2018年11月17日土曜日

広響第385回プレミアム定期演奏会を聞く

 昨夜は広響第385回プレミアム定期演奏会を聞きに行く。プレミアムとついているだけあってゲストも豪華だ。指揮者にクリスティアン・アルミンク、ヴァイオリンに諏訪内晶子を迎えての演奏会だった。前日、広響からのメールで当日券はなしとの情報が入る。座席券と引き換えがあるので早めに家を出る。会場に着くとすでに座席引き換えの列に人が並んでいる。交換時刻までは20分ある。列に並んだ前の人からこれは何の列かと聞かれる。1階席と2階席に分かれての座席券交換の列と話すと、今回初めて聞きに来たという。職場の人の会員証を借りたらしく、見せてもらうと準定期会員だった。今回はプレミアム演奏会でチケットをもらって良かったね、と話すと母親と聞くという。前半が終わり休憩中にロビーで声をかけられる。先ほど列に並んでいた人だ。若い人で感じがいい女性だった。

 席は17列の8番で舞台に向かって左端。人と人に囲まれるよりも端がいい。席に座るや否や夫婦連れから席を代わってくれと言われる。何年も何回も演奏会に出かけるが、指定席を代わってくれとは何ぞや。通路に面した席だ。ここは譲れない。

 今朝地元紙を見ると1800人の聴衆だった。地方にいるとネームヴァリューのある演奏者はさすがに人を招き入れる。演奏曲目は下記のようであった。

🎵ブラームス ヴァイオリン協奏曲ニ長調
 ヴァイオリンに諏訪内晶子を迎える。演奏後、諏訪内のアンコール曲としてイザイ作曲の無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番が演奏された。

🎵ブラームス 交響曲第4番ホ短調

 ブラームスの曲はどちらも45分の長い曲だった。諏訪内が弾くヴァイオリンの音色は広い会場に大きく響き渡る。これが独りで弾くヴァイオリンの音?と驚く。プログラムを見ると諏訪内の使用楽器は日本音楽財団から貸与された1714年制作のストラリディヴァリウスの「ドルフィン」だそうだ。いずれにせよ、世界中に数えるほどしかないストラディヴァリウスのヴァイオリンを持てることだけで使用者は上手なヴァイオリン弾き、ということになるのだろう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
 

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