2022年4月18日月曜日

いろんな人が……

 燃えるごみを出して家に入ろうとすると道の端を掃除する人がいる。見慣れぬ人で声をかけると小学校の校長だという。先日、小学校の周りを掃除する人から声を掛けられた。その人は山の方にある中学校の職員で小学校の掃除を手伝っていると話した。そのことを校長に話すと新しい人がまだ赴任していないらしく校長自らが掃除をしている。

 校長のように現役の人を見ると「若い」と感じる。それだけ自分が歳を取ったという証拠だろう。昨日から今朝までいろんな人に出会った。昨日はホームコンサートに出かけようと朝から忙しくしていた。その前に先日、近所の人から3種類の花の鉢植えを貰った。ネモフィラ、菫と1つの名が判らなかったが、それはゴデジアと教えてもらう。ネモフィラは綺麗な鉢に植えてあった。GW頃にはこの花の時期が終わる、と聞いていた。花も咲かなくなったので鉢を返しに行こうとした。が、手ぶらで行くわけにはいかない。その前に買い物を、と庭に出るとおっさんに声を掛けられる。

 2年位前に日帰り旅で一緒だった人らしい。人からああじゃ、こうじゃ、と指図されるのが大嫌いなものとしてはこういうおっさんが大の苦手だ。早く帰ればいいものをいろいろと我が家の周りのことを指図しだす。

 話を切り上げて花をくれた人の家に行くと外で庭仕事をされていた。もう一回来るからと言ってスーパへ。買い物したものと返却の鉢をもって再度行くと庭におられた。鉢植えのお礼を言うとまたもほかの鉢植えを下さる。丁寧に鉢に「虫取りなでしこ」と花の名前を書いた札を立ててくれた。広い庭には大きな樹木は植えてなく花壇になっている。毎日のように手入れをされているのだろう。いつ見ても花が咲いている。街路樹として植えてあるハナミズキの花壇の手入れもされているようだ。花好きの人は人まで優しい。先のおっさんとはえらい違いだ。

 2年半ぶりのホームコンサートに出かける。出かける前はコンサートに行きたい気持ちとコロナの感染が気になっていた。ところが生のハープの演奏を聞くとすべての嫌な気持ちが吹っ飛ぶ。20名あまりの聴衆だった。ゲストにクラリネット奏者が2名いた。

 演奏後、JR駅まで会場にいた人と歩いているとその人は週7日の予定が全部詰まっているという。何をしているのか聞くと興味をそそられるものがある。しかし、よく話していると嫌な気持ちがよぎる。司馬遼太郎を話題にした時だった。「誰も『街道をゆく』を借りる人はいないでしょう」という。こう言われてムッとなる。それもそうかもしれない、人それぞれ好みは違う、と思えばいいものをこういわれたことが許せない。何を言われてもすぐに反論できない自分が情けない。

 何がどうこう言っても嫌味を言う人と指図する人が一番嫌いだ。働いていれば我慢するしかないことかもしれない。が、幸い今は何を言われてもフリーの身。そう思えば何を気にする!?これもすべては自分自身が誰とも気軽に話すことに原因があるのかもしれない。気をつけよう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

 追記 最後の演奏曲にリムスキー・コルサコフの「シエエラザード」が演奏された。この曲はフルートでさらっている。が、曲の詳細については知らずにいた。今回、曲の意味を聞いて改めて曲を理解すると吹きたくなる。楽譜を探してフルートの練習をしよう!

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