2019年3月17日日曜日

葉っぱの点描写

 そろそろ冬眠から覚めないといけない。だが、朝早く起きられない。人と話をすれば眠られない、とか聞く。だが、これも不思議な感覚で聞いている。特に今朝は起きられなかった。

 昨日午後は日本画教室に出かける。今、緑の葉が紅葉しかけていく木々の葉を本画に描いている。木々をまず描き、その後の葉っぱを点描写する。黄色、橙色、黄緑色などの水干絵具を絵皿に出して膠で溶く。まずは薄い色で点描写をしていると先生から何色かを混ぜて……と言われる。その通りしていると次は点描写の点が小さすぎて何時間あっても描けない言って笑われる。それでは……と思って素早い動作で少し太めの点で描く。点、点、点……と描写するとその速さが早いとまた笑われる。これはフルートを習っているから?とも言われる。フルートを吹くには素早い指の動きが必要。それもトリルとなるとさらに早くなる。

 本を読んだり、文字を書いたり、話をしたり……、は早い。しかし走るのは遅い。これと点描写は関係ない!?自分では普通の速度と思う、だが、点描写は早いらしい。とはいっても速さと絵の巧さは関係ない。

 樹木の小枝に点描写すると葉っぱらしくなり、それにいろんな色で点描写し続けると何とも言えずいい絵になる。もうこうなると自己満足の世界にはいる。そして巧く描けた、と思わず感動してしまう。もしかして他人から顰蹙を買っているかもしれない。とはいえ、自分で褒めずに誰が褒めてくれる、とまた自己満足する。これじゃ、巧く描けないとはわかっていても時にこの世界に入っていく。

 次回は空間に生える樹木を表現する。空間は鼠色の19番で、と先生に教えてもらった。鼠の19番、覚えておこう。空を描くのはもしかして初めてかもしれない。今のところ、この絵が気に入っている。この本画がうまく完成するといいけどさてさて……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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