合唱曲をさらってくださる。有難い!

 今日は母の月命日。お花を買っていないと昨夜気づく。気候の変化が激しいので少々風邪気味。無理は禁物ということにして明日に延期。暑くなりそうだ。元気を出そう!

2016年10月17日月曜日

自己満足の世界!

 コンビニで絵ハガキのコピーをすると原本と変わらないほどきれいに出来上がる。この話を人にするとネットでも注文できるという。それも写真ならば@¥6。これを聞いて驚く。安い。話はエスカレートしてフォトブックになる。人のを見せてもらったことはあるけど自分でしたことはない。

 話をした人に見せてもらうとこれも安くてきれいに出来上がっている。しばらくして思いつく。いま習っているフルートと日本画。フルートは毎年発表会後、先生がCDやDVDにしてくださる。絵も作品を展示した人すべての作品が掲載された図録になる。これこそがフォトブックかもしれない。

 日本画の会での展示作はこれまでで6枚となった。これを10年後に自分用のフォトブックにする。そう思いつくと何となく嬉しくなってくる。もうこれは完全に自己満足の世界。あともう一つ水泳がある。これはプールで写真撮影は不可能。ということで一枚も泳いでいる写真がない。残念!

 断捨離という言葉もそろそろ遠ざかり始めた。本人がいなくなればすべて捨てられても構わない。しかし、まだ元気なうちは大いに自己満足の世界を楽しみたいもの。この気持ち、年々強くなる。これも老化現象!?まあ誰にどういわれてもいいけど、せめて自分自身は満足して人生を送りたい。ということで今日も元気で!合唱へGO~。

2016年10月16日日曜日

東山魁夷展講演会記事から

 県立美術館で開催中の東山魁夷展。展示作品の中に唐招提寺の障壁画がある。これについての講演会が先日催された。しかし、会場に着くと講演を聞く人がすでにオーバーし、会場の外の通路で聞く羽目になる。アナウンスの声は聞き取りにくい。これでは講演者の顔も見えず、声も聞き取りにくいとあっては聞く価値がない。聞くのをあきらめた経緯がある。幸い、そのときの講演内容が昨日の朝刊に掲載されている。

 講演を聞く時点では”揚州”に行く予定とは知らずにいた。旅の案内も碌に把握せずいい加減な状態のままでいた。ところが東山魁夷展に合わせてなのか、揚州の旅が旅程に入っている。講演内容を新聞で見ると揚州は鑑真和上の故郷で、魁夷は76年に訪れて取材している。揚州は古くから交易で栄え、城壁が張り巡らされた古代都市らしく、隋の皇帝煬帝が造営した運河が流れ、魁夷の障壁画「揚州薫風」に見られるような楊が並ぶという。尚、講演者は唐招提寺石田副執事長。

 石田は魁夷が「唐招提寺への道は長い道であったと、私は自分の心に語りかける」と述べる。障壁画を描くことは、修行にも匹敵する長い長い道のりだったのだろう。さらに魁夷は「私が自然を見て絵にしようと思うのは、生命」だとか。これについて石田は「長い冬に耐え、乏しい光の中から出てくるような生命。生半可な苦痛にへこたれてはいけないという思いを、見る者に抱かせる」という。新聞に写っている講演者のなんという優しそうなお顔。やっぱり生で講演を聞きたかった!

 魁夷の描いた揚州。近いうちそこに行く予定。あまりにもタイミングが良すぎる。しっかり揚州の空気を吸って…。これも何かのご縁!?

 話は変わって昨日の日本画教室。来年の展示会用では全員が同じパネルを使って一枚の絵を描く。早速、パネルに貼る大竹和紙の予定を変更して、先生が持ち込まれた色とりどりの和紙にさらに他の和紙を重ね、それに地塗りをするまでを行う。先生曰く「次からは自分一人でするように!」。日本画は画用紙さえあれば描けるものでなく、あらかじめ用意が必要。昨日も地塗りの前に和紙にのりを水で溶いて刷毛で糊付けしていく。これを2枚の和紙で行う。その後で地塗り。いつもながらどの工程も慎重にやらないといけない。こうなると日本画は職人仕事!?一枚の本画に仕上げるまでの行程が長い。そして丁寧さも必要。

 今日は地元の秋祭り。年々、お祭りも地味になる!?自分自身が小さい頃と比較してそう思う。小さい頃はどの家の子も着物を着せてもらい、舞妓さんが履くようなぽっくり下駄で地元の神社へお参りしていた。衣装も貸衣装に代わる時代。今では和服を着る子供を見る事さえできない時代になった。何でも合理化がそうさせる!?とはいっても七五三では着物姿を見かける。

 ともあれ、今日も元気で!

2016年10月15日土曜日

デュオコンサートに行く

 今朝の地元紙に島村英起の記事がある。見出しは「人類が誘発した地震」「技術過信に気付くべきだ」。文面を読むと「人間が地球内部に対して何かをすれば地震を起こすことが知られるようになってきた」と述べている。

 アメリカの地震の例を挙げて話を進める。地震学の教科書には「米国では西岸のカリフォルニア州と北部のアラスカ州だけに地震が起きる」と書いてあるそうだ。ところが2014年、南部のオクラホマ州での地震が以前の50倍になる。ここは日本と違って先天的な無地震地帯だったという。人が地球に手を加えた結果が地震を引き起こす!?

 米国は放射線廃液の処理に困って深い井戸を掘った。そして世界各地でのダム建設やシュールガス採掘などが地下のエネルギーを解放する「引き金」を引いてしまった。特に安価なシュールガスは利益だけを追求した結果、いつか地球にしっぺ返しをされるのかもしれないと島村は警鐘を鳴らす。

 これとは違うかもしれないけど、地球に手を加えていることは身近にもある。それは地球の内部ではなく表面をコンクリートで覆ったこと。わが家を見ても狭い庭以外は、家の周りをコンクリートで覆っている。道路もアスファルトで固め、山は削られて宅地化される。これじゃ、地球は息ができない。その反動が地震かもしれない。ともあれ、地球に生きてる限り、自然を護って手荒いことをしてはいけない。

 今朝は他にもいい記事があった。これはまたの機会にして昨日の呉でのコンサートの話題。ウイーンフィルのヴィオラ奏者、セバスチャン・フューリンガーとピアノ奏者のポール・七子のデュオコンサートを聞きに行った。会場は呉市文化ホール。演奏曲目はいずれもよく知られた曲。後半に演奏された3曲とアンコール曲はどれもフルートで吹いたことがあり、聴き易かった。

 セバスチャンは3歳の時、父に連れられて初来日とか。今は32,3歳くらい。ウイーンの貴公子の雰囲気があり、日本を第二の故郷と話す。七子は大叔父が団伊久磨。幼少の頃より伊久磨にピアノの手ほどきを受け、その後ウイーンに渡る。ウイーン国立音楽大学で指導者として長く勤めているという。

 デュオで弾くピアノよりもソロで弾く七子のピアノは特に素晴らしかった。シューベルトのセレナーデ、よかった!席は前から4列目の真ん中あたり。だが、窮屈。後半は空席に移動してゆったりと聞き入る。同じくシューベルトのアルペジオーネソナタ。長い曲だが、何楽章あるか覚えていない。プログラムをみても曲名が書いてあるだけ。

 これでは曲が終わったと勘違いして拍手がわく。せめて何楽章かまで記載するようにアンケートでお願いする。

 ともあれ、いい演奏会だった。機会を見てまた聞きに行きたい!

 会場を出ると2人連れの話が聞こえる。コンビニでスポーツ紙を買うという主婦連れのようだ。思わず笑って後ろを振り向く。2人もこちらを見て笑う。呉の街もCarpで人がつながる。どうも前夜、試合を見に行ったようだった。

 今日は日本画教室。元気を出して絵を描こう!

2016年10月14日金曜日

ギャラリー巡りetc.&女子会

 女子会の集合前に某金融機関10階の画廊に立ち寄る。秋の日本画展開催中で出展作家は日本画五山と言われる杉山寧、高山辰雄、加山又造、東山魁夷、平山郁夫の他に30名近い日本画家の作品が並ぶ。「五山」以外では桝田隆一、椎名保の絵に惹かれる。それにしてもこのギャラリー、絵を見た後で会場にあるソファに座ると美味しい日本茶が用意される。もう有難いの一言。立派な絵も見させていただいてお茶までいただいて…。現役であればこの金融機関に預金したのに…。今では遊びに忙しく預金に回すものは無し。

 その後はヤマハに立ち寄る。軽い譜面台があるとフルートの先生から教えてもらっていた。ヤマハの2階に上がると譜面台が並んでいる。どれを持っても軽い。だが、ひとつだけ価格が張り出してある。他はいくらなのか見当がつかない。係りは忙しく振舞う。その間隙を縫って価格を聞く。高い。他を聞くと4千円くらい。これはお手頃と思い、購入する。これもすべては合唱で吹くフルートのため。年齢と共に手軽さを求めるのも当然!?

 次にむかうのはそごうの8階ギャラリー。日本画展を見る。絵を習い始めてやたらとギャラリー巡りをするようになった。そごうを後にして本通りを通って女子会の集合場所に移動する。途中、長崎屋に立ち寄る。

 Carp優勝後の本通り。やたらと赤が目につく。女子会のドレスコードも赤。赤尽くしとまではいかなくても赤は燃える秋に相応しい。それにしても毎度のことながら楽しい女子会。飲むわ、食べるわ、しゃべるわ、笑うわで忙しい、忙しい。女子会、NO.4さん。料理の注文やらカープCSの試合実況報告とやらでとりわけ忙しい。おかげで美味しく飲んで食べて満腹になって、また気持ちも楽しさ満杯で謝謝!

 4人の女子会メンバー。それにしても遊び心満載。楽しすぎる!次回もよろしくね!遊ぶ話は何処までもOK!

 今日午後は呉市へGO~。久々の呉でのコンサート。夏に人生初のコンビニチケット購入。これも楽しみ!今日も元気を出して!

2016年10月13日木曜日

「戦場ヶ原」から…

 昨夜、東京の姪から届いた写メール。また勝手に引用しよう。「戦場ヶ原の男体山と湯滝、竜頭の滝に行ったよ。ばあと華厳の滝行ったことあるね。〇〇姉は中国旅行ですか?〇〇ちゃんも来月シッキムのカンチェンジュンガトレッキングに行く。元気じゃ。…」。

 久しぶりに姪と電話で話す。メールにある戦場ヶ原。高校の修学旅行で出かけたことがある。そのとき人生初ともいえる”もの憂う”気持ちを味わった。それ以来、旅で求めるのは広くて何もない大自然。山が好き!

 母(ばあ)と日光に出かけたのは15年以上も前になるだろうか。姉、妹、姪たちも一緒の旅だった。嬉しそうにしていた母の顔を思い出す。もう先がないと知っていたのか「あの世へは何ももって行けん!」と言って旅の費用はいつも母が出していた。当然、プランを決める際も宿は豪華に決めた。楽しかった。母との旅のいい思い出!

 姪がこれから出かける予定のシッキムは行ったことがない。チベットの聖地。ここは高度に位置する場所。高山病が怖い。姪も元気そうで何よりと思う。とにかく行けるうちにどこへでも行って人生を楽しめばいい!

 急に寒くなった。旅支度の衣類もすべてこれから変更。再度考えよう。今日も元気を出して!

2016年10月12日水曜日

♪ああ、秋ですね~

 ♪ああ、秋ですね~。歌詞が浮かんでも題名がわからずネットで検索。♪秋冬♪だった。先日までの暑さは何処へ?と思わせるほど涼しくなった。
 
 さらっていた♪韃靼人の踊り♪を早々と仕上げて、次にさらうはアルビノーニの♪アダージョ♪。ゆっくりした曲でこの季節に相応しい、もの侘し気な曲。ゆっくりさらっていこう。
 
  レッスン中、合唱で吹くフルートの曲もさらっていただく。曲を吹いたところで先生はフルートのパート譜を更にフルートらしく手直ししてくださる。そしてすぐにパソコンで新たなパート譜をプリントアウト。新たな楽譜にはピアノ伴奏符も合唱部もフルートを吹く個所もすべてプリントアウトしてある。本当にありがたい。さらには、フルートの譜面のみも用意してくださる。感謝!
 
 レッスン後、広島駅へ歩いて向かう。暑かった夏には川沿いの桜並木の木陰を駅まで歩いた。だが、昨日はお昼であっても川沿いは涼しすぎる。11月の気温だそうだ。上着も着ておらず、大通りを歩く。
 
 ブログアップ前に、今日も元気で、と気合を入れる。この気合、昨夜の「知恵泉」によると琴奨菊が試合前に行う「琴バウワー」もそうらしい。欠伸をしてそのまま両手を伸ばして体をそらす。たったこれだけで気合が入るという。
 
 ということで今日も元気で頑張れ!
 

 




2016年10月11日火曜日

『東山魁夷の世界』

  『東山魁夷の世界』(東山魁夷、美術年鑑社 2005年)を読んだ。というよりも見た、が当てはまるかもしれない。本の中の絵は先日の展覧会グッズ売り場で買った日経のポケット版の内容と似ている。それも当然。同じ画家の描いた絵。しかし、本の最後に千住博が講演会で話した内容の掲載がある。「東山魁夷・静かなる革命/ひとすじの道」。この中で気になる個所を記そう。

・美とは、美しいと感じる心のことなのです。(美の期限より)

・これは私の個人的な考えですが、日本画の巨匠の先生方はすごく長生きです。それは日本画の絵具である天然ミネラルをいつも触ってるからだと密かに考えているのです。(美の期限より)

・光と、余白を塗る、そして青い色という東山先生の特徴は、ヨーロッパに触れる、ヨーロッパ絵画に触れる、そしてヨーロッパのさまざまな文化的刺激に触れるドイツ留学という決定的な影響であると捉えることができます。そしてその普遍性ゆえに東山先生以降の日本画家に絶大な影響を与えてゆくことになるのです。(東山芸術の特徴より)

・(中国の風景画論の四つの段階から)一つ目は行って見たい風景、次に行くだけでなくそこで遊んでみたい風景、その上にそこで住んでもよい風景がある。さらにその上があり、それはそこで死んでもよい風景であるとする、これが中国の風景画論です。

・中国において究極の風景は、ユートピアです。日本の絵にも、四季の花を一つの画面に描くスタイルがあります。なぜ四季の花が全部咲いているのか、それはユートピアだからです。中国の画論において山水画はそういう形で展開したのです。

・少年が、いろんなものを見て何だろう、何だろうと不思議に思う、そういうまなざしが先生のまなざしなのです。

2016年10月10日月曜日

♪燃える秋♪


 晴天の秋空。頭に浮かんだ曲は♪燃える秋♪。動画を探すと作詞:五木寛之、作曲:武満徹とある。道理で美しすぎる!探した動画の風景も美しく、絵になり歌に合う。

 家の裏というか横は3棟ほどの賃貸住宅が建っている。建って10年ほどでそれほど古くない。そこに住む人と顔を合わせることはない。かなりの若者が住んでいると思われる。わが家と隣接するのは建物ではなく駐車場。10台くらい車が止まっている。

 紫陽花の花とレモンの木がわずかに車を遮る。自転車で出かけようとすると若者が車を点検している。いつもは人の気配のない駐車場。人を見て声をあげてびっくりする。その足で外に出る。1時間後、嫌な気持ちを引きずったままで自転車で帰宅。「もう―!」と悔しさを独り言で叫んで自転車を置くと、目の前にさっきの若者がこちらを向く。誰もいないと思った。思わず若者に独り言を言って…と謝る。

 もしかしていつも独り言を言ってるのだろうか。独り言というか気合を入れる掛け声は部屋の中でかけることがある。頭がおかしくなった!?危ない、危ない!気を付けよう。

2016年10月9日日曜日

日本画教室~交流会etc.

 「まるで前夜祭みたい!」「毎日こういう日が続くよ」。昨夜の交流会での団長との会話。県立美術館で開催中の東山魁夷展。展示作品に揚州を描いた絵がある。団長はまずそれについて話される。元美術館館長だけあって美術について詳しい。魁夷とも2度会われたことがあるそうだ。今回の旅の中にわざわざ揚州を組み込まれている。だが、揚州については今一歩理解できていない。

 旅の参加者は14名。幹事をしてくださる人は公務のため急きょ不参加。だが、昨夜は出席。来年はインドネシアやヨーロッパの話も出る。どこであっても遊ぶ話は参加したい。だが、インドネシアは昨年出かけている。さてどうなることやら…。楽しいうちに旅の前夜祭(?)は終わった。しばらくは旅の準備に気がいきそうだ。

 旅の決起集会の前にそごうで開催中のキルト展を覗く。百恵ちゃんのキルト作品も入り口近くにあった。作品ごと作者の写真と作品にまつわることが記されている。百恵ちゃん引退後の顔写真。以前と変わらず美しい。そして作品も素晴らしい。

 その後、8階の画廊にも立ち寄る。日本画家西田俊英の個展だった。画家ご本人もいらっしゃる。あまりにもオーラがありすぎて近寄れない。だが、作品を見る。一枚の絵の価格、何百万円。何枚も販売済みの赤印が貼ってある。誰が買うのか、想像しながら絵を見る。どの絵も素晴らしい。

 昨日はその前に日本画教室で新たな絵に取り掛かる。来年の教室の日本画展では全員同じサイズの大竹和紙に絵を描くことが決まっている。その他にも各自2枚ずつ描く。湧永庭園で写した横に垂れ下がったバラの花。これを早速、大竹和紙に描くことに決める。正面を向いて咲いている八重の花はまだ描くことができない。横向きならばなんとかなりそうだ。

 今年の日本画展に出品した絵の図録とそれぞれの絵ハガキが出来上がる。昨夜の交流会出席者のうち4人が絵を見てくださっていた。早速、枝にとまるカラスの絵ハガキを配ると、団長にこの絵を褒めていただく。嬉しかった!どういっても今年展示した2枚の絵は絵を習い始めて初めて「これを描こう」との気持ちになった作品。気合が入っている!

 やっと過ごしやすい季節になった。今日も元気で!

2016年10月8日土曜日

絵が戻って来た

 世の中、3連休とか。毎日が日曜日になって曜日を意識するのはゴミ出しの日と習い物の日。それに加えて遊ぶ曜日が入る。

 気になっていた絵が戻ってきた。昨日は午前の早い時間に泳ぎに行く。もしも午後に行っていたならば留守だった。ということで昨日の予定の勘は冴えていた!?

 展示する絵は額に入れるガラスやもしくはプラスチックを後ろに置く。戻って来た絵を早速、ガラスを上にして額に入れる。たとえ額の大きさがF6 であっても段ボール箱は額ごとに異なる。額のデザインで大きさが変わる。だが、この段ボール、簡単に捨ててはいけない。聞くところによると大きなサイズの額であればたかが段ボールと言えども1万5千円もするという。

 それさえも知らず、習い始めた初めての展覧会後に戻って来た段ボールケースをほかしてしまった。今回は絵を部屋に飾った後の段ボールを大きなナイロン袋に入れて保管。とはいってもこの段ボール。軽くても保管場所を取る。

 そのときふと頭をかすめるのは自分がいなくなった後の絵や段ボールのこと。とっさに頭を切り替える。その時はその時。今に集中するしかない。そうじゃないと、ナニゴトもできなくなりそうだ。

 午前中に行ったプール。早めに家を出たため人が多い。泳ぐほうが多ければ歩行の列に移動する。ときには浅いプールで泳いだり。いやなおっさんと顔が合わないようにするとコーナーで止まって采配しだす。泳ぐ向きを変えて泳ごうとすると「クロールで行け!」とおっさん。ほんまに嫌な奴。その後、歩行の列に加わると見知らぬ人から「泳がんけえ」と泳ぐように勧めてくれる。狭いプール。いろんな人がいる。

 泳ぎ終えて家に戻るといつもながらさらに元気がでる。何でもやれそうな気になる。これももしかして泳ぐ楽しみ!?

 今日は午後から日本画教室へ。それが終わると街中に出て某交流学会の中国行きの打合せがある。というか決起集会?4年半ぶりの中国。初めて中国に行ってから丸30年。中国は11回目となる。海外旅行の半分近くは一人参加。だが、今回は顔なじみの人ばかりでこれはこれで気軽な海外旅行となりそうだ。今日も元気を出して!

2016年10月7日金曜日

「英雄たちの選択」から

 昨夜のBSプレミアムで見た「英雄たちの選択」。HPを見ると次のように書いてある。
 
 英雄たちの選択「神と仏の明治維新 若き官僚 岡倉天心の挑戦」 明治初年に巻き起こった仏教排斥の嵐。暴動化した市民が寺院を襲い、仏像を破壊した。それは、新政府の思惑をはるかにこえ、大混乱に発展した。「廃仏稀釈」(はいぶつきしゃく)である。それに危機感を抱いた若き岡倉天心は決意する。新しい時代の混乱の中で、日本の伝統的なものを破壊することは、日本人の心の否定につながるのではないか?日本人の心を守らねば…。17歳で、文部官僚となった天心の挑戦に迫る。
 
 岡倉天心は日本美術院、今の院展を起こした人。その前は今の藝大総長の地位にあった。だが、西洋化を進める国の方針にとって日本画は異端児!?自らの意志を貫いて官僚の地位を捨て、日本人の心を表す日本画を守っていった。
 
 岡倉天心が日本美術院の創始者と知っていても、こうまで大変な道であったとは知らなかった。この番組、興味津々で見る。どんな時代にあっても自分の意志を曲げずに貫く人がいた。素晴らしい!今、日本画の末端で習っているモノにとって興味深い。西洋画と日本画は日本人の心と西洋人の心の在り方の違いにあった。
 
 今朝は秋晴れ。これから泳ぎに行こう!今日も元気で!

2016年10月6日木曜日

タイガーマスク伝説

 今朝は快晴の秋空。家の窓を開けて乾いた空気と入れ替える。人の気持ちまでも天気に左右される。昨日は台風の影響もあって家でおとなしくする。だが、気持ちは外へ出たい。一日中家にいるとテレビが友だち!?とはいっても何を見ても面白くない。それでも夜、BSで見たタイガーマスクのお話。「アナザーストーリーズ 運命の分岐点『タイガーマスク伝説~覆面に秘めた葛藤~』」。これ、興味津々で見る。

 タイガーマスクと言えばかなり昔に流行った♪行け、行け、タイガー、タイガーマスク♪の歌。昨夜のテレビで35年前にタイガーマスクが実際にいたという。プロレス全盛時代はテレビが出始めた後でテレビ全盛時代とダブる。テレビのプロレスもその頃はよく見ていた。ところが、働き始めてからというものプロレスもCarpの試合も関心が薄れたのか見ていなかった。だが、今年はCarpにのぼせる。

 昨夜のテレビで興業目的で作られたタイガーマスクというプロレスラー。今見ても素早い動き。当時の人の気持ちを釘づけした様子が伝わる。タイガーマスクと対戦相手だったイギリスのプロレスラー。1か月をかけてイギリスを捜し歩く。脳卒中を患い今は介護施設で暮らしていた。タイガーマスクも認める好敵手。パソコン画面を通してタイガーが話しかけると、じっと目をつむって…。感動的な光景だった。

 テレビといえば好きな番組は歌番組だった。ところが最近は関心がなくなる。いつまでも変わらず好きなのはノンフィクション。今日はお天気も良い。元気を出して外へ出よう!

2016年10月5日水曜日

♪韃靼人の踊り♪


 ピアソラの♪天使のミロンガ♪をさらう予定だった。ところがこれは来年の発表会にソロで吹く曲に決めてさらうのはその時まで先延ばし。フルートの発表会では発表する曲がフルートの定番に限られる!?というわけでもないかもしれないけどなぜか似た曲になる。これでは上手に吹く人であっても聞く側では退屈になる。ということで、一風変わったピアソラの曲に惹かれてしまった。リズムに乗ってうまく吹きこなせばピアソラは面白い。ということでこれからさらう曲は発表会前にさらっていた♪韃靼人の踊り♪。

 台風18号が近づいている。しかし、その予想に反して現在の広島は久々の太陽ギラギラのお天気。ずーと太陽の出番がなく、顔をのぞかせるとこちらの気持ちまでウキウキしてしまいそう。やっぱり秋はこうでなくては…。

 台風のため、今日は一日中、家でひっそり過ごす予定だった。ところがいつになくいいお天気。さて今日は何を…。それにしても絵が戻ってこない。業者に2度も電話したのに…。今日も元気で!

2016年10月4日火曜日

自分を信じて!

 朝食を食べながら、ふと思いついたのがゆで卵。家で食べることはほとんどなく、もっぱら海外のホテルの朝のブッフェでいただく。さすがにどこで食べてもゆで卵はゆで卵。というか、食べるものが怪しい時はゆで卵とヨーグルト、そして果物に限る。この3つは万国共通の味。ということで今朝の食事はゆで卵が余分につく。久々に食べるゆで卵は本当に美味!

 季節の変わり目。訃報を目にすることが多い。今朝も元カープの選手、山本一義の訃報がある。新聞を読んでいると努力の人らしく目指したのは「自分を信じること」「迷いをなくすこと」「恐れをなくすこと」だとか。このうち、「自分を信じること」は個人的にも目指している。

 どういっても自暴自棄になることが一番いけない。世間でお騒がせの事件の大半は自暴自棄では?自分を信じていればそういうことにもならないかもしれない。どんな状況にあってもせめて自分だけは自分を信じたい!

 昨日の合唱の練習。歌を歌う人に混ざって一人ソプラノのパート部をフルートで吹く。こういう時、誰も助けてはくれない。自分で自分を信じるしかない。ミスなく吹けた。譜面台を用意しているといい具合にならない。合唱の先生はそれを見ておられたのか助け船が出る。譜面台を見て先生の開口一番。
 「これ、古いわね!」
 「フルートを習い始めたときに買ったもので、もう20年以上前…」(以前人からもらったものでなく家で使用していた譜面台)
 「ええ、そんなに長くフルート習っているの?」
 「母の介護などで休んでいた時もあります」

 長く習っているので自信を持って吹かないといけない。合唱が終わるとさらに先生との会話。
 「日本画展、上手く描けていたと聞いたわよ。どうして案内してくれなかったの?」
 「〇〇さんが出品されず、わざわざ私のために見ていただくのも悪いと思って…」
 「これからは教えてね」

 先生と言っても年齢は一つ下。いい先生だ!と思った瞬間、言わなくてもいいことまで話してしまった。小さい頃の体の弱かった話。

 昨日は他にも合唱の代表ご夫妻も絵を見に来てくださっていた。先方から見たと話されて恐縮してしまう。芳名録の確認で気づかずにいた。案内状一枚でも今回の日本画展で気づいたことが多々あった。どういっても、大切な時間を費やしてわざわざ見に来てくださる。本当にありがたい!とはいっても時間が取れなくて見られなかったと言ってくださる人もありがたい。ともあれ、合唱仲間だけでも6人に絵を見てもらった。謝謝!

 今日は早めのフルートレッスン。31度の気温となるとか。この暑さ、いつまで続く!?今日も自分を信じて頑張って!

2016年10月3日月曜日

電話番号検索

 このごろ家の固定電話にかかるのは登録していない見知らぬ番号ばかり。親機と子機があってもナンバー登録をしている親機の電話に出る。番号確認後、すばやく留守録ボタンを押す。留守に切り替わると必ず電話が切れる。

 ある時、登録していない電話番号をネットで入力するとなんと番号検索件数や何者かまでもわかるようになっている。なぜ早くこういう事をしなかったのだろう、と自責の念に駆られる。怪しげな会社は検索しても会社名の表示がない。

 それからというもの、どこの誰じゃ、と思う前に番号検索をして確かめるようになった。

 今朝はこれから合唱へ。伴奏で入るフルート、頑張って吹こう!今日も元気で!

2016年10月2日日曜日

♪タブラ・ラサ♪アルヴォ・ペルト作曲

 ゆっくりした朝に流れるFM音楽は♪タブラ・ラサ♪。アルヴォ・ペルトの作曲という。曲名の「タプラ・ラサ」は聞いたことがあるキーワード。ネットで調べると「白紙」の意味とか。作曲者も初めて知る人。ネットで調べると現代の作曲家でエストニアの人だった。それにしても曲が美しすぎる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%88 (参照)

 昨夜は久しぶりにメールを受け取る。差出人は小学校時代の同級生で神童の誉れ高かった人。BCCで90人送信者のうちの一人として受け取る。1年半前、ひょんなことから某講義で知り合った人に50余年ぶりにその人と会う機会を作ってもらった。東京から2泊3日で来広。忙しいスケジュールの合間を縫って10名くらいで会った。だが、成人した顔は想像できず、人間違いしてしまうほどだった。

 ところが半世紀以上ぶりのご対面でもそこは同級生。全く違和感なく話ができた。どういってもエリートコースまっしぐらの人。ところが話す内容に偉ぶるところはなく、互いに育った小学校時代の貧しかった頃の話題だった。とにかく、今は良い時代になった。頑張れば何でもやれる時代になったと話される。これが本当に賢い人だと思った。

 その後、一斉メールでご自分の主張を知人、友人、親戚の方々に送信されていると知る。以前からしていたようだが、個人的には今回で2通目となる。東京でご活躍の様子が伝わる。家族のことも掲載がある。

 ともあれ、世の中を良くしたい、との思いが溢れているメール。まあ、90人の末端にいながらでも送信していただくことはありがたい。ましてや、自分の住んでいる世界とは程遠い世界。この空気を吸わせてもらうのもいいことかもしれない。

 偉い人は偉い人なりに頑張っている。かなり励まされる。

 気合が入ったところで、昨日の日本画の話題。3年前に絵を習い始めたころにデッサンした小枝に着いた柿の実。やっと完成。このもみ紙の絵は木製パネルに貼っていない。そのため、展覧会に出す際、業者にお願いしてマットなどを入れた額にして出来上がる。

 年に数えるほどしか完成しない自分で描く絵。出来上がると本当に嬉しい。これほどまでに自分の絵が愛おしくなるとは習う前までは想像していなかった。これこそが絵を描く楽しみかもしれない。下手は下手なりに絵になっていく過程が嬉しい。

 次回は先日出かけた湧永庭園で写した小枝に咲いた花を描く予定。先生に相談すると大丈夫とのことだった。やっと絵を描く楽しさがわかってきた。これからは、旅先でも絵になる写真を撮るようにしよう。きっと旅の楽しさも増すに違いない。今日も元気で!

2016年10月1日土曜日

「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 涼しかりけり」

 それにしてもよく雨が降る。一年のうち、気持ちよく晴れた日はいったい何日あるのだろう。こう思う気持ちがすでに年老いた証!?

 春は花
 夏ほととぎす
 秋は月
 冬雪さえて
 涼しかりけり (道元法師)

 昨日の講演会で聞いた言葉。冬から先は知らなかった。川端康成のノーベル文学賞記念講演「美しい日本と私」の一節を飾る歌であるらしい。これさえも知らずにいた。日本人の心情を表すものであるという。 これは「本来の面目」と題された道元禅師の歌。春夏秋冬は人間の生老病死に当たるらしい。

 今のところ元気なので病死は当てはまらず、老いに当たる。ということは季節としては夏。なんとまだ若いんじゃ、と一人喜ぶ。

 講演会を知るきっかけは旅で知り合ったお坊様たちのお蔭。旅の最中、耳にした青山俊董老師の名前。帰国後、何気なく見た新聞記事。その名前が掲載されていた。ナニゴトもアンテナを張り巡らせていればいいご縁となるようだ。青山俊董老師は遠く名古屋から来広されての講演会。次回は来年2月。ここで日本画教室の人と出会う。これも何かのご縁。

 講演会後、駅前のデパートで開催中の日本の書展に出かける。出品者のうち3人の名前を探して書を見る。どういってもデパートの8,9階が展示会場。多すぎてお目当ての人を見つけるのは大変。現代の書はその良さがわからない。とはいっても、皆さん、素晴らしい。

 講演会は広島駅新幹線口からバスに乗って出かけた。新幹線口付近は長く勤めていた場所なので地理的には詳しい。ところが、最近の工事、工事でバス乗り場さえわからない始末。通りかかった人に聞くとわからないという。自転車に乗った人に聞いてやっと場所を確認。

 わからないのは駅の表口も同じ。56階のタワービルなど高いビルの建築ラッシュ。9月半ばには地下2階から地上3階までビックカメラが入った。既存のデパートと対面にある。これまで暗いイメージの地下街が一気に賑わいを見せる。他にも建築され次第地下街はにぎわいそうだ。

 今日も雨。午後は日本画教室へ。10月は新たな季節の始まり。来年の日本画展とフルート発表会に向けて始動する。そういえば、昨日の講師も話されていた。何かに挑戦してダメだったとしても落ち込んではいけない。それよりも失敗した人の気持ちを思いやることの方が大切らしい。

 今は歳も取ってきて開き直りの心境なのか、落ち込むことはない。若い頃と一番の違いはこれに尽きる。今日も元気を出して!