2018年11月10日土曜日

『脳を鍛えるには運動しかない』

 下旬に予定している日帰り旅。出かける旅行社から初めて旅のカタログが送付された。初めて、といっても10数年前までは東京から送付されており、旅もよく利用していた。ところが9年間、海外の旅をブランクにすると利用していた大半の旅行社からカタログが送付されなくなる。昨日送付の旅行社は数年前に広島に営業所を開設。10数年前に届いていたカタログより判も大きくなり、広島発の旅の掲載もある。だが、広島発の旅は少ない。この旅行社は1人参加であっても2人参加と同一料金の設定があり、またお一人様限定の旅もある。

 暇つぶしに図書館の予約確保の『脳を鍛えるには運動しかない』、サブタイトルとして「最新科学でわかった脳細胞の増やし方」(ジョン・J・レイティwithエリック・ヘイガーマン著 野中香方子訳 日本放送出版協会、2009年 )を読んだ。「運動」というキーワードは我が辞書にはないはずだった。しかし、30代半ばで自転車に乗れるようになって以降、我が辞書にも「運動」のキーワードがあるようになった。それからは徐々に体を動かす楽しみを知り、また人からの強引な誘いもあって水泳に目覚める。これもはじめは全く水に浮きもせず、かなりの日数が経過してやっと浮き始める。それからはもしかして泳げるようになる?と思って顔を水に浸けてプアと息継ぎを練習した。何とかそれもできるようになると徐々に浮く距離も増えだす。それから10年くらい経過した50歳の頃にスポーツセンターのスイミング教室に通った。10回の教室で基礎から習って25mプールを泳げた。それもクロールと背泳ぎで泳げた。ところが背泳ぎは泳げても水に浮いたままで着地できない。これには困った。

 綾小路きみまろではないがあれから〇〇年、クロールと背泳ぎで25mプールを週に1度、往復20回(1キロ)泳いでいる。泳ぐ、というだけで「運動」というキーワードに反応してしまう。これだけで運動音痴は自信を持った!?もっと若ければ、まだまだ他にも挑戦と行きたいところだけどこれは年寄りの冷や水となりそうだ。歩くのは大丈夫なのでせいぜい惜しまずに体を動かすようにしよう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

 以下は『脳を鍛えるには運動しかない』からの抜粋。いつものように気になる個所を記そう。人は自分の都合のいいように解釈する。抜粋の箇所も全くそれが当てはまる。

★運動で爽快な気分になるのは、心臓から血液が盛んに送り出され、脳がベストの状態になるからだ。……運動が脳にもたらすそのような効果は、体への効果よりはるかに重要で、魅力的だ。……運動をするのは、脳を育ててよい状態に保つためだ……。8p

★運動が三つのレベルで学習を助けている……まず、気持ちがよくなり、頭がすっきりし、注意力が高まり、やる気が出てくる。つぎに新しい情報を記録する細胞レベルでの基礎としてニューロンどうしの結びつきを準備し、促進する。そして三つ目に
、海馬の幹細胞から新しいニューロンが成長するのを促す。67-68p

★定期的に有酸素運動をすると体のコンディションが安定するので、ストレスを受けても、急激的に心拍数が上がったり、ストレスホルモンが過剰に出たりしなくなる。少々のストレスには反応しないようになるのだ。脳では、運動によって適度なストレスがかかると、遺伝子が活性化してたんぱく質が生成され、ニューロンを損傷や変性から守るとともに、その構造を強化する。さらに運動はニューロンのストレス耐性の閾値も上げる。91p

★ストレス耐性の閾値は人によって異なり、また、環境要因、遺伝的要因、行動的要因、もしくはそれらを含む総合的要因によって変わってくる。脳で起きる化学作用によって、人間のストレス耐性の閾値は常に変化するのだ。老化によって自然にその閾値は下がっていくが、有酸素運動をすればかなり復元できる。95p

★ライフスタイル次第で、健康に過ごせる期間――単に長生きをするのではなく、よりよく生きる人生——が増えることを知れば、だれでも、少なくとも気持ちの上では、もっと活動的になろうとするだろう。そして、運動が心臓だけでなく脳にとっても大切であることを知れば、さらに熱心に運動しようとするだろう。291p

★運動の効果 292-297p

1心血管系を強くする
2燃料を調節する 運動は、インスリン様成長因子(IGF-1 )の量を増やす。それにより全身のインスリンが調整され、脳ではシナプスの可塑性が高まる。
3肥満を防ぐ
4ストレスの閾値を上げる
5気分を明るくする
6免疫系を強化する
7骨を強くする
8意欲を高める
9ニューロンの可塑性を高める 

★激しく運動することより、継続することの方が大切だ。301p

★運動によってニューロンがつながる環境は整えられ、知的刺激によって脳がその環境を活用する。……長く教育を受けた人ほど、年をとっても認知能力を保ち、認知症にならずにいられることが明らかになっているが、それは偶然ではない。とは言っても大学をでている必要はない。学校に通った期間が長い人ほど、人生を通じて学ぶことへの興味を持ちつづける傾向があるというだけのことだ。303p

★ここまで有酸素運動は脳に及ぼす驚くべき影響についてさんざん訴えてきたが、それは走るときに脳で何が起きるかがわかっていれば、きっとあなたも本気になって、毎日スニーカーの紐を結ぶだろうと期待するからだ。水泳でも、自転車でも、楽しく汗を流せることならなんでもよい。とにかく何か体を動かすことに夢中になってほしい。308p

0 件のコメント:

コメントを投稿