12日から県立美術館で開催中の川端龍子展を見に行く。コロナで危ぶまれた特別展は会期が延長されて6月21日まで開催される。初日の人出を新聞で見ると多くはなさそうだ。昨日は開催3日目だが、思い切って出かけた。広島駅に久しぶりに着くと駅表口は新たな駅ビルに建て替わるため、なんともわびしい雰囲気だ。駅横のホテルや郵便局もすべて建て替わるため、広島の玄関口はコロナも加わって寂しい感じがする。
美術館まで歩いて行くが人の歩く姿はほとんど見えない。美術館に到着すると係があれこれ指図する。まずはセンサーの前に立ち体温を測る。書類を記入し説明を受けていざ会場へ。絵を見に来た人はいつもの特別展ほどではないが、広い会場にはぼつぼつ人がいる。絵を見ているとご夫妻で来場の某交流会の人と出会う。この方たちは油絵画家で川端ほどではないにしても大きな絵を描かれる。コロナでやる気をなくしたので川端の絵を見て刺激を受けに来場されたようだ。今月末には某美術館で3人展を催されるという。
もらったパンフによると川端龍子は「衝撃の日本画 スケール、発想、いきざま、すべて規格外!」とある。まさにその通りで「龍子垣」の大きさは242㎝×725.5㎝とスケールがでっかい。この絵は竹で垣が描かれている。この絵に引きつけられたのか絵を堪能した後、隣の縮景園に入る。お天気も良くまさに行楽日和。街中で野山に出かけた雰囲気が味わえる。そう思っていつもは隅々まで歩かない園内をカメラ片手に見て歩く。竹林があった。筍がまさに竹になるところだ。これは絵になると思って写真を撮る。日本画教室も2か月くらい休みが続く。今描いているモミジを描いたならば次は筍が脱皮する様を描く、これ、いいかもしれない。
縮景園の園内は数人も人はいない。それなのに園内全ての椅子は座らないようにとの張り紙がある。それほど大きな園ではないが、歩けば暑くなり休憩もしたくなる。1人、自撮り棒をもって歩く人と話す。自分を写してインスタにアップするのだろうか。
昨日の携帯万歩計は9500歩。暑い上にお腹がすいていてもどこもお店が閉まっている。広島駅まで行けばお店も、との甘い考えは通用しなかった。
今朝の新聞によると自粛もだいぶ解除されるようだ。図書館のHPを見ると貸し借りだけは来週火曜日からになっている。久々に乗り物に乗って市内に行く。だらだらした生活をしていると普通の生活に耐えられるのだろうか。特に学校が休みの人たちは厳しい生活になりそうだ。とはいっても子供たちは成長盛りで元気いっぱい!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
縮景園の竹林 |
縮景園の竹林 |
園内いたるところにアヤメが咲いていた |
鯉も気持ちよさそうに泳ぐ |
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