★鉄道王国ミャンマーの思いやり列車。多民族が乗車するスイッチバックとループ線の急峻な山岳路線。そしてなぜか終着駅が地図にない謎の路線も!旅人は俳優の音尾琢真さん。何が飛び出すかわからない!ミャンマー「秘境×鉄道」。立ち入り禁止の村でなぜか途中下車し、岩盤だらけの間を通る山岳路線!そこで見た神様の動物の姿とは?そして終着駅はなんと地図にも載ってない。どうして?そこで出会った少年との不思議な巡り合わせに、旅人の音尾琢真さんも絶句。異国の小さな無人駅で知った現実。時速15キロ、様々な民族衣装の陽気な人々と一緒に乗り合うオンボロ列車で2000の仏塔が林立する絶景へ。
番組が始まるとナレーターは「オトウサン、オトウサン」を繰り返す。これはもしかして以前に見た?と思った。「オトウサン」がどうしても「お父さん」に聞こえる。以前にも感じたことだ。旅する人は「音尾さん」であり、インドネシア編は見たが、ミャンマー編は今回初めて見る。
これまで2度ほどミャンマーに出かけている。だが、昨夜放送のカックー遺跡は行ったことがない。番組HPにある「2000の仏塔が林立する絶景」は是非とも見たいものである。また「そこで出会った少年との不思議な巡り合わせに、旅人の音尾琢真さんも絶句。異国の小さな無人駅で知った現実」、このシーンも切なさにあふれる。
番組スタッフと旅人音尾さんたちは列車に乗った少年が無人駅でただ一人になってしまう、と心配する。スタッフたちは後日、この少年との再会を約束してその場を離れる。再会後、少年は母親を探して列車を待っているのではなく、親に見捨てられ祖父母に預けられて家出していた。少年は居心地が悪くなると何度も家出を繰り返す。祖父母は自分たちが食べるだけで精いっぱい、と言って少年を見捨てる。これを知った音尾さんたちスタッフは役所を通して少年を施設に預ける。その手続き後、少年は無事保護された。
いろんなテレビを見るが、ここまで放送する場面は初めて見た。
ツアーで旅する時は出かけた先の嫌な部分は目に触れず、もっぱら観光地を歩く。だが、一歩違うところに入れば観光客が知りえないモノ・コト・ヒトがある。民族学に興味がある。昨夜の番組はそれに相応しい番組だった。そして旅人音尾さんのゆったりした話し方や態度は見るものの気持ちを和らげてくれる。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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