梅雨になると鮮やかな朱色で庭に咲くノウゼンカズラ。何年も何十年もよその家の庭に咲いている。咲き散った花びらが庭の外に落ちている。あまりにも鮮やかな朱色の花を思わず拾ってみたくなる。夕方そのお宅を通り過ぎる時、娘さんらしき人が家から出ようとする。思わず、花がほしい旨告げると、母親を呼びに入る。大きなお宅で知り合いの家だ。それでもわざわざ呼び出してまでお花が欲しいとは言えない。娘さんが母親を呼ぶと花ばさみ持参で外に出て、枝を2本切ってくれる。
ところが、美しいものには…の例え通りとまではいわなくても美しさは怪しい限りだ。家に帰ってテーブルに紙を敷いて花を置き、まずは写真に納める。これを日本画の材料に、との魂胆があった。ところが、ところが…。写していると小さな虫が無数にいる。そして臭いにも耐えられない。座敷のテーブルに置いていた。すぐに花を処分する。紙に包んでナイロン袋に入れてゴミ袋にも入れる。
長年、美しいと思っていたお花に未練がなくなる。ナニゴトも表面とは違って裏腹な面がある。遠くから見れば美しくても近づいてはいけない。というか、雨の季節がいけないのかもしれない。
我が家のレモンの木も雨の日には小さい虫がいっぱいはびこる。昨日も新芽にはびこる虫を撃退できずに枝を切る始末。これもまたゴミとなる。
お花をもらったのは夕方。フルートのレッスン日を変更して午後からのレッスンになった。その帰りにもらったノウゼンカズラ。画像はウキペディアからの引用。そういえばノウゼンカズラの花名はネットで調べてやっと知る。
さてフルート。発表会で吹くソロの曲をさらっている。♪天使のミロンガ♪には32分音符の7連符が2か所ある。指を間違えずに素早く吹くのは大変。頑張って練習するしかない。いい感じで吹けていると自画自賛。そう思わないと練習する甲斐がない。今日もこの気持ちで練習、練習!
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