NHKの「先人たちの底力 知恵泉」、<真打折り紙国宝の謎 日本刀 猛(たけ)き心を満たせ>を見た。なんと刀から派生した言葉として相槌を打つ 頓珍漢 土壇場 折紙付きなどがあるという。折紙は秀吉が唱えたようだが、この意味に品定めの意味があるという。「折紙付き」というようにそのものの価値や品質を保証する。秀吉の時代、戦があると刀が散らばった。この中には立派な刀があるかもしれない。秀吉は刀狩をして人々に刀を集めさせた。そして刀の品質を鑑定して立派な刀は秀吉が折紙を付けた。
番組HPには「力と美を兼ね備える日本刀。あまたの人々の心をとらえるまばゆい輝きのウラには日本人が長く培ってきた知恵があった。武士の台頭でフォルムが大変化!そこには無理難題に悩み克服した刀工の格闘が!一振りの刀が一領国の価値がある?!そこには太閤秀吉の戦略が!日本刀に秘められた物語を酒肴(こう)に今夜もゆるりとお楽しみあれ。徳川将軍家を呪う妖刀、信長の愛刀などお宝も続々。庖(ほう)丁人土井善晴の名刀?も登場します」とある。
刀から派生した言葉である相槌を打つがある。刀をつくる際、鍛冶の職人が2人で交互に槌を打ち合わすことから相槌を打つが生まれた。その際に発生する音が頓珍漢と聞こえたからこの漢字を当てはめた。そして土壇場は刀で斬首の際に穴を掘って築いた土の檀から派生している。
刀、という言葉からいろいろと言葉が生まれた。普段何気なく使っている日本語だが、そんな言葉にも意味が込められていたとは……。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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