市内にある曹洞宗の寺院で開催された講演会を聞きに行く。毎年2月と9月の末日に開催される。ところが、昨年は講師の体調不良と台風の影響で開催されず、1年ぶりに出かけた。広島駅から2つ目の駅で下車して山に向かって歩く。しかし、久しぶりに出かけたため、ホームに降りた時点でさてどちら側へ、と迷う。道中、2人に聞いてやっと目的地に到着する。
寺院内の講演会場はいわゆるお寺らしくなく、講堂なのか線香などのにおいもない。またお寺での講演会と言ってもいわゆるお坊さんのお説教でなく、本来の講演会で耳を傾けてメモを取りながら話を聞く。受付を済ませると講演資料と冊子を受け取る。資料を見ただけでは何が書いてあるのか日本語として読めても内容はさっぱりわからない。県北や関係あるお寺から参加のお坊さんも数人おられた。
話を聞くとき、疑問という形でアンテナを張り巡らせていると、直接ではなくてもいろんな形で結び付くそうだ。それも聞く内容は自分の物差しというか持ち合わせのものしか聞けないという。自分の聞きたいという受け皿がなければそれだけのものらしい。これを少しずつでも伸ばす!?この他、資料に書いてある内容をかみ砕いて話される。時に笑いを混ぜて話される。聞いているときはそうか、とわかってもいざ文にすると難しい。
年2回の広島での講演会も講師の体力を考えて来年からは1度になるらしい。昨日も前日は佐賀で講演されて広島へ移動されての講演だった。講師の青山俊董尼を知ったのはスリランカの旅で知り合ったお坊様たち3人の何気ない会話から始まる。その話に聞く耳を持たなかったら青山俊董尼の講演会を聞くこともなかったし、出会うこともなかっただろう。
そういえばこのお寺ではお月見コンサートも開催されているそうだ。その時はフルートとピアノ演奏と話された。フルート奏者は誰?と気になる。参加すればそれもわかるけど、さてさて……。また、県北のお坊さんは11月末ごろに阪大の先生やゲスト歌手を迎えての演奏会も開催されるという。これも聞きたいけどまたもやさてさて……。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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