2018年11月27日火曜日

ショパン国際ピリオド楽器コンクール&プ―ル

 24日(土)の夜、NHKのBS1で「ショパン国際ピリオド楽器コンクール」がニュースを挟んで2時間放送された。ショパンの文字が目についてその模様をテレビで見る。「ピリオド」とは古楽器の意らしく、ショパンの生きていた時代、弾いていたというフォルテピアノをつかってのコンクールだった。フォルテピアノは初めて聞くキーワードで19台あるうち、コンクールに出場する人は舞台に並べられた5台のうちから自分に合った楽器を使用して演奏する。古楽器と言われるだけあって現存するフォルテピアノは少ないらしい。その多くを所有する人の奥さんは日本人だった。

 世界から集まった30名が参加して9月1日から2週間ポーランドでコンクールは開催された。30名の出場者の中でも主に日本人の川口成彦、ポーランド人1 名、中国人1名、他にウクライナ人1名をテレビは追跡する。最終審査の前に2度ほど予選や本選がある。楽器そのものは今のピアノと違って誰彼の手になく、教会などに現存する楽器を時間を区切って練習に充てる。見ていてまるでスポーツ競技のような迫力がある。並の根性や体力ではコンクールに臨めない。結果はテレビカメラが1位と予測していたウクライナ人でなく、突如最終審査で実力を発揮した別のウクライナ人が1位になった。2位は2人いてうち1人は日本人の川口成彦だった。

 川口は子供時代にピアノを弾いても専門的には習っていなかった。ピアノ演奏では……と逡巡した挙句、藝大の楽理学科に入学。大学卒業後、別のフォルテピアノのコンクールに出場して1位になる。今回のコンクールでは2位となり、さらなるフォルテピアノの演奏活動を行うという。

 ピアノに似た楽器にチェンバロがある。これは知っていてもフォルテオピアノは今回初めて知った。今のピアノほど遠くまで音が響かないらしい。だが、それも弾き方で変化するようだ。ピアノに関しては全くわからない。それでも今回放送されたコンクールはかなり興味を持って最後まで見た。また、ピアノを弾く手の指の動かし方で上手い下手があるように思えた。

 話は変わって昨日午後はプールで泳ぐ。連日、外に出ていたのでプールに行くのはどうかとためらいがあった。しかし、泳ぎに行こうと思わないと寒くなればなるほど泳ぐ機会を逃してしまう。これではいけない、と重い腰を上げてプールへGO~。到着すると気分も高揚するのか俄然元気が出る。更衣室で年齢を聞かれる。相手の歳を聞くと79歳だそうだ。この人はいつもプールで声をかけてくれる。それも優しく声をかけられる。顔も美人でとても79歳には見えない。そう話すとルンルンで帰られた。30分泳ぐとすぐに帰るらしい。昨日は人が多かったためかいつもの1時間よりも長くプールにいた。79歳まではまだだいぶ時間がある。こういう元気な人を見倣って何歳になっても泳いでいたい!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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