2017年7月31日月曜日

某文化交流会の納涼会へ行く

 昨夜は某文化交流の納涼の会開催日。朝から一歩でも外に出ると焼けつくような日が差す。それは夜になっても止まらない。ここはビールの出番。久しぶりのビール。席に着くと同じテーブルの人たちは皆さん、10月の旅に参加される。横に座られた幹事さんから旅に出席するように促される。10月の旅はおととし出かけた国。同じ国よりも他の国へ、との気持ちから参加を見合わせていた。ところが、昨夜は周りの人たちの誘いに負けて参加を決める。というか、幹事さんからこの会で行く旅は今回が最後になると聞く。再度こう聞いて行こうと決める。どういっても楽しい人たち。最後になるかもしれないとは何とも寂しい限り。

 先ほど旅の申込書を見ると下段に9月末に旅の参加者の集いが予定されている。この日は何重にも予定が重なる日。どれを優先するかを決めて行動するしかない。とはいっても毎年のことながら9月の最後の週は、何とかならないのだろうか。ここで声をあげても到底無理なお話だけど…。

 それにしても昨夜は楽しかった。久々に皆と会ってワイワイガヤガヤとよく飲み、よく食べ、よくしゃべった。この延長は旅の道中で…。

 会員の中に油絵画家の人が2、3名参加されていた。1名は画集を出版されるそうだ。その方のお名前は聞いたことがあっても直接お話したことがない。周りから見ても雰囲気がある人だった。

 今朝も暑すぎる。9月、10月と海外の旅が待っている。暑さに負けずに元気を出して楽しい旅に備えよう!

2017年7月30日日曜日

スーパープレミアム「玉木宏 音楽サスペンス紀行 マエストロ・ヒデマロ 亡命オーケストラの謎」を見る

 この秋と来春にある三原のコンサートチケットを電話で申し込む。他にも昨日は9月の海外旅行の詳細が送付される。旅で知り合ったお坊様たちが組まれたツアー。参加メンバーまで記されている。9月は忙しい!

 忙しいといえば昨夜のテレビ。カープは見たいし、BSは見たいし、と気ぜわしい。ここはカープをあきらめてBSスーパープレミアム「玉木宏 音楽サスペンス紀行 マエストロ・ヒデマロ 亡命オーケストラの謎」を見る。どういっても2時間と長い。それでも吸い込まれるようにして放送を見る。ポーランドに出かけてやたらと目につくようになったナチスドイツ。そしてユダヤ問題。ポーランドは日本と友好的な国。杉浦千畝のビザ発給だけでなく、近衛秀麿もユダヤ人を助けるために尽力していた。

 昨夜は戦前ベルリンフィルのコンサートマスターを務めた近衛秀麿とユダヤについて取り上げる。番組HPを見ると「戦前からヨーロッパ・ドイツを拠点に活躍した日本人指揮者・近衛秀麿には、『表の顔』からは想像もできない、もう一つの顔があった。刻一刻と激しさを増すナチスのユダヤ人弾圧の嵐の中で、多くのユダヤ人たちを国外に脱出させ命を救っていたというのだ。しかし、その動機や手法は、いまだに多くの謎につつまれている。マエストロ・ヒデマロはいかにしてその大胆な試みを企て実行していったのか、ドラマ『のだめカンタービレ』でクラシックのジャンルを超えて音楽ファンの心をとらえた俳優・玉木宏が、ヨーロッパ各地を旅し、『音楽史に眠るマエストロ・ヒデマロの謎』の解明に挑んでいく」とある。

 映画「戦場のピアニスト」のピアニストもユダヤ人だった。そこで流れるショパンの調べ。聞き覚えがあると思ったらフルート発表会で吹いていた曲だった。映画のモデルとなったピアニストのシュピルマンを近衛は日本に亡命させる。シュピルマンは近衛により日本で演奏活動を行ったクロイツアーの教え子だった。近衛は音楽を奪われた人たちに命懸けの戦いで秘密の演奏会をワルシャワでした。その演奏者は全員がポーランド人。そこにはポーランド人としての誇りがあった。当時のワルシャワの街はほぼ壊滅状態だった。だが、今も演奏会がある劇場は被害を受けながらも建物は残る。

 玉木は無理をお願いしてこのコンサートホールで再演を願う。お客は玉木だけ。当時は演奏者も涙を流して演奏したそうだ。この模様は昨夜の深夜に放送される。だが眠くて見ず仕舞い。尚、曲目はシューベルトの”未完成交響曲”。1943年だった。

 翌年、ナチス政権下のフランスへ近衛はユダヤ系の人たちを助けようと自ら車を運転する。その底辺は表面的にはナチスを装った近衛だったが実は違っていた。若き音楽家たちが危険にさらされないようにと守った。国境付近まで車で送ってその人たちを脱出させた。車の中では毛布にくるんで身を隠させた。
 
 また国境に至るまでにはレジスタンスと言われた抵抗者の命がけの援助もあった。生き残ったレジスタンスの人たち。ナチスドイツの残忍な当時の様子も映し出される。ポーランドは出かけたばかり。そのためもあってクラクフやワルシャワなどの悲惨な歴史を改めて知る。ポーランドの街の建物が美しかったのも戦禍に見舞われて新たに建てられたからだろう。見ていて一番驚いたのはナチス・ドイツはポーランドの人たちを「劣等民族」と思っていたということ。この言葉に敏感に反応してしまった。ほんまに許せん!近衛もレジスデタンスの人たちも当時のことを決して家族などに口外しなかったという。それゆえ近衛のとった行動は謎めいている。
 

2017年7月29日土曜日

狸出没!?

 今朝は異常に蒸し暑い。暑い毎日、気分が悪くなると熱中症とか。今朝は6時前に目が覚める。これでもいつもよりも早い起床。暑くて目が覚める。気分が悪くなりそうで、早々にエアコンをつける。母がいた頃は室温を一定に保つため夏と冬はほぼ一日中エアコンを作動した。ところがエアコンも生き物なのか5年もしないうちに室外機が故障する。介護人がいると暑さ寒さに敏感になる。室外機の故障はクリスマスの時季だった。もしも2,3日、故障が遅く成ればメーカーもお正月休みに入る。何とか室外機の交換で大丈夫だった。

 暑さのせいか、隣のいとこ宅に狸が出没したという。街中に狸?と思った。いとこ宅は猫を飼っている。だが、わが家は猫嫌い。昨日、回覧板を持っていくと玄関前に猫が6匹暑さで横になっている。1匹以外は真っ黒い猫だ。猫を嫌がるのを見ていとこ曰く「何もせんよ」。何もせんでも猫は嫌い。その話の途中で狸の話。猫のえさ場に狸がやってきたという。スマホに写した狸を見せてくれる。他所の区ではタヌキやイノシシの話を聞くけど我が町で狸とはびっくり。

 我が家の付近の一角に木がぼうぼうと茂ったままの家がある。きっとその家が森と化して狸がいるのだろうか。いずれにしても長く生きて狸が家の近くにいるとは…。

 気分を変えて朝から泳ぎに行く。水温は低い。屋内プールであってもすべてのドアは開放されている。冷たい、と思って水に入る。しばらくすると冷たさに慣れてくる。泳ぎ終えると知らない人からゴーヤをもらう。その時、ゴーヤまではわかった。ところがその後の言葉が聞き取れない。「????」、「ええ?」。これが3,4度繰り返される。ほんまに日本語がわからない。「お二人?」と聞かれていた。あまりにも丁寧に言われると聞き取れない。これも変な話。ゴーヤを2個いただく。それにしても親切な人だ。家で取れたゴーヤをスーパーの袋一杯に持参して皆にあげたらしい。

 今年初めてのゴーヤ。昨日の夕飯に料理する。先日テレビで苦みを取る模様を見た。その通りにすると少しは苦みもなくなる。美味だった!旬のものをいただいてこの暑さを乗り切ろう!

2017年7月28日金曜日

情報etc.


7月26日のダグニーさんのブログから引用
                      
 ”Idag var det skönt sommarväder om än lite mulet och vi bestämde oss för att åka till Bergianska trädgården och vandra bland blommor och blad.…Det vimlade av turister och förvånansvärt många var japaner.”

 これは一昨日のダグニーさんのブログの一部。ベルギウス植物園に出かけた様子が掲載される。その中には「驚くほど多くの日本人がいた」という。日本から夏休みを利用してスウェーデンなどに旅行する人が多いのだろうか。スウェーデン語は全く分からなくても瞬時に翻訳できる機能に驚かされる。スウェーデンは、3、4年前に北欧3カ国の旅で出かけたことがある。だが、この植物園に行ったかどうかは覚えていない。ただ、公園で裸になって日光浴をしている人たちをたくさん見た。もしかしたらこの公園!?

 今朝の地元紙に日本人の平均寿命は世界第二位で女性87・14歳、男性80・98歳になったという。それでも105歳のダグニーさんから見ればまだ子供に当たる年齢になりそうだ。そう思えばやっぱりダグニーさんはもの凄い人だ。どういってもブログに画像を取り込むだけでも大変なのに様々なことに関心を寄せておられる。そして、よく外出されている。この人のブログを見て毎日勇気づけられる。

 外出と言えば今朝の地元紙に三原で開催されるコンサート情報がある。先ほど電話でチケット購入を申し込むと電話予約は明日からだった。寒くなると音楽三昧!?楽しみ!

2017年7月27日木曜日

2つのNHK・BSドキュメンタリーから

 NHKのBSドキュメンタリー「NEXT 未来のために『もう一人のアンネ 娘に託すアウシュビッツの記憶』」を見る。ポーランドに出かけて以降、というかどこでもそうだけど、行った先の情報がやたらと目に入るようになる。『アンネの日記』は読んだような気もする。だが、今ほどアウシュビッツに関して興味がなかった。そのため、くわしくは覚えていない。それでも以前オランダに出かけた際(もう26年前のお話)、アンネが住んでいた家を見学している。

 アンネはガス室に送られて亡くなる。アンネの父はホロコーストの犠牲にならず生還。その家の前に住んでいた女性とその娘。後にアンネの父と女性は再婚する。両家族ともホロコーストで家族を失っている。アンネは父が再婚した女性の連れの娘が妹に当たり、「もう一人のアンネ」と言われる。

 アンネは日記などを残し、有名人になる。しかし、もう一人のアンネは無名。もう一人のアンネは戦後イギリスに移住する。何とか終戦で生き永らえたアウシュビッツにあるビルケナウ強制収容所をイギリスで生まれた娘を連れて訪問する。その様子をテレビは報じる。昨年の話題だった。

 番組を見て改めてナチスのやった行動に恐れをなす。オーストリアからオランダに逃れてもユダヤを追跡するナチス。ポーランドで見たよりも映像の方が怖くなる。これはなぜ?

 番組終了後、気分をかえてカープのテレビ観戦。昨夜も勝鯉!その後はチャンネルを変えてNHKのBS「行くぞ!最果て!秘境×鉄道『メキシコ・チワワ太平洋鉄道』」を見る。番組HPによると次のように書いてある。
 
 「人気企画の第2弾!舞台はメキシコの山岳地帯を走る『チワワ・太平洋鉄道』。海抜2300メートルの高地を走る鉄道は魅力いっぱい。停車駅はなんと断崖絶壁の上。そこからグランドキャニオンの4倍の広さを誇る大峡谷が一望できる。また峡谷の洞窟で暮らす先住民タラウマラに遭遇。“走る民族”とも呼ばれる彼らの秘密に迫る。終点チワワではチワワ犬の原種を発見!ワクワクどきどきの89分間【出演】古原靖久【語り】有働由美子」。

 一昨日夜、この番組の第1弾を見た。カナダのマイナス50度以下の最果ての地を巡る鉄道旅。その後に昨夜の情報を知る。メキシコは一度は行きたい国。そう思っているので番組を見るのは楽しかった。ところがチワワの原産地に行きつく途中で睡魔に襲われる。あと10数分が見られず残念。それにしてもたとえメキシコへ旅してもこういう地域へはツアーもないだろう、そう思って見る。

 スペインがメキシコを占領して原住民の今の楽しみはただひたすら「走る」こと。これには驚く。その底辺にはいつスペイン人がやってきても自らの足で逃げきれる足を持つ必要があった。2300mの高地の洞窟を生かした原住民の住居。水道、電気、ガスの設備は当然ない。今になってもいつでも逃げ出せる環境に身を置いている。これも人々の生きる知恵!?

 それに負けまいと高地を原住民と駆け足するリポーターのやっくん。若者であっても日本人は高地になれていない。走った後、大の字になって寝てしまった。この意味よく分かる。何度も高山病で当たりかまわず横になって寝ていた。メキシコへ行っていないのでそこでの経験はまだない。行けば多分高山病になりそうだ。それにしてもBSドキュメンタリー、毎夜のことながら見るのが楽しみだ。

2017年7月26日水曜日

「馬馬虎虎」

 ネットで面白い記事を見つけた。文春オンラインの「「ベーシックインカム」「週15時間労働」「国境の開放」で、“新しいユートピア”を目指せ」で、“ピケティにつぐ欧州の知性”ルトガー・ブレグマン来日講演の記事である

 まず、「ベーシックインカム」がわからない。ネットで検索すると「最低限所得保障の一種」だとか。若い頃、学校を出ると働き始める。働くとは毎日同じことの繰り返しで、これが一生続くことが耐えられそうになかった。当時、女性はある年齢になると皆一斉にいい人を見つけて職場を辞めていった。今はどうなのわからないが、多分当時のような一斉退社の風潮は廃れているのでは…。ともあれ、その軌道から外れたものは職場にしがみついて働く。これが嫌で仕方がなかった。その反動は「」(ma ma hu hu)。36歳で始めた中国語で覚えた言葉だった。「まあまあ」とか「適当に適当に」、いつの間にか身に着ける。

 運悪くというか運良くというか定年を待たずしてリストラになる。それを聞いたとき、母はこれを知ってどう思うか、それが一番心配だった。母に心配させない程度に話を切り出す。母からは自分の口から辞めるとは絶対に言うな、と教え込まれる。会社との話し合いの末、リストラの形にしてもらう。これは結果的に自分自身がやりたいと思ったことにつながっていく。人生何が幸いするかわからない。

 「ベーシックインカム」から話がずれてしまった。この記事を読んで「働く」ということを考える。国が最低限の所得保障をしてくれることは有り難い。しかし、長く働いてきたからこそ、今の生活があると思う。何もかも国がやってくれる。それは理想だけどなかなか簡単ではないだろう。

 とはいっても働くだけで何の楽しみもなければそれこそ生きていく意味がない。これからも「」でやるしかない!?

2017年7月25日火曜日

「義を見てせざるは勇無きなり」

 今朝の地元紙の国際・総合を見る。いいニュースはなく悲惨な出来事ばかりだ。なかでも「サハラ密航放置死多発」は眼を覆いたくなる記事だ。欧州に向かう移民が密航業者に置き去りにされ、飲み水に尽きて死亡するケースが相次いでいるという。業者から金銭を要求されて支払いを拒むと車から降ろされて死に至る。移民そのものが正当であれば密航業者の手を借りなくてもよい。好んで密航業者に願い出る者はいない。国を出たくなる困難な状況が移民へと駆り立てるのだろう。それにしてもサハラ砂漠で車から降ろされれば即、命が亡くなることは密航業者にもわかるだろう。すべては経済的に困窮している人たちの金銭の奪い合い!?

 去年冬、モロッコに行った際、サハラ砂漠へ四輪駆動車に乗って出かけた。現地の人しかわからないというサハラの地理。もしも我々がサハラで起き去りにされれば、それこそ命も尽きてしまう。

 こういう記事を見る度、何とかならないのかと思う。そういえば、NHKのアナウンサーだった内多勝康は何かの記事で、「義を見てせざるは勇無きなり」との思いから早期にNHKを退職して福祉の道に進まれている。「2016年3月限りでNHKを退職し、国立成育医療研究センターが運営する医療型短期滞在施設“もみじの家”のハウスマネージャーに就任。転身のきっかけは、『クローズアップ現代』にて病気児童とその家族の医療ケア問題を取り上げた放送回を自身が担当してから、『医療的なケアを必要とする子どもと家族の支援をしたい』と考えるようになったからだという」。(ウイキペディアより引用)

 内多氏が担当の放送番組はよく見ていた。優しそうな人だった。ヒト・モノ・コトに心動かされたら、即実行する人は素晴らしい。ああ気の毒、とか可哀想とか思わず自らが行動を起こす。なかなかできることではない。それよりもまあ楽しく生きよう、とばかり思ってしまう。これじゃ駄目じゃ、とわかってはいるけど勇気がない。昨日は午前中から泳ぎに行く。夏休みの期間、人が多すぎて思うように泳げない。来月いっぱいはそれも仕方ない。ともあれ、国の内外を見ても諍いばかり。何とか平穏な毎日になれば…。

 内多氏が座右の銘とする「義を見てせざるは勇無きなり」はネットの故事ことわざ辞典によると以下のように書いてある。


【注釈】




孔子の言葉で、『論語・為政』に以下のようにある。
「其の鬼に非ずして之を祭るは諂うなり。義を見て為さざるは勇無きなり(自分の祖先ではない霊を祭るのは諂うことである。人としてなすべきものだと知りながら、それをしないことは勇気が無いからだ)」
「義」は儒教の五常(義・仁・礼・智・信)の一つで、筋道の通った正しい行いのこと。



2017年7月24日月曜日

ポーランドの”マンガ”から

 最低気温が25度を上回るようになった。90日間ずつ、日本の四季は変化する。ということは梅雨があけても本格的な暑さはこれから90日近く続く!?

 図書館で借りて来た本を手当たり次第に読む。目にするのはポーランドの文字。今朝の地元紙はポーランドの指揮者コンクールで広島出身の人が2位となった記事がある。昨日読んだ『新潮45』。これは昨年の12月号。ノンフィクション作家の河添恵子は「大の親日家だったワイダ監督を悼む」の記事を書いている。ポーランドに出かける前までは名前くらいしか知らなかったワイダ監督。監督は少年時代に浮世絵を見て日本に開眼する。ポーランドの日本の評論活動をしていた”日本伝道師”のヤシェンスキ氏はポーランドにある日本美術を展示する博物館の構想をいだく。この夢を実現させたのがワイダ監督だった。博物館の正式な名称は「日本美術技術博物館マンガ」。日本政府やJR東労組などのカンパで夢が実現したという。

 ワルシャワに通称”マンガ”があったことさえ知らなかった。そのワルシャワもこの記事によると昨年の5月7日に市民24万人にも及ぶ民主化を求めるデモがあったという。この日はちょうどポーランドに出かける丸1年前に当たる。そういえば5月7日はポーランドの戦勝記念日。だから特別な日。民主化を求める気持ちもわかる。

 もう1冊は『新渡戸稲造はなぜ『武士道」を書いたのか』、サブタイトルは「愛国心と国際心」(草原克蒙 PHP研究所、2017年)。新渡戸がジュネーブにいた頃、ポーランドの政治家と会った時、自由に外国語を操るのに驚く。その理由を尋ねると「それは愛国心からだ」の答えが返ってくる。「ポーランドは四方を強国に取り巻かれているので、その中で国の独立を守るためには、他国の言語を借りて自分たちの国情を訴える必要がある」という。(31p)

 新渡戸の時代から今の時代まで自分の国を守るためにいろいろな出来事があったポーランド。この点、日本は四方を海に囲まれ、敵も簡単には入ってこない。これをいいことにして外国語を知らなくても何とか生きていける!?何やかやあっても日本はいい国かもしれない。

2017年7月23日日曜日

夏休みの思い出

 年中休みの毎日を過ごしている。暑さのせいで早く起きるようになった。早起きと言えば子供の頃、早起き会があった。小学校の校庭に集まってNHKのラジオ体操に合わせて体操をする。これに出席すると年長者が出席カードに判を押してくれる。夏休みの間、全部出席するとPTAか誰か知らないが、後日、子供たちを集めてセルロイドの筆箱や下敷きをくれた。子どものころから早起きは苦手だった。それでも、景品がもらえる喜びで毎朝休まず体操に出た。小学校時代の夏休みの思い出。

 筆箱や下敷きは今となっては百円ショップで買える。ところが、当時はどこの家の子も似たり寄ったりの貧しい生活。皆、ラジオ体操に出席してこれをもらった。そう思えば今の子供たちはモノに恵まれ過ぎている。

 さて大人の夏休みは如何に!?暑い毎日、午前中に買い物に出かけると後はエアコンの中で過ごす。こうなるとテレビが友達。今年の夏はBSで見る百名山やトレッキングに惹かれる。昨日も3か所の北アルプスの山小屋から生中継があった。見ていて羨ましくなる。どの人も自然の良さに惹かれている。その気持ち、テレビを見ていてもわかる。わけのわからない番組よりも自然が醸し出す光景は見ていて落ち着く。

 今年もとうとう尾瀬も利尻・礼文も行かず仕舞い。知床へも行きたい。まだまだいい所満載の日本列島。佐渡島も行きたい。来年はこの中のどこか1か所でも行くようにしよう。それにしても暑い。

2017年7月22日土曜日

生活ルール

 昨夜のBS「国際報道」にチャンネルを変えるとポーランドのデモの様子を映し出す。政治的に落ち着いていると思ったポーランド。しかし、大統領が発した司法のトップの人事権を巡って民衆と激しくぶつかる。民主政治を求める民衆。だが、大統領は独裁政権を目指す。これじゃ、元の木阿弥!?ポ―ランド政府は今やトランプ政権になびいている。独裁となると一番弾圧されるのが言論の自由。これが怖い!苦い過去の経験から国民はそれを怖れるのだろう。

 一度でも出かけたことがある国はまだ出かけていない国よりも関心を抱く。その意味でもいろんな国へ出かけたい。昨日届いた関西のJTBのパンフ。しばし眺める。メキシコの旅がある。メキシコまでは広島🚄関西空港✈成田空港✈メキシコと何度か乗り換えがある。アメリカ大陸はヨーロッパやアフリカ大陸よりも遠い気がする。せめて関空から出発するツアーがあればいいのに…。我が人生最後の旅はメキシコになりそうだ。とはいってもまだまだ人生これから。

 今朝のダグニーさんのブログを見ると「生活ルール」のタイトルで常に笑いに結び付けるユーモアで生活している。そして栄養としてはサプリメントをとっている。

 生活ルールというほどのルールは持っていない。しかし、重視するのは充分な睡眠。そして悩む暇があれば体を動かすようにしている。これが我が生活ルール。体を動かすといえばプールで泳ぐ。一般的に学校は夏休みに入った。プールも午後からはシニア優先でなく一般に開放される。夏休みの期間は午前中にプールへ行くようにしよう。ということでこれは来週からの我が生活ルールになりそうだ。

2017年7月21日金曜日

ビタミンC

 「ごごナマ」出演の美輪明宏。心身の身体である栄養は食べ物から摂取し、心の栄養は文化面であるという。言われてみればそうかもしれない。文化が整っていればヒトは寂しくないと何かの本に書いてあった。心身が健康であるためには食べ物だけでは無理なのだろう。食べ物といえば昨夜のBSは「美と若さの新常識」で、ビタミンC摂取の必要性を説く。一日に必要なビタミンCは国の方針では100mg。しかし、昨夜の先生方は1000mgが望ましいという。とはいっても食べ物だけでは難しいらしい。サプリメントや飲料で補給するのもいいという。

 鹿児島県の大隅地方ではビタミンCを多く含むお茶の摂取によってお年寄りたちの肌年齢が若いという。使用したお茶の葉はしらす干しなどを加えて調味料で味付けしてつくだ煮のようにしていただくそうだ。これに刺激されて今日からもっとお茶を飲む習慣をつけよう。

 ビタミンCといえば我が家では長年ビタミン剤で補給している。ビタミン剤はほかにもBとEを補っている。暑い季節、汗でビタミン不足になりそうだ。激しい運動ではビタミンCを消耗するとか。運動する前に補給することも大事らしい。ともあれ、毎日暑い日が続く。元気に過ごすためにも、ビタミンCをせっせと摂取し、精神面は文化的な生活をする。こうして心身ともに健康な日々を送る。これに尽きるかもしれない。尚、ビタミンCが不足すると血管が酸化して錆びつき、老化しやすくなるそうだ。

2017年7月20日木曜日

パソコンのフリーズ

 梅雨もあけて本格的な夏がきた。気のせいかセミの鳴き声もすさまじく聞こえる。昨日、お墓に参る前に、パソコンを「更新してシャットダウン」にする。だ、がいっこうに画面が消えない。長くかかると思い、そのままの状態でお墓に参る。午前中とはいえ、暑さのせいか人影は見えない。墓地に砂利を敷き詰めても草ぼうぼうの状態のお墓。持参したシャベルで草を抜くが道具が悪いのか埒が明かない。隣の墓地はさらに草ぼうぼうだ。そこもわが家の墓地と間違われて先日もお墓参りした近くの人たちからきれいにするようにと言われる。そう言われてもよその家の墓地でどうすることもできない。

 足早に墓地を後にすると顔中から汗がたらたらと流れる。途中、キウイの木を手入れされている家の人と出会う。こちらは知らない人であっても先方はよく知っておられる。母親を介護していた様子を知っておられた。

 我が家に到着後、パソコンを見るとそのままの状態だった。電源を長押ししてもダメ。また電源を抜いても全く変化なし。汗びっしょりの体にシャワーを浴びて気持ちも鎮める。考えた挙句メーカーへフリーダイヤルする。直ぐに係りが出てくる。2,3時間もシャットダウンできないと告げるとフリーズしているという。長押しや電源を切るようにと言われるがそれもできない。これを聞いた係りの返答は「修理に出しましょう」。「いくらかかりますか」と尋ねると「5万8千円掛かります」。「じゃ新たに買った方が安くつきますね」と話すと購入先のフリーダイヤルと注文番号らしき番号を教えてくれる。

 合点がいかず、話を続けるとフリーズしている、との言葉を再度聞く。そう聞いて以前にバッテリーを外すと起動できた旨話す。先方はこれを聞くや否やパソコンの右側面のランプが2つ点灯しているかを聞いてくる。ランプの周りの模様を告げるがあまりにも小さすぎて見えない。仕方なく、懐中電灯を点灯して見ると先方の言うマークだった。先方はこれを聞いて壊れていないとわかったのか、90秒放電するようにと教えてくれる。その際、バッテリー、電源、ネット接続コードも外すようにという。

 そう、そう、思い出した。その前に電源が切れないと告げた時、修理に出すか、パソコンの電源を抜いて2,3日ほったらかすと電源が消える、と先方は話した。無理やり電源を抜けばプログラムに支障が出るとまで言った。それなのに結果はバッテリーを放電するとは…。

 放電後、パソコンは元に戻った。大丈夫だった。大丈夫でなければ再度電話するようにと係りは言ったけど…。何かと神経を使うパソコン。後で気づいたのは充電が十分でない状態でパソコンを使用していたためにフリーズしたのかもしれない。勝手にそう解釈する。

 メーカーからダイレクトで買うパソコン。今や5万円以下で購入できると先方の話。そうはいっても買い替える度に設定するのは自分自身だ。金額よりもこれが大変。とはいってもいつも話題にするダグニーさんは100歳でパソコンを購入して今でも使いこなしておられる。そう思えばこれくらいのことで気を病んでどうする!?

2017年7月19日水曜日

素晴らしかな105歳!

 105歳の日野原氏が亡くなられた。生涯現役を貫かれた人生だった。105歳といえば先日テレビで知ったスウェーデン人のダグニーさん。今朝もブログを見るとストックホルムの近代美術館に出かけた様子を綴っている。素晴らしきかな105歳、そう思わずにはおれない。自分の年齢からするとそれまでにはまだまだ先は長い。やろうと思えば何でもできる。

 ダグニーさんの立っている姿もブログにアップされている。両足は真っ直ぐ。これだと足腰も悪くはなさそうだ。毎日のようにいろんなところへ出かけられている。この人の生き様はすごい!

 ダグニーさんほどではないにしても外へは出るようにしている。働いてもいないのにJRの通勤定期を買っている。定期は半年購入すれば1か月半は無料の計算になる。というか割引になる。今の定期券は8月末まで有効。昨年の半ばから習い物を2つ減らした。そのため、広島駅方面へも出かける頻度が減って来た。9月から定期券購入をどうするか躊躇う。しかし、引き続き定期券利用に決める。家に引きこもるのは体に良くない。定期券があれば外へ出ようという気になる。105歳の生き様を見て最期まで元気でいるためにも動き回らなくてはいけない。どういってもその年までは30数年もある。まだ先の人生は長い。

 さて話は昨日のフルート・レッスン。9月の発表会まであと何回かのレッスンになった。昨日は先生のピアノ伴奏でソロの曲を吹く。頑張って練習しよう。

2017年7月18日火曜日

秋吉台カルスト台地から長門湯本温泉&ブルーベリー狩りへ行く


秋吉台カルスト台地
  
 今朝は大雨で目を覚ます。梅雨明け宣言も近いと思った。ところが、大雨と雷と洪水注意報が出ている。もしもこのお天気が昨日だったら、と思うとぞっとする。昨日は朝早くからバスで行く日帰り旅の日。日露首脳会談が行われた大谷山荘での昼食もある。そして久々に訪れる秋吉谷のカルスト台地。お天気も良くてフリータイムの間、時間まで目いっぱいカルスト台地を歩いた。こういった自然の風景が好きだ。車窓から目にするのは青々とした田園風景が続く。これはポーランドで目にした菜の花畑に匹敵する!?

 住む町では全く田圃を目にすることができない。都会になったのだろうか。田んぼや畑を目にするとホッとする。

 プーチンと安倍首相が会談を行った大谷山荘。初めて出かける場所なので興味津々だった。お昼のおもてなし料理と銘打ったバス旅。ただ、火を使う料理が2品ずつ出たので食事会場が暑く成る。汗をぬぐいながらのお昼となった。大谷山荘では2時間半のフリータイム。屋外に出て外に流れる川の散策と行きたいところだが、何しろ暑くて外に出る気がしない。長門湯本温泉らしく、大谷山荘のお風呂に入る。このお風呂はこれまで出かけた何処のお風呂よりも素晴らしかった。何もかも行き届いていた。

 ゆっくりしているとあの首脳会談の場所はいったいどこか、が気になる。仲居さんに尋ねるとロビーの大きな花瓶のところまで案内される。ここで写真を撮るようにと話されるが人物は入れず花瓶を写す。しかし、どの部屋で会談があったのか、説明されず仕舞い。秘密なのかもしれない。

 お腹もいっぱいでもお風呂に入る。露天風呂が2つの他にもお風呂がある。どのお風呂にも浸かってみた。その後のブルーベリー狩り。会場はビニールハウス内にある。暑い、暑い!折角お風呂に入ってさっぱりしたのにコリャなんじゃ!?しかし、暑くてもブルーベリーはその場でいくらでも口に入る。美味しい。暑いとは言っておれない。

 山口県の旅。広島と山口は隣とあって近い。手軽に行ける日帰りバス旅。楽しかった!さてさて次回は何処へ?
暑いなか、秋吉台カルスト台地を歩く

秋吉台の標識

秋吉台に咲く草花


ハギ

秋吉台カルスト台地
秋吉台カルスト台地

別府弁天池

別府弁天池  水がきれい!手を浸けると冷たかった!

水が澄んでいる

杉の大木

杉の大木

池に隣接する神社に参拝

説明がある
日露首脳会談の舞台となった山口県長門の大谷山荘ロビー
大谷山荘ロビー

大谷山荘の横には川が流れている

ブルーベリー狩りもした

ブルーベリー狩り入り口

ビニールハウスの外に出る

ブルーベリーを沢山食べた!美味だった!


2017年7月16日日曜日

火災報知器誤作動

 午前中、掃除機をかけようとすると台所の火災報知器が鳴り響く。天井を見上げてどうすればよいか一人思案顔。暑い毎日、鳴り響く「火事です!火事です!…」の音。どうすればいいのだ、とまたもや思案顔。しかし警報は一向になり止みそうにない。踏み台を用意するが、報知器まで手が届かない。仕方なく、テーブルに上がる。だが、足元がふらつきそうで怖い。ここから落ちて怪我でもしたら、それこそ人生も終わる気がする。慎重にテーブルに上がると報知器に手が届いた。あたりかまわず触っていると何とか音も止む。それでも、赤いランプはついたままだ。一度テーブルから降りるとまた鳴りだす。困った!最後の手段に打って出る。またもやテーブルに上がり、報知器を触っていると蓋が外れた。テーブルを降りて中の電源を抜く。

 もしも家に誰もいなければ永久になり続けるのだろうか。夜中に鳴り響かれてはたまったものではない。幸い我が家の1軒となりは消防署の分団がある。それを信じて台所の報知器は外すことに決める。ネットでこれについて調べるとやはり誤作動は多いらしい。文明の利器も進化すればするほどヒトが振り回される時代になった。ヒトも常に進化しないと時代の波に乗り遅れそうだ。

 今朝起きるとどこからか聞こえてくる消防車の音。我が家の2階の報知器が鳴りだしたのかしばし様子を見る。どうも我が家ではない。しばらくすると消防車の音が近づく。他所で火事!?おかげで臭いや音に敏感になる。

 さて話は昨日の日本画教室。報知器の誤作動もあって遅れていく。本画に仕上げている落ち葉の絵。先生は描く途中の絵全体に深緑系統の色を施すようにアドバイスされる。それも2度にわたって施す。どういう意味かよくわからないまま、黙って筆を動かす。乾いた我が絵を見るとまるで古い油絵のようになる。この上にさらに色を付けるように、と先生。鮮やかだった絵が先生のアイデアで絵に落ち着きが出てくる。昨日は途中で描くのを終える。それにしても日本画は作業というか描く手順が複雑すぎる。だから誰もが長く画を続けておられるのだろう。頑張って続けよう!それにしても朝から暑い!セミの鳴き声も聞こえてくる。

2017年7月15日土曜日

”ららら クラシック”から

  昨夜の”ららら クラシック”で奏でるのはショパンの🎵革命🎵。ポーランドが生んだピアノの詩人ショパン。先日のポーランドの旅で目にした光景がテレビに映し出される。ピアニストの仲道郁代の奏でるショパンの3曲。優しさの中に激しさを孕むショパン。その底辺には生まれ育ったポーランドの地と深い関係があった。パリで華やかな舞台でピアノを演奏する傍ら作曲活動においてはその底辺に常にポーランドがあった。それが作曲にも影響する。

 番組HPには以下のように書いてある。「ポーランドの首都ワルシャワ近郊の村で生まれたショパン。母は子守歌がわりにポーランド民謡を歌い、姉は優しくピアノを教える。そんな愛に満ちた環境でショパンは音楽の才能を育んでいきました。ピアノと作曲に才能を発揮した彼は、活躍の場を広く求め、ポーランドを離れパリに。魅惑的なルックスで華麗にピアノを奏でるショパンは、上流階級の人々が集まるサロンでたちまち人気に!高額なレッスン料にもかかわらず、ショパンにピアノを習いたいという貴婦人もたくさん現れます。そんな華やかなパリ生活を楽しんでいたショパン。その姿と重なるかのような曲、「華麗な大円舞曲」(ワルツ 変ホ長調作品18)。キラキラと輝くようなワルツですが、仲道さんは他のワルツとは違う何かを感じていました。その違和感は、ショパンのふるさとポーランドの民俗舞踊マズルカを聞いて無くなりました。楽譜に書かれている『3拍子のアクセントの付け方』が、マズルカのリズムのイメージとぴったりあったのです。ワルツという華麗でエレガントは音楽であっても、ポーランドの民俗的な踊りのエッセンスを盛り込んで作曲したショパン。ふるさとポーランドは、ぶれない軸としてショパンの心に常に存在していたのです」。

 さらに次のようにも説明している。「19世紀前半、周りの国々に領土を分割され虐げられていたポーランド。人々は自由と独立を求め立ち上がりますが、ロシアの大軍に鎮圧されてしまいます。『ワルシャワ陥落』をパリに向かう途中のドイツで知ったショパンは、ふるさとに残る父母、姉妹を心配し、何も出来ない自分を嘆き苦しみます。そんなショパンの心の内が表れていると言われるのが『革命』です」。http://www.nhk.or.jp/lalala/archive.html (引用)

 引用が長くなってしまった。この頃はどんな番組でも番組HPがある。これは何かと便利!動画はショパンの🎵革命🎵。

 今日は新聞の気象情報によると札幌も沖縄も、そして広島も最高気温33度の予想。日本全国おなじ気温はやはり異常気象。夏に北海道へ行こう、はいつの日かなくなりそうだ。

2017年7月14日金曜日

ノーベル平和賞受賞者劉氏死去

 今朝の地元紙一面はノーベル平和賞受賞者劉暁波氏死去の知らせだった。これはまるで刑の執行と同じに思える。北朝鮮に旅行したアメリカ人大学生が逮捕され、死の間際でアメリカに返されたのと同じだ。政治体制として中国も北朝鮮と同じとしか思えない。いつまで経っても民主化は遠のきそうだ。それにしてもかの地に住む民族や風土は人をひきつけてやまない。政治的にどうにかならないのだろうか。とはいっても我が国も言論の自由が奪われそうな気配もある。これは絶対に許してはいけない。

 気を取り直そう。先ほどまで更新プログラムでかなりの時間を要した。これを待つ間の何とも言えぬ気持ち。ほんまにパソコンで気を病みそうになる。先ほどダグニーさんのブログを訪問すると「ツリー」のタイトルで大木の前に立つ写真がアップされている。この人のブログを見るのが毎日の楽しみとなった。そしてスウェーデン語の瞬時の翻訳に改めて感心する。

 昨夜はNHKのBSで「美と若さの新常識」を見る。テーマは「夏も快眠!睡眠は美のメンテナンス」。睡眠に関してはまず寝られないことがない。これは特技ともいえるかもしれない。おかげで元気。それにはメラトニンがかかせない。メラトニンは太陽を浴びることで得られる物質。毎日、自転車で買い物に行っている。これがいいのかもしれない。日中にメラトニンを体に摂取すれば睡眠に良いらしい。

 昨日も自転車に乗って午後はプールへ出かける。この頃は鼻水も出なくなった。やっぱり鼻水は風邪をひいてるから出る!?夏になればそう感じる。冬の季節、鼻水が出るのがなんじゃと言わんばかりにプールへ行く。冬の季節、鼻水は注意が必要かもしれない。ともあれ、昨日も1キロ泳ぐ。暑い毎日。広島は梅雨明け宣言まじかでは…。そうなればさらに暑い日が続く。

2017年7月13日木曜日

新聞の中国報道を見て

 「中国、35邦人拘束」の新聞見出しがある。他にもスパイ容疑で12人が拘束されている。中国国内ではノーベル賞受賞者の劉氏が重篤にもかかわらず海外で希望する治療受診を拒まれている。

 「拘束」の二文字を見る度、中国に対して得も言われぬ恐怖感が付きまとう。これまで11回も中国に出かけている。何も考えず出かけたけど、これからはどうなることやら…。中国の通貨である元が残ったままだ。テレビの特集でまだ出かけていない中国の観光地を見る度、行きたくなる。それも、考えないといけない。ともあれ、次に中国に出かけるときは東北部。広島からも大連までは直がある。しかし、今のような日中関係では行くのが怖い。

 今朝の地元紙によると広島県では外国人観光客を今の3倍に増やすそうだ。広島駅も新たになり、南北の自由通路が開通した。表口は中国人観光客が多いのか一日中、中国語で駅構内の案内放送をしている。

 個人的にはもともとは中国大好き人間。しかし、中国がわかるにつれてそれも怪しくなる。ナニゴトもわからないうちはのぼせてもわかってくると嫌な面が出てくる。これと同じことかもしれない。とはいっても、他の国よりもやっぱり中国に関心を抱く。手にする本は中国関係の本が多い。昨日も図書館で新刊の『シルクロード文化史』を借りる。分厚い本で久々のシルクロード本。中国に初めて関心を抱いた場所もシルクロードだった。今から30数年前のことになる。その頃を思い出しながら本を読もう!

2017年7月12日水曜日

ウイーン・フィルの負の遺産!?

 先日、テレビのドキュメンタリー番組でダグニーさんのブログを知った。今朝もブログを見ると「新旧」と題して2つの地下鉄が話題となっている。テレビ番組表を見ていつもは見なくても結構ためになる番組があると知る。そのためか、新聞番組欄をみる癖がついた。昨夜はBSで放送された「国際報道」がある。これはオーストリアのウイーン・フィルの歴史が本になった話題。この本にはこれまで決して語られなかったウイーン・フィルの負の遺産が書いてある。楽団員だった11人のユダヤ人のナチスによる悲惨な歴史だ。戦時下のウイーン・フィルにはヒトラーを支援する人々がいた。

 その人たちはウイーン・フィルのユダヤ人を退団に陥れ,、アウシュビッツに送られた。また配偶者がユダヤ人であれば離婚するか、そうしない場合は退団させられ、同じくアウシュビッツなどに送られた。離婚せずに退団して夫妻でアメリカに亡命した人もいる。こういった負の遺産をこれまでのウイーン・フィルは隠し続けた。ところが本の出版によってすべては明らかにされる。

 ダグニーさんはスウェーデン人。スウェーデンは今回のポーランドほどの関心がなかった。ダグニーさんのブログを通して興味を持つのも悪くはなさそうだ。それにしてもダグニーさんを知って、まずは100歳まで元気に生きよう、との思いが募る。とはいってもそれまでにはまだ相当な年数がある。そう思うと最近言われ続けている要らないモノの処分や物を増やすことの是非は関係ないと思えてくる。何でもほしければ買えばいい!?

 フルートのレッスン後、その思いが昂じてデパートに行く。晴雨兼用の傘をまずは購入。何か一つでもモノを購入すると気分が良くなる。これはなぜ!?歩いていると帽子の売り場で声をかけられる。店員さんの言うがままに帽子も購入。近いうち、バスで日帰り旅に出かける。これも関係あるかもしれない。

 そのバス旅の連絡が入る。急いで電話に出ようとしてパソコンの電源コードとケーブルに足を取られる。机からひっくり返るパソコン。しまった、と思ったら大丈夫だった。それよりも、暑さ寒さで一人民族大移動でパソコンを別の部屋に持ち運ぶ。ケーブルを這わせたままで持ち運ぶ。これは危ないと前から思っていた。パソコンが壊れるのはいいとしても人間が怪我をすると困ったことになる。
 
 昨日の電話のちょっとした事件でケーブルを使用した後は小さくまとめるようにした。我が身を守らないととてもじゃないが100歳までは生きられそうにない。

 さてフルート。32分音符の7連符。早くすればいいだけでなくちゃんと一つずつの音を出さねばならない。これも練習練習!?

2017年7月11日火曜日

ニンジンの花

 メディアを賑わす政治家や芸能人などの有名人。いい話題であれば見る方も楽しい。ところが相手を誹謗中傷して暴露する異常とも思える行動は見るに堪えない。メディアもそれを取り上げなければいいものを面白半分に取り上げる!?

 メディアと言えば毎日読む地元紙。記事を書く新聞記者、それを提供する大学教授、さらには新聞愛読者の投稿記事。毎日のことながら知っている人が何人かいる。今朝は大学の先生が公文書管理の保存について話されている。教えてもらった先生だ。大事な公文書を担当部局の判断で都合が悪ければ破棄する、これはよくない。ヒアリの記事を書いている記者。ともに学んだ若者だ。離れ離れになって早10年が過ぎた。ということはもう32,3歳になっている。若者も最早良きパパ、ママかもしれない。ママになっている人は読者として投稿する。2人の男児のママらしく、読んでいて微笑ましい。毎日読む地元紙。彼、彼女たちの将来が楽しみになる。まるで孫を見る婆の気持ち!?

 新聞以外に毎日目にするネット記事。「見慣れぬ花が咲き、変わった実がなる その畑は…」、これは今朝の梅雨空を吹き飛ばす涼しげな記事。ニンジンの花だそうだ。ジャガイモや大根などの花は見たことがある。だがニンジンが植えてあるのは見ていてもその花は見た記憶がない。梅雨空を吹き飛ばす記事だ。それにしても毎日蒸し暑い!

ニンジンの花が夏の空に揺らめく=姫路市香寺町行重  から画像を引用したけどアップは無理のようだ。画像は記事からどうぞ!

2017年7月10日月曜日

ダグニーさんのブログから

ルドベキア
 

 105歳のダグニーさんのブログを今朝も見る。マウスを右クリックしてスウェーデン語を翻訳する。それにしても瞬時に翻訳するパソコンの機能に感動するばかりだ。翻訳された日本語は日本語としては多々あやしい。それでもわけのわからない日本語ではない。7月9日のブログは最近のバーベキューの写真をアップし、それにちなむ話題となっている。

 さっちゃんのブログでも感心することばかりだった。ダグニーさんも負けず劣らず素晴らしい。先日のダグニーさんの番組タイトルは「100歳から始まる人生」。ということはとりあえず100歳まで生きないことには100歳からの人生は始まらない。昨日は紫陽花がアップされた。

 初めてダグニーさんのブログを見た時、画面の美しさに目を見張った。ご自宅の部屋に花の植木鉢がたくさん置いてあったのをテレビで見る。これを見倣って早速ポットに入ったルドベキアを購入。ポットから出して素焼きの鉢に植え替えた。今朝見ると花は元気に咲いている。

 ルドベキアの名は購入時には気づかなかった。家に持って帰って植え替える時、去年、日本画教室の人に持ってきてもらった花だと気づく。宿根草なので毎年花が咲くといいけど…。花と言えば隣に生えているカラー。10本くらあっても一向に花が咲かない。肥料が足りないのだろうか。もう少し様子を見よう!

2017年7月9日日曜日

“マイオカイン”の効果

 暇つぶしに見るはネット上の記事。『デイリー新潮』で“マイオカイン”の効果があるを読む。「マイオカイン」は初めて知るキーワードだ。記事によると「マイオカインとは聞きなれない名前だが、それもそのはず。医学界においても注目されるようになったのは最近になってからのことだ。ちなみにマイオカインは一つの物質を指しているのではない。マイオ(筋肉)とカイン(作動因子)の合成語で、筋肉が分泌するホルモンの総称である」という。https://www.dailyshincho.jp/article/2017/07080557/?all=1 (参照)

 さらに記事は続く。「加齢によって筋肉が減ると病気になりやすくなることは知られていました。マウスでの実験ですが筋肉があるとがんにかかっても生存率が高くなるという報告もある。筋肉が病気を防いでいるという認識が広まってきたのです」。

 「筋肉が病気を防いでいる」という。それには何はともあれ体を動かすに限る!?梅雨の季節、ついつい蒸し暑さに負けてしまってエアコンの中に閉じこもりやすい。それでも気を引き締めてなるべく毎日自転車に乗り、週一度は泳ぎに行くようにしている。昨日は日本画教室に出かける。3時間の教室は結構ハード。黙って絵を描くことはできそうにない。おしゃべりタイムとティータイムを挟んで作業は続く。少しずつ絵になっていくが、それでもまだまだ完成には至らず…。絵を描くということも「マイオカインの効果」があって腕の筋肉が強くなるかもしれない。

 以前にも筋肉が衰えることを「ロコモティブシンドローム」と言った。ちょうど母を介護していた時に言われるようになった。筋肉を強くすると骨を守ってくれて骨折を防いでくれる。その時も体を動かすことが推奨された。それには億劫がらずになるべく外に出るに限る!? 

2017年7月8日土曜日

第372回広響定演を聞く&昨日の訂正

 大荒れの日本列島である。いつ、どこで、なにが起こるかわからない日々が続く。降り続く大雨とその合間に発生する地震。ほんまにどこに住めばいいじゃ!先日日帰りツアーの日程を変更した。もしも初めの予定に出かけたならば大雨に合うところだった。日帰り旅、楽しみだ!そのころには梅雨も上がっているだろう。

 昨日は午前中は歯科へ行く。あと1,2回行けば通わずに済む。医院や病院が大嫌い。歯科へ行くのも嫌なのに、もしも内科系統が悪く成ればどれくらいショックを受けるだろう。その方が体に悪い。ともあれ、病院通いをしない体でいたいものである。

 夕方からは広響定演を聞きに行く。第372回は下野竜也音楽総監督就任記念シリーズで昨夜の演奏タイトルは「三人の会・シューマンに寄す1」だった。三人とは黛敏郎、団伊久磨、芥川也寸志で昨夜は黛敏郎を取り上げる。これが何と何と嫌な感じの曲だ。世に名がある人だからそう感じる自分自身がいけないのだろうか。それでも曲と曲の合間に話をした下野によると「皆さん、曲を聞いて何処にいるかわからなくなってびっくりされたでしょう」という。それくらい現代のクラシックというか黛の曲はわからない。

 不幸な場所に行くのが大嫌いだ。母は誰からも香典をもらうな、との書置きをしてこの世を去った。これはもらったり出したりと世間の習慣がある。他家から一切こういったものを受け取っていないので改めて親が気遣ってくれていたと知る。そんな場面を想像させる🎵曼荼羅交響曲🎵。もう聞きたくない!

 その次の演奏曲はパウエル作曲の🎵ホルン協奏曲🎵。ホルンの神童と評されるほどの名手、ラデク・バボラークを迎えての演奏だった。大きな体に響く柔らかなホルンの音色は素晴らしい。演奏に華がある人だった。

 休憩後はシューマンの🎵交響曲第二番ハ長調Op.61🎵が演奏された。この第3楽章が特によかった。

 昨日の演奏会で知った人に声をかけられる。その人には帰りのホールを出る際にも出会う。かなしいかな未だに名前が出てこない。

 ブログ投稿後に昨日のダグニーさんのブログの日付を訂正。2017年6月7日→7月6日が正解。最早105歳だから1か月おきのブログアップと思った。ところが、日付の読みを間違えていた。毎日更新されている。それにしても凄いブログだ。その内容を翻訳機能ですべて読めばいいだけど、これも大変。せめて英文ならば少しはわかる…。どういってもスウェーデン語は全くわからない。それにしてもダグニーさんと比べて我ブログが恥ずかしい!毎日ダグニーさんのブログ訪問が楽しみとなった。

 北欧三か国の旅でスウェーデンに行ったと思うけど、いろいろ出かけているのでわからなくなりそうだ。後でその時の我ブログを読んで思い出そう。スウェーデン、思い出した。ノーベル賞授賞式の会場に出かけている。他も思い出した!

2017年7月7日金曜日

BSドキュメンタリー「100歳から始まる人生」105歳のブロガー

 午後からプールで泳ぐ。暑くなるにつれてプールの水の冷たさを感じるようになる。外気温とプールの水温の差が逆転するとさらに冷たく感じる。勇気を出して水に浸かる。思わず係りに水温が低いといいそうになる。しかし、泳ぎ始めるとそれも気にならない。雨が降らないうちにと1キロ泳ぎ終えると自宅へ急ぐ。

 新聞の番組欄を見るとBS世界のドキュメンタリーに目が行く。番組タイトルは「100歳から始まる人生」。日本でも100歳の人の活躍を見たり聞いたりする。この番組に登場の世界最高齢のブロガーであるスウェーデンのダグニーさんは、これまでの100歳の中でも最高峰に位置する人だ。なんと100歳でパソコンを購入したことをきっかけにして一躍有名人となったという。ダグニー・カールソンさんのフォロワーは50万人。先ほどその人のブログを訪問すると画面表面に本人の立ち姿がある。背なかは曲がっておらず、歩く姿も確かなものだ。毎日が刺激に満ちた日々。若い頃にダンスを踊ったことがあり、再度踊りたくてネットでその相手を探す場面は微笑ましい。大きな眼鏡をかけて拡大鏡を手にして画面から相手を物色。どういっても100歳以上を相手にする男性は多くない。

 番組欄の詳細には「『90歳で夫を亡くして、私の人生は終わったと思っていたのに』と語るダグニーさんは現在103歳。100歳でパソコンを始め、日々の出来事や過去の思い出をつづったところ、そのブログが一躍人気に。フォロワーは50万を越え、時の人になったダグニーの暮らしは一変。TV番組に出演したり、セレブと同席したり、村の最高齢DJとの淡い恋も…。人生何歳になっても可能性に満ちていることを教えてくれるドキュメンタリー」とある。2015年 スウェーデン SVT制作とあるから2年前の番組の再放送だろう。ダグニーさんのブログURLは以下の通り。この頃は、日本語でなくても画面の文字を素早く翻訳できる。http://www.123minsida.se/Bojan/99578338 

 「今週のスウェーデン人」というテレビ番組の出演から始まる。出演した週で堂々の一位になる。プロデューサーから自分を売り込むものをと聞かれてブログをあげる。毎日の閲覧数は2万人で毎晩の更新に番組側も驚く。人生の目標は「楽しむため」と話し、パソコンが人生を変えたという。今はパソコンを自分より年齢下の老人たちに教えている、つぎはもう少し上級のクラスを設けるとまで話す。

 番組で話していた言葉を羅列しよう。昔が良かったということは絶対にない。パソコンは4台目を使用。ブログは充足感を得られる。一人暮らしで墓参りもする。子ども時代出来なかったことを今やっている。37歳で最初の人と離婚し、シャンデリアを持って家を出る。そしてその年で学校に通い、トップで卒業。時流に乗るには年齢を理由にあきらめないこと。私は私!2回目の結婚をして再び職に就く。身体に悪いところはない。耳垢をとってもらうために耳鼻科へ通うだけ。耳鼻科で89歳のDJに出合う。そのときダグニーは101歳。メールアドレスを交換するが返信がない。しかし、DJはダウニーの自宅へケーキと蓄音機をもって訪問。相手はDJ、ディスクジョッキ―はお手のものだ。二人で蓄音機のレコードを聞いてダンスに興じる。そして劇場へ、ドライブへと楽しそうだ。あとひと月で102歳から103歳になる。ただ103歳に向かって進むという。

 これを見ていて日本のブロガーを思い出す。去年亡くなられた「さっちゃんのお気軽ブログ2」のさっちゃん。亡くなる前日までブログをアップされ続けた。さっちゃんは93,4歳で亡くなられたが、毎日自分で描いた油絵をアップされていた。そしてメディアでも取り上げられた。さっちゃんも立派だったけどダグニーさんも立派。どちらも素敵だ。

 テレビはこういうように人に元気を与える番組がいい。もう感動しまくって頑張ろうと思った。それにしても2015年に103歳ということは今年は105歳。母も生きていれば秋には102歳になる。なんと素晴らしいかな人生!見倣おう。先ほどダグニーさんのブログを見ると2017年7月6日のアップがある。お元気そうな姿だ。105歳!素晴らしい!すぐ翻訳して読む。またもや感動してしまった!

ダグニーさんの2017年7月6日のブログから

 ブログ投稿後に追加しよう。それはダグニーさんはマンションの広い部屋で一人で暮らしているということ。キャリーバッグを引いて(シルバーカーではない)乗り物に乗り、どこへでも一人で出かける。また、部屋の中がまるで乙女のようにかわいらしく整っている。出窓には花の植木鉢が並び、部屋の至る所に写真を飾っている。さらには身だしなみにも注意が行き届き、着ている衣服もかわいらしい。多くのことをこの人から学ぶ。究極はどういっても「人生は100歳から始まる」。かなりというかそこに至るまでが大変な人生と思っている。これはダグニーさんによれば何を言ってる?と言って笑われそうだ。

 やりたいことをやろう!まだまだ元気!100歳まではとりあえず元気に生きよう!

2017年7月6日木曜日

ノウゼンカズラ

 梅雨になると鮮やかな朱色で庭に咲くノウゼンカズラ。何年も何十年もよその家の庭に咲いている。咲き散った花びらが庭の外に落ちている。あまりにも鮮やかな朱色の花を思わず拾ってみたくなる。夕方そのお宅を通り過ぎる時、娘さんらしき人が家から出ようとする。思わず、花がほしい旨告げると、母親を呼びに入る。大きなお宅で知り合いの家だ。それでもわざわざ呼び出してまでお花が欲しいとは言えない。娘さんが母親を呼ぶと花ばさみ持参で外に出て、枝を2本切ってくれる。

 ところが、美しいものには…の例え通りとまではいわなくても美しさは怪しい限りだ。家に帰ってテーブルに紙を敷いて花を置き、まずは写真に納める。これを日本画の材料に、との魂胆があった。ところが、ところが…。写していると小さな虫が無数にいる。そして臭いにも耐えられない。座敷のテーブルに置いていた。すぐに花を処分する。紙に包んでナイロン袋に入れてゴミ袋にも入れる。

 長年、美しいと思っていたお花に未練がなくなる。ナニゴトも表面とは違って裏腹な面がある。遠くから見れば美しくても近づいてはいけない。というか、雨の季節がいけないのかもしれない。

 我が家のレモンの木も雨の日には小さい虫がいっぱいはびこる。昨日も新芽にはびこる虫を撃退できずに枝を切る始末。これもまたゴミとなる。

 お花をもらったのは夕方。フルートのレッスン日を変更して午後からのレッスンになった。その帰りにもらったノウゼンカズラ。画像はウキペディアからの引用。そういえばノウゼンカズラの花名はネットで調べてやっと知る。

 さてフルート。発表会で吹くソロの曲をさらっている。♪天使のミロンガ♪には32分音符の7連符が2か所ある。指を間違えずに素早く吹くのは大変。頑張って練習するしかない。いい感じで吹けていると自画自賛。そう思わないと練習する甲斐がない。今日もこの気持ちで練習、練習!
 

2017年7月5日水曜日

大雨特別警報!

 雨は降る降る~というよりも土砂降り、それも半端なく降り続く。起床後目にするのは浜田市に発令された大雨特別警報。大雨洪水警報の上があったと初めて知る。梅雨に入って雨降りの日がほとんどなかった。平年並みの雨量につじつまを合わせるかのように土砂降りの雨が降る。

 今週の予定は大雨により、動きが取れない。大雨警報発令時は学校も休校になる。車もあまり通らない。JRは通過した音が聞こえたので遅延はあっても列車は動いているのだろう。こういう日はテレビを見ても落ち着かず、じっと家の中で雨が止むのを待つしかない!?その合間に気を紛らわすかのようにブログを投稿する。

2017年7月4日火曜日

友はエアコン!?

 7月に入って梅雨も本番!?これに加えて台風3号が発生し、ただいま大雨洪水警報発令中。こうなっては何処へも行かれない。フルートのレッスンは日を改め、読書三昧の一日となりそうだ。昨日、図書館で借りてきた本も読み終え、活字に餓えてくる。わが家の蔵書?とまでは言えないにしても本棚から古い本を取り出して読む。それは昭和49年発行の『日本教養全集』18巻のうちの1巻。取り出した巻にはイザヤ・べンダサンの『日本人とユダヤ人』の掲載がある。なぜこれを読まなかったのかと悔やまれるほど読みごたえがある。

 この本が発行された昭和49年は今から43年前になる。当然今よりも43歳も若い。こういう類の本は何年経っても色あせない。本自体はボックスに入っていても少々湿気ている。全集と言えばこれ以外に著名な作家の文学全集を買ったこともある。しかし、それは10年近く前に本を処分した際、資源ごみに出した。文庫本関係は一部を除いて大半は古本屋に買い取ってもらった。古本屋はブックオフでなく、遠くの古本屋に電話して取りに来てもらった。その際、海外でお土産に購入した地図や民博の何周年記念本も一緒に売った。本は本でも地図に価値があるらしく3000円で引き取ってくれた。

 本を減らしたはずなのに、それでもいつの間にか本が増える。読んでいる全集は今、読んでも色あせたところがない。さすがに教養全集、と思ったりする。ともあれ、これからやってくる台風。家でおとなしく本を読もう。それにしても蒸し暑さは半端でない。こうなるとエアコンがわが友!?

2017年7月3日月曜日

いろいろと困った!

 月曜日はゴミ出しの日。狭い庭に陣取っているレモンと紫陽花2種。畑だった土地に家を建てている。その為か何を植えてもよく育つ。ましてや庭の横には水路というか溝が流れている。水やりは皆無でも何でもよく育つ。レモンの木は上へ横へと枝をはびこらせる。あまりにも高くなるとまたシルバーにお願いしなくてはいけない。そう思いつつ上に伸びた枝をはさみで切る。切った枝をしばらく地面で干す。このレモン、大きなトゲがある。トゲは干からびないのか、ゴミに出そうとするとトゲが痛い。

 ゴミ出しに行くと通勤途中の若い兄ちゃんに挨拶される。兄ちゃんが抱きかかえているのは楽器。何の楽器か尋ねると三味線だという。雰囲気はどう見ても三味線よりもヴァイオリンを弾くイメージ。仕事帰りに習うのだろう。

 朝から世の中、平和だ、と思う。ところが先日のダッカの事件ではないが日本人に迫るテロリスクが今夜の「クローズアップ現代+」でも取り上げられる。テロは危ないと思っていても我身に迫るとはこれまであまり考えたこともなかった。ところが、この頃になって気になる。

 気になるといえば国内で発生する地震。1日から2日にかけて北海道と熊本地方で震度5弱の地震が発生する。場所的には離れている。それなのにほぼ同じ時期に地震発生とは…。南からは台風も発生といろいろと困ったことが起きている。

 困ったことは他にもある。先日届いた地元のお寺の封書。その表面には大きな赤いスタンプの「寄付のお願い」。お願いと言っても年に千円、2千円でもないし、1万円2万円でもない。それ以上の金額で、金額の桁が違う。それも5年間の寄付だという。だれにも相談せず、しないことに決める。わが家は後に続くものがいない。ましてや貧しい年金生活者。親が生きていればどういうだろうか。ああじゃこうじゃとうるさく言われればもうお寺は辞めるというしかない。

 こうやって気を強くしないとこの世の中を生きていけない。それにしてもひどいお話。これじゃ、寺離れも進むはずじゃ。そう思った。とはいっても、惜しみなく寄付する人がいるかもしれない。すべてはその人たちに任せよう。とはいってもやっぱりこの件は変。誰彼宛に、もしお寺からこういうお願いが来るとしたら何人が応対するのだろう。

 「人は強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格はない」 (チャンドラー)
"If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive"

2017年7月2日日曜日

「謎の“日本人テロリスト”を追え~ダッカ・テロ事件から1年~ 」を見る

 昨夜のNHKスペシャルは「謎の“日本人テロリスト”を追え~ダッカ・テロ事件から1年~ 」。ちょうど1年前に発生したISによるテロ事件。これには日本国籍の男が関与していた。インドとの国境に近いバングラデシュで生まれたオザキ容疑者。ヒンドー教のカースト制度の低い家に生まれた容疑者。だがイスラム教はそういった身分制度はないらしい。日本の大学に留学して学位を取得後、某大学の准教授となる。日本人の奥さんと結婚後は日本国籍を取得している。イスラム教に改宗後、バングラデシュの現政権に疑問を抱く。ISと接触するにつれて日本国籍があればトルコなどからシリアへ入れるし、人も送ることができる。これを悪用!?http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170701 (参照)

 アメリカがシリアを陥落後、バングラデシュ政府を支援するアメリカや日本を恨むようになる。そしてダッカで日本人を襲撃する。テレビを見ていて何のために日本に来たのか、何のために日本国籍を取得したのか、その前には何のために日本人と結婚したのか…疑問が湧いてくる。

 日本を知ったからこそ日本を嫌いになる!?まだ容疑者は捕まっていない。これでは日本人はまたいつかどこで狙われてもおかしくない。留学生と言えば聞こえはいい。だが、その底辺には何を考えているかわからないところがある。そう思いたくないけど番組を見てそう感じた。

 嫌な番組は見ないようにとは思っても知らなくてはいけないこともある。蒸し暑さで寝付けず、この夏初めてエアコンをつけて寝る。短時間で前が降った梅雨が明けるのか一気に真夏の気温になった。

 昨日は午後から日本画教室へ。落葉を本画に仕上げている。まだまだ仕上がるまでには時間がかかりそうだ。教室が終わると皆でカフェへ。3時間の教室が終わってのカフェタイム。美味!そして結構疲れる。その夜の蒸し暑さ。夏本番!?

2017年7月1日土曜日

🎵城ケ島の雨🎵

 昨日の姪のメールはボーナスの話題。もらった、と嬉しそうなメールだった。ボーナスと言えば6月15日と12月15日がそうだった。これも早15年前の話になる。会社リストラ後の遊び人になって今年で丸15年。本当に月日の経つのは早い。遊び人人生もまだこれ先、長く続く。給料もボーナスも入ってこない。ただ頼みは年金のみ。元気に長生きすればいただける年金。有難いの一言に尽きる。ということでこれからも元気を出して遊び続けよう!

 大雨警報もやっと解除となる。今年は昨朝の大雨洪水警報前までは例年の半分にも雨量がなかったらしい。ところが、昨日の大雨で一気に平均雨量となったという。それくらい短時間に雨が降っている。


 雨と言えばこの歌もいいね。♪城ケ島の雨🎵。この歌詞に「利休鼠…」が出てくる。母を介護していた時、CDに納めてあった日本の唱歌をいつも聞かせていた。ネットで購入してすぐのころは母もCD全部の曲を歌うことができた。ところがそれもままならぬようになると音だけでも聞かせていた。元気に歌っていた母の口から出たのは利休鼠。このキーワードすら知らずにいた。この歌を聞くと母を思い出す。