図書館で借りた『歴史の舞台』(司馬遼太郎 昭和59年、中央公論社)、サブタイトルは「文明のさまざま」を読んでいる。表紙を開けると「天山の大空間に生きる人々」として司馬遼太郎が1980年7月に中国、イリを中心として訪れた際の撮影と文がカラーで表示してある。これを見るだけで言い表せないほどの感慨にふける。いわゆるシルクロードの旅だ。
イリは行っていないがシルクロードへは1987年に出かけている。鳴沙山をラクダに乗って移動したり、敦煌莫高窟の壁画を見たり、またウルムチやトルファンで見た光景はとてもこの世とは思えないほどの空間だった。そして行く先々で飛行機が遅れ、その都度空港で何時間と待機する。が、その間のなんと楽しかったことか。そこではすぐに輪になって宴会(?)が始まる。宴会(?)はホテルについても毎夜のように行われた。
若いころは決して楽しい人生ではなかった。しかし、海外に出かけるようになってから一気に人生の楽しさを知った感じがする。この本を読んでいるとあの楽しかった海外旅行がよみがえる。海外旅行は1986年から2020年のコロナ前まで出かけた。途中、9年間のブランクがあるが、その間は別の意味で自分の人生が燃え尽きた時期だった。1986年から今日までが青春時代(!?)アクシデントにあわなければそれはまだまだ続いていたかもしれない。というかアクシデント発生が「いつまでも若くはないよ」との暗示かもしれない。そう思えばいい潮時だった?
今朝は秋らしいすがすがしいお天気だ。海外に行かなくても他の面で楽しみを見つけよう。悔いのない人生のために!そういえば昨夜の武井壮のファミリーヒストリ―には泣かされた。心洗われるいい番組だった。久々にテレビで感動する。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!