2022年4月21日木曜日

「北のまほろば」

  BSで見た「街道をゆく」3話は「北のまほろば」。同行のカメラマンは司馬が「まほろば」のタイトルをつけている最中、何度かシャッターを押した。司馬は「まほろば」を気に入っていたという。「まほろば」を改めて辞書で引くと「すばらしい場所」とある。「街道をゆく」の取材で司馬が訪れたのは1994年。亡くなる2年前だ。三内丸山遺跡を見た司馬は「日本という国のすばらしい姿」とほめたたえる。それが「まほろば」につながった!?

 なお、番組の紹介を見ると「原作・司馬遼太郎。壮大な紀行文学を映像化!江戸時代から飢餓に悩まされてきた本州最北端の土地は、実り豊かな場所だった。風土に即した暮らしとは?青森県の旅が始まる」とあり、「昭和から平成へ。亡くなるまで25年にわたって司馬遼太郎が書き続けた『街道をゆく』。太宰治が悲しき国と嘆いた地が、なぜ『北のまほろば』なのか?津軽から下北半島への旅▽吉田松陰が訪ねた弘前市の屋敷▽江戸時代の稲作一辺倒の政策がもたらしたもの▽なぜ縄文人は芸術を生み出せたのか?▽マタギの暮らしに見た山の幸▽十三湊の繁栄▽三内丸山遺跡で司馬が思い描いたこと▽1997年放送の番組が鮮やかな映像でよみがえる」ともある。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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