2022年6月18日土曜日

「画廊珈琲 孔雀荘」

ピンクのカラー


 今日も朝から暑い。梅雨とは名ばかりで雨は降りそうにない。とはいってもやはり梅雨の季節、蒸し暑さは半端でない。朝から庭に咲くカラーをカメラに収める。まだ淡いピンクのカラーも徐々に赤紫になっていく。

 今日は母の月命日。一日早いけど昨日お墓参りをする。午前中とはいえ山道をちょっと歩くだけなのに暑くてたまらない。来月、再来月はさらに暑くなる。お墓参りの度に母はどういう気持ちで父のお墓に参っていたのかと思ったりする。そのことを思えば暑いといってはいられない。

 地元紙を見て懐かしい顔とご対面。30歳で初めての会社を辞めてしばらくバイト生活だった。まだ民営化されていなかった某公社でバイトしていた。バイトの期間は人生最大の悩み多き時代だった。とはいってもバイトは遊び半分で気分的には楽だった。バイト時代が今の自分を養ってくれたと思っている。会社勤めをしていた頃には知り合えなかった様々な人たちと出会えた。その頃知り合った人と水墨画を習った。それがきっかけで中国語へと結びついていく。共に習った人は絵が上手な職員さんだった。その何十年か後に自分が日本画を習うことになるとは……。その人とは連絡を取り合っている。が、今朝の地元紙に掲載の人とは今は連絡を取っていない。

 掲載の人と知り合った当時は共に30代。尾道の洋画家である小林和作などゆかりのある「画廊珈琲 孔雀荘」を営んでいる。70歳を過ぎたので8月末で閉店するという。母がまだ怪我をしていなかった頃、尾道の千光寺公園に出かけた。その時、孔雀荘に立ち寄った。バイト時代に知り合った店主は当時、銀行員だった。互いに同じビル内に勤務先があり、お昼の休憩時間にはその人の休憩室に集まってバイト仲間たちと遊んでだりしていた。

 その後、バイト時代に知り合った人のご縁で2度目の会社に勤めるようになった。当時の勤め先は広島に住んでいた画廊の店主のマンションに近く、家に遊びに行ったこともある。台所はピカピカで食事は家で作らないと話していた。それなのにその後に尾道で画廊珈琲を1代目から引き継いで手づくりのケーキを焼いている。人は進化する!?この記事を見てそう感じた。

 そういえばこの画廊珈琲の1代目が店主だった頃も出かけている。友だちの2代目店主は8月末でお店を閉じる。まだ閉店までには時間がある。母と孔雀荘に行ったのはもう20年以上前になる。久しぶりに尾道へ……。さてさて。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿