2019年3月14日木曜日

「休眠預金活用30億円強」から

 「休眠預金活用30億円強」は今朝の地元紙掲載の見出し記事。このうちのいくらかはわが家も関連がある。母が亡くなる前、母名義の口座は普通預金に切り替えてキャッシュカードで全額引き出そうとした。ところが千円以下はキャッシュカードでおろせない。そのため、郵貯や地銀の通帳の千円以下の残高はそのままになっている。母がいなくなって丸8年が過ぎた。休眠預金は10年間の出し入れがない預貯金だからもう少しすればそれに該当する。また休眠預金は年間700億円もある、とは驚いてしまう。

 休眠預金は母だけでなく自分自身も当てはまる。初めて会社勤めをしたとき、会社からの振り込みは大手都市銀行だった。現役で働いていた時は街中に出る機会も多く、都市銀行の口座も何の問題もなかった。ところがリタイアすると全ての生活拠点の活動範囲を地元密着にするほうが何かと便利と気付く。それからというもの、都市銀行の口座は普通預金に切り替えてすべておろした。ところが千円以下はおろせない。結果、数百円単位で残高が残ったままだ。

 習っている稽古ごとの合間に街中に出て解約手続きすればいいものを面倒な気持ちが先にあり、そのままにしている。というか、日を改めて街中に出て解約するにも運賃の方が高くつく。その思いから休眠預金になるのは仕方ない。

 話は変わって今朝のダグニーさんのブログ。左手がだいぶ良くなり、自分で服が着られるようになったそうだ。

 毎日いろんなことがメディアを賑わす。だが、嫌な記事やニュースは目にしたくない。とはいってもある程度は世の中についていきたい。それにしてもよくもまあ、こんなことができる、と驚くことが何と多いことだろう。アポ電話なるモノの犯人が捕まった。何も悪くもないのにただ金銭だけが目的で命までも奪ってしまう。本当に恐ろしい。

 2日前、夕方、自転車で出ると1年3か月ぶりに近所の人と出会う。髪は真っ白くなられ、声をかけられるまで誰だかわからない。立ち話をすると買い物は生協で配達してもらうらしく、外に出る回数が減ったという。アポ電話のことを話すと電話が掛かれば出るという。どうもナンバーディスプレイにしていないらしい。80過ぎの女性で一人暮らしの人だ。これは危ない、と思うけどそれ以上は言える立場にない。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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