2019年3月26日火曜日

市内をウロウロして演奏会へ

 はっきりしないお天気の昨日、携帯万歩計は10600歩だった。夜に開催されたリトルウッズ・ブラスアンサンブルの定演を聞きに行く。その前に、来月出かける海外旅行の残金をJ〇Bに出かけてクレジット決済する。広島駅→八丁堀にあるJ〇B→紙屋町でティータイム→本通り→平和公園を抜けて広島市文化交流会館とよく歩いた。開演までには時間がある。隣のアステールプラザ1階の情報ラウンジで催しもののチラシを物色。2枚、いいのがあった。1枚は4月の”TO YOU”催し案内で先日天皇皇后両陛下の肖像画を描いた画家野田弘志の展覧会。そしてもう1枚は安浦町で開催されるピアノコンサート。これは演奏曲目がいいので聞きに行きたい。だが、日本画教室と重なり、また安浦が遠すぎて行かれそうにない。

 ということで野田弘志の展覧会へ行こう。ところが、市立大へ出かけたことがない。ネットで調べると紙屋町から12分ほどバスに乗車すれば大学前に到着する。そして広島駅までの循環バスも通っている。来月早々、紙屋町で友だちに合うのでその後に市立大に出かけよう。これまで場所がわからず、出かけずにいた市立大。これからは広島駅からの循環バスで気楽に行かれそうだ。

 さて、リトルウッズ・ブラスアンサンブル。何と使用楽器は金管楽器が5種類と少ない。これにパーカッションがつく。だが、演奏者はプロ・アマ併せて100人と多く、何とも賑やかなアンサンブルだ。先日家の近くで聞いた陸上自衛隊の演奏会。これも弦楽器がなくて管楽器だけだった。昨夜の演奏会も管楽器にパーカッションの打楽器が加わる。管楽器も金管楽器だけで木管楽器は加わらない、ということでフルートも入らない。フルートは金属でできていてももとを糺せば木管楽器になる。

 日本画の先生からチケットをもらった演奏会。若者ばかりの聴衆と思ったらそうでもない。前半の演奏が終わると後半を聞かずに会場を去る。バス停で話しかけてきた人もかなりの年輩女性だった。なんとその人は昨夜の指揮者と中学から一緒でともに音楽畑を歩まれたという。今は80歳も過ぎてチケットは指揮者から送られたと嬉しそうに話される。この方によると指揮者は東京の音楽大学に進まれ、東京都の交響楽団に入団。その後、請われて広島に帰り、アンサンブルを結成されたそうだ。

 昨夜話した人は音楽の先生だったらしく、今もピアノを教えているという。ただ目が悪くなった、と嘆かれていた。目の悪さは同じなのでその気持ち、よくわかる。とはいっても夜に開催される演奏会に遠くから一人で聞きに来られている。

 演奏会に出かける前、旧友から電話がある。年に1度合えばいい人で、それも電話がかかることはほとんどない。電話の内容は旦那と話が合わないとか息子が遠くに住んでいるので娘さんがいる人が羨ましいなどと愚痴られる。これを聞いて旦那も子どももいない……と思わず言ってしまった。ヒトを羨ましがるのでなく自分で楽しみを見つけたら……と思うがそう言える立場にない。ヒトの愚痴を聞くのは好きではない。きっと電話をかけてきた人は昔のままの私と思っているのだろう。人はそんどん変わっていく。そうでなくては進歩がない。

 遠くから夜であっても演奏会にこられている昨夜の老婦人も独りだった。愚痴など言わず、その暇があれば体を動かす。そして、たまにはパッと大枚をはたいて海外に出かける。これが気晴らしになり新たな活力となる。それくらいの気持ちを持てばいいのに、とつい人のことであっても思ってしまった。それには旅に出る。それが一番と思うけど、それも人によるのかもしれない。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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