2025年10月25日土曜日

奈良・斑鳩の里と木津川浄瑠璃寺、岩船寺の旅その3

 2025年10月21日(火)から22日(水)までの2日間、奈良・斑鳩の里と木津川にある浄瑠璃寺、岩船寺の旅をした。その2から続く。

 2日目 2025年10月22日(水)

 宿はJR奈良駅近くのワシントンプラザホテル。前夜の夕食では時間も早かったためかホテル内のレストランで食事をする人は少なかった。が、朝食の時は多くの人だ。広いレストランを見渡すと3分の1くらいは一人旅のようだった。夕食は飛鳥鍋やてんぷら、そしてお刺身などいただく。朝食はバイキングではなく和食御膳をいただいた。初めて利用したホテルだが何もかも感じがよくて、またJR奈良駅にも近い。そして何よりもホテル代がリーズナブルだ。奈良行きの宿はこれからここに決めよう。

 宿を出てJR奈良駅まで歩き、関西本線に乗車して加茂駅で下車。何とJR奈良駅は電光掲示板の不具合でホーム内はアナウンスの音がけたたましい。係に聞いて乗車ホームに行く。

 加茂駅で下車後、コミュニティバスに乗車して岩船寺に向かう。バスを待っていると東京の4人組と出会う。ますは岩船寺に向かい、その後、浄瑠璃寺に行くという。岩船寺に着くと小雨が降っている。山の中に位置する岩船寺と浄瑠璃寺。雨で足元が滑らないように気を付けて歩く。

 バス下車後、すぐの場所に岩船寺があった。観覧チケットを購入後、本堂内に入ると中は暗い。本尊の阿弥陀如来坐像・四天王立像など見るが暗くて単眼鏡で見る。いただいたパンフを片手にどんどん奥に進むと鐘楼がある。この鐘は報恩感謝の鐘で、撞くと境内に響き渡る。辺りは山道であり、また雨でぬかるんでいる。滑らないように五輪塔、三重塔、十三重石塔など見て歩くと春日神社、白山神社の矢印がある。そこまで山道を歩いて行くとぬかるんだ道になる。これ以上行くのはやめて引き返す。
岩船寺

鐘楼


五輪塔
十三重石塔

三重塔
春日神社と白山神社
 岩船寺の観光を終えるとバス停にもどって浄瑠璃寺行きのバスを待つ。奥まった場所にある観光地のバス便は1時間に1本しかない。予定のバスに乗れないと山奥で一人取り残される。しばらくすると浄瑠璃寺に向かうバスが到着。乗客は少ない。この2つのお寺は若一調査隊のYOU TUBEを見て知った。ここを参拝した人たちはどうやってここを知ったのだろう。

 浄瑠璃寺は当尾の里にあり、九体寺(くたいじ)とも言わる。本堂は九体阿弥陀堂で九体の阿弥陀如来像が収めている。
浄瑠璃寺(九体寺)庭園
浄瑠璃寺九体阿弥陀堂
三重塔
左が此岸、右が彼岸をあらわすそうだ
 庭園をめぐって九体阿弥陀堂に入ると中は真っ暗だ。ふと見るとお堂の隅にずらっと人が座っている。隣に座るように、と言われた。が、行儀座りに慣れていないので立って仏像を見て歩く。が、室内の明かりが暗くて手探りで歩く。この暗さでは単眼鏡で見ても仏像は見えにくい。今回の旅ではどこもここも秘仏の前では暗さだけが印象に残る。

 浄瑠璃寺のバス停で観光客の人と話すと暗さについておなじことを言われていた。これは目の良しあしとは関係ないようだ。秘仏を灯りから守っているのだろう。
ムラサキシキブ

 2日目の岩船寺と浄瑠璃寺の旅は予定よりも早く切り上げてJR奈良駅で下車し、駅に隣接するお店でお昼を食べる。その後、予定の新幹線まで時間があるので旧駅舎を改造したインフォメーションセンターのスタバで珈琲を飲む。ここでしばし休憩。奈良駅の電光掲示板の故障はその時点ではなおっていた。帰りも行きと同じく大和路快速で久宝寺で乗り換えておおさか東線で新大阪まで行く。万博は終わっていたが相変わらず新大阪駅は人であふれていた。

 楽しい旅は終わった。来月もまた今年4回目となる奈良へ行く。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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