11月21日(水)、トイレ付きゆったりシートバス利用で「紅葉の名所・洋食コースランチ、紅葉満喫!秋の行楽ミステリーツアー」に出かけた。旅の参加者は33名。うち1名参加は3名。席に着くと今回の添乗員は韓国の人だと隣の人から知らされる。道理で言葉使いがとても丁寧で、しかも仕事熱心。近場の韓国へはまだ出かけていない。この人の添乗で……と思ってそう告げると手作りの名刺をくれた。
8時40分 広島駅をバスは出発。1時間半で下松のPAに到着。隣の人は山口で有名な五重塔があるお寺かも……と話される。私は雪舟庭では、と思った。だが、いずれも山口、は当たっていても行き先は違っていた。見知らぬ土地へ出かける、これはワクワクする。ましてや前日の雨の予報も外れてお天気にも恵まれたバス旅となった。
11時20分、早めのレストラン到着。食事時間は1時間の予定。天井が高く、芸術的な建物の中にレストランがある。レストランから外を眺めるとこれまた美術館やホールを思わせる建物がある。だが、今、どこにいるのかさっぱりわからない。テーブルはセッティングされ、メニューが各自配られていても住所らしきものが見当たらない。係りにパンフをお願いするとそこには秋吉台国際芸術村と記されていた。
お昼のランチもお部屋の雰囲気にマッチする。しかし、かなり主要道路から奥まった場所にある。誰がここを利用するのだろう。宿泊料金を見ると1泊2食のグルメプランで9500円(2名ならばマイナス1000円)と格安だ。しかし、公共機関ではなかなか個人では行かれそうにない。
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秋吉台国際芸術村にあるレストラン”largo”
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同じくレストラン内部 |
レストラン入り口 |
レストランの隣に建つ秋吉台国際芸術村コンサートホール |
赤田神社
食事後、30分ほどでバスは赤田神社到着。絵になりそうな光景をカメラで写す。とはいっても絵に仕上がるかどうかは全く自信がない。
神社の横には川が流れる |
拝殿の天井には内藤鳳岳による龍の絵が描かれていた 回廊に上がり、カメラを上に向けてアップで写す |
(内藤)鳳岳の落款がある |
龍蔵寺
赤田神社からバスで30分。13時前に到着。山口市吉敷にある真言宗御室派の寺院で巨木の銀杏は国の天然記念物となっている。
お地蔵さんと握手した! |
大聖青不動明王 |
山を少し登ると吉敷の滝がみえた |
山を少し登ったところ |
山を登ったところ |
巨木の銀杏は国の天然記念物 |
大銀杏の周りに仏像がある |
龍蔵寺は山を少し登ると吉敷の滝が流れていた。下山すると茶店でお茶の接待がある。ここで銀杏と龍蔵寺と刻印された煎餅を購入。
龍蔵寺の近くには西田幾多郎が明治30年、27歳の頃から2年間、山口高等学校に勤めた頃に住んでいた家があった。
龍蔵寺付近にある西田幾多郎の標識 |
西田幾多郎の住んだ家の入口 |
龍福寺
龍蔵寺から15分バスに乗り、14時20分到着。山口市大殿大路にある曹洞宗のお寺。お庭がひろく手入れが行き届いている。また隣接する墓地は大きな立派なお墓が建ててある。なぜ、これほど立派なお墓が……、と気になってネットで検索。ウイキペディアに次のように書いてある。
「龍福寺は,大内氏の館跡に建立された寺で、大内義隆の墓提寺です。大内資料館も設置さてれいます。もともとは白石の地にあり、1206年に18代大内満盛が創建した臨済宗の寺で、宝珠山瑞雲寺と称ていました。1454年、28代大内教弘が、雪心和尚を迎え中興開山として曹洞宗に改宗し、寺号も瑞雲山龍福寺と改めました。明治になって火災により焼失した本堂の代わりに元大内氏の氏寺であった興隆寺の本堂を移築したのが今の本堂です。本堂は、桁行5間、梁間5間で、出組組物、二軒繁垂木の堂々たる姿を備え、屋根は入母屋造り、桧皮葺です。室町時代の代表的な寺院建築として国の重要文化財に指定されています」。
これを読んで納得。大きなお墓は大内氏ゆかりの人たちが建てたのだろう。
大きな銀杏 |
幸せの鐘を撞く |
紅葉のトンネル 陽の光でモミジの色も変わるという そう聞いて「愛の陽があたらなかった!」と話して笑いを誘った |
龍福寺入り口 |
紅葉のトンネルを通り抜ける |
山口市の道路は日本の中でも3番目に入るほど街路樹が素晴らしいと添乗員は話す。山口県はどういっても日本の総理を多数輩出している。これと道路の素晴らしさは関係あるのかもしれない。
山口のメイン道路は銀杏並木 |
小野茶売店
龍福寺からバスで40分乗って15時40分到着。小野茶売店の外には大きな1本の山茶花があった。花は手入れがされており、カメラをアップにして写す。
今が花の盛りの山茶花 |
きれい! |
広島駅ペデストリアンデッキのツリー
広島駅に18時40分、バスは到着。今年もペデストリアンデッキにはクリスマスツリーのイルミネーションが色さまざまに変化して耀く。ミステリーの旅は楽しいうちに終わる。出かけた場所は初めて行った。そう言えば、このツアーはおっさん同士の連れがあった。仕事関係の人らしく、バスが出発する時からご機嫌だ。白い飲み物を後で聞くと白ワインだった。男同士のツアー参加は珍しい。その点、女性同士はよくある話。というかほとんど夫婦か女性同士が多い。そこにいつも1人で暇人は参加する。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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