「中国、35邦人拘束」の新聞見出しがある。他にもスパイ容疑で12人が拘束されている。中国国内ではノーベル賞受賞者の劉氏が重篤にもかかわらず海外で希望する治療受診を拒まれている。
「拘束」の二文字を見る度、中国に対して得も言われぬ恐怖感が付きまとう。これまで11回も中国に出かけている。何も考えず出かけたけど、これからはどうなることやら…。中国の通貨である元が残ったままだ。テレビの特集でまだ出かけていない中国の観光地を見る度、行きたくなる。それも、考えないといけない。ともあれ、次に中国に出かけるときは東北部。広島からも大連までは直がある。しかし、今のような日中関係では行くのが怖い。
今朝の地元紙によると広島県では外国人観光客を今の3倍に増やすそうだ。広島駅も新たになり、南北の自由通路が開通した。表口は中国人観光客が多いのか一日中、中国語で駅構内の案内放送をしている。
個人的にはもともとは中国大好き人間。しかし、中国がわかるにつれてそれも怪しくなる。ナニゴトもわからないうちはのぼせてもわかってくると嫌な面が出てくる。これと同じことかもしれない。とはいっても、他の国よりもやっぱり中国に関心を抱く。手にする本は中国関係の本が多い。昨日も図書館で新刊の『シルクロード文化史』を借りる。分厚い本で久々のシルクロード本。中国に初めて関心を抱いた場所もシルクロードだった。今から30数年前のことになる。その頃を思い出しながら本を読もう!
0 件のコメント:
コメントを投稿