2021年7月9日金曜日

「稗史」(はいし)

 「雨は~降る、降~る」、といった風流な雨ではなく、これでもかというほどひどく振り続く。昨日降った市中の短時間の雨は3年前の豪雨災害よりも勝るとか。今、サイレンが鳴りだした。隣町のサイレンだ。何を伝えているのか聞こえない。が、急を知らせるサイレンかもしれない。昨夜は深夜零時に隣町の町内放送で目を覚ます。さらに鳴り出したのは救急車のサイレンだ。けたたましくなる。ナニゴトもなければいいが……。

 話は変わって今朝の地元紙を見ると歴史には正史と稗史(はいし)があるという。恥ずかしながら「稗史」を知らずにいた。稗史とは庶民の暮らし目線の歴史らしい。電子辞書で調べると「昔、中国で稗官が民間の風俗・人情などの、こまごまとした事柄を集めて記録した書物。また、小説風に書かれた歴史書。民間の歴史書」とある。

 これにならってかどうか、文芸誌「新潮」3月号に「コロナ禍日記リレー」特集を組んで作家たち52人が1週間ずつ執筆して1年間リレーしている。作家が綴る日記は文学となっている。著名な作家がなくなるとすぐにそれが書籍化される。まさにそれに当てはまりそうだ。

 雨が降り続き、落ち着かない日々がつづく。これもあと2,3日すれば梅雨明け間違いなさそうだ。それまでは雨との闘い、それ以後は真夏の暑さになる!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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