3日前の地元紙朝刊に新刊紹介がある。そのなかに村上篤直が『評伝 小室直樹』を書いている。記事を読むとこの本を読まずにおれなくなる。図書館で検索すると予約が多い。とりあえず本を予約する。本の紹介を見ると小室直樹は「博覧強記 世事には疎く」とあり猫と酒を愛していたという。猫は嫌いだが、この人に関心を抱く。そしてまずは書架にあった『国民のための戦争と平和』を借りて読む。
ナニゴトも思っているとそのことが頭のどこかにインプットされるのだろうか。昨日の朝刊「11月の随想」欄に橋爪大三郎の記事が目に留まる。それを読むと何と橋爪は小室直樹が在野で開催していた私塾ゼミに参加している。これを読んでナニゴトもアンテナを張り巡らせば情報はどんどん入ってくると思い知らされる。ということで次は橋爪大三郎が気になりだす。早速パソコンでこの人の本を探して予約。
橋爪の記事を目にしたとき、先に目に着いたのは記事よりも王培の絵だった。王培は日本画家で日本美術院の院友。絵は青空をバックに紅葉した葉っぱが映え渡っている。この新聞の挿絵が気に入って記事を切り抜く。
幸い毎日のように秋晴れの日が続く。隣接する小学校の校門付近に紅葉した桜の葉をカメラ持参で写す。青空をバックにして紅葉の葉を写すにはカメラを上に向けねばならない。首がだるくなるほど天を見上げて写真を撮る。これを絵に……。
落ち葉、樹木の根元、大木……、次は青空に映える葉っぱを、と思っていた。それが新聞掲載の絵で気づかされる。ナニゴトも思いを強くすればその通りになるのかもしれない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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