2013年4月25日木曜日

“Happy People Live Longer(幸せな人は長生きする)”

今日は昨日の雨もあがり、春らしい陽気の一日になりそうだ。

今日も起きるのが遅い!いくら「寝る子は育つ」といっても早く起きる癖をつけないと一日が短すぎる。

昨日はお昼過ぎに自転車で外に出た後は家で大人しくする。土曜日のスペイン語の作文をまとめたり、本を読んで過ごす。春ごろ、高倉健のスペシャル寄稿がある『文藝春秋』の季刊春号を購入する。

しかし、その人の記事は少なく、そこだけを読み終えるとその辺に放っておいた。それを棄てる前にもう一度読むと特集に面白い記事がある。それは「百歳まで美しくあるために」と題された坪田一男慶応大学医学部教授の記事である。

筆者は「『笑う門には福来る』のサイエンス」で「“笑う”という筋肉の動きが“幸せ”を作る理由とは」と課題を掲げてその意味を明かす。

2011年のサイエンス誌に“Happy People Live Longer(幸せな人は長生きする)”の論文が大きく取り上げられ話題となる。

では何故幸せな人が長生きするのだろうか。従来から2つのことが言われていたらしい。1つは「幸せな人は健康にプラスの習慣を持つ傾向がある」。それは運動を見ても幸せな人ほどしており、幸せと生活習慣を組み合わせた考え方である。そして2つ目は“幸せ”であることが直接的に身体に影響を与えるという考え方である。、

2つ目の考え方はごきげんな人は副交感神経が優位となるため高血圧になりにくく、アドレナリンの急激な上昇もなくて血圧の上昇も少なく激昂せず不慮の事故にもあいにくい。

この2つで幸せな人が長生きするのは間違いなさそうと筆者は結論付ける。

では幸せでいるためにはどうすればいいか。それには先ず無条件にごきげん度をあげる方法を提示している。同じく2006年のサイエンス誌に発表した研究に笑顔を作る顔の筋肉が緊張すると、それによって幸せを司る脳の血流が増える。すなわち、「“笑う”という筋肉の動きが“幸せ”を作るという流れが実際にある!」。だから脳がごきげんと思えば人はごきげんになっていく。

筆者は眼科の専門医。特にドライアイの専門医で目がごろごろするなどのドライアイの症状のある人の主観的幸福度はドライアイの症状がない人よりも少ない。

それゆえ、不きげんな人たちが最もドライアイの症状を感じやすいという構図が見えてくるという。

さらに「ポジティブサイコロジー」を取り上げ、幸せが人生の成功を生む、ポジティブに考えることが人生を豊かにするという。この考えはペンシルバニア大学のセリグマン博士が始めた新しい心理学とか。2007年にその学会を設立して注目を集める。

それは自分の強みを発見してそれをさらに延ばして人生が上手くいくというやり方。その方法として4点挙げている。
1 自分の強みを意識して探す。
2 次に、その強みを毎日の生活で使う。使うタイミングを考える。
3 できれば使い方を、ユニークに自分らしく使う。
4 1日の終わりに「今日はこうやって自分の強みを使ったな。だからとてもごきげんな一日だったな。」と思う。

基本的な強みは24個あり、その中から3~5つ探し出して意識することが大事らしい。

個人的に筆者に倣って書いてみよう。
1 好奇心
2 継続性
3 根気

人は常に緊急事態(交感神経優位)とのんびり状態(副交感神経優位)の2つの状態を使い分けて生きている。この分野の研究で有名なバーバラ・フレドリクソン教授は「幸せである最も大きなプラスの点は、人が未来に注意を向けて、自分の可能性を拓いていけることにある。」という。
 
今日もこの言葉で一日を過ごそう。“Happy People Live Longer(幸せな人は長生きする)”。 

投稿が遅くなった。先ほどいつもの方のブログに「明日は午後から活動開始。午前中にいろいろ入るかな??楽しみです。さあ明日も元気をだして![広島弁で]」と書いてある。

この最後が広島弁!?じゃ、これを標準語でどういう?わからない!

やっぱり、今日も元気を出して頑張れ!

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