2018年11月25日日曜日

昨日の日本画教室

 日本画教室に行く途中、JRに乗ると目的地の駅とその1つ手前の駅で降りる人が多い。なぜ、と思ったらエディオンスタジアムであるサンフレッチェの試合観戦に行く人のようだ。今朝、入場者数を見ると約22000人。ところが急に寒くなったためかサンフレッチェのユニホーム姿の人を見かけない。ところがこれもカープの試合だと、ほぼ全員が街中であろうとどこであろうとユニフォーム姿だ。この違いは大きい。というか、自分自身、サッカーよりも野球に関心があるからかもしれない。

 教室には家で実ったレモンを持参する。今年はレモンの表皮が茶色く変色しており人さまにあげられるようなものではない。それでも少しはましなものを持っていく。うち1人は色が悪くてもOKらしく、今日の会合に別に10個持っていくと約束する。この人はかなりのレモン好きのようだ。レモンは果実がしっかりしているのか実が木から落ちない。そのため1個ずつ鋏で切って取る。

 話は変わって昨日の日本画教室。先日教室の人からもらったカボス。これを2枚スケッチした。昨日は持参したF6の木製パネルに鳥の子紙を貼る。のりを水で薄めてこれを鳥の子紙に太めの筆で塗る。たったこれだけのことさえも器用でないので先生の手を煩わせる。紙を貼ったパネルに今度は下塗りする。2度ほど下塗りした後、バックの色を塗る。これは青で塗る。ここでもまた不器用さを露呈。ところどころ刷毛(筆)を動かす度、下から色が出てくる。これは膠で絵具や方解沫をよく混ぜてない証拠らしい。溶いた絵具をそのまま余らせていた。この辺りも先生は驚かれる。余った絵の具を丁寧に混ぜて4度目を塗ってくださる。お蔭で木製パネルの下地はきれいな青で出来上がる。次週からはこれを徐々に本画に仕上げてゆく。

 職人さんは道具を大事にされると聞くことがある。職人さんではないが絵の先生も溶いた絵具もそうだが、1滴足らずとも残さず大事にされる。鳥の子紙もそうだ。余分な紙を無駄にされない。絵を習う前にこういった面で教わることも多い。

 日本画は膠を絵の具で溶いて絵にする。この際、右手の高高指で溶いてゆく。これをした後、高高指の先が作業をしたようになる。お風呂で洗ってもなかなかきれいにならない。昨日、その指に100円ショップで買ったという指サックをもらう。とはいってもいわゆるそれとは異なり、小さくてかわいい大きさだ。先生が100円ショップで見つけられたらしい。昨日、先生にもらった人からお裾分けで1つもらう。これは初めは失敗だったけど、次の色を溶く時は大丈夫だった。

 ネットで見ると絵具を膠で溶く時、指先が汚くなるとの質問記事がある。昨日はいいものを教えてもらって1つまた賢くなった。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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