昨日の日本画教室にご自宅で採れたカボスを持ってこられた人がいる。急きょ、カボスをスケッチする。袋一杯のカボスの中には枝付きのもある。その中から選んだカボスをスケッチしていく。カボスはカボスでも枝や葉っぱがついていないとスケッチも難しい。実物を見てのスケッチは絵を習い始めのころよりも早くなっている。1枚を仕上げてさらにもう1枚スケッチ。後でこれに水彩絵の具で色を施す。
先日新聞に掲載された王培の赤く染まった葉っぱの絵。これを切り取った。絵に描かれた青空に映える紅葉した葉っぱ。絵が気に入り、自宅横にある学校の紅葉した桜の葉を空に向けて写真に収める。この写真を先生に見てもらうと「人の真似は良くない」と話される。それよりもカボスの黄色にバックを青でするほうが絵になるそうだ。それを聞いて俄然、スケッチに気合が入る。
先日、蘭島閣美術館で日本画の先生の仲間に出逢った。親切にしていただいて楽しい一日を過ごす。この速報はその日のうちに先生のメールに届いたという。その人にまだお礼をしていない。先生に相談すると近いうちに開催される先生たちの5人展で……とのこと。気持ちを送ろう。
先日読んだ『ちょこっとずぼら老後のすすめ』(保坂隆 海竜社、2018年)。この中に『死ぬ瞬間の5つの後悔』が紹介されている。本を読むとそこには引用などの記載がある。これでまた次々知らない世界が広がっていく。これも本を読む楽しみとなる。紹介された本を図書館で検索するとあった。自分自身、死ぬ間際になっても不可能なことがないようになるべく元気なうちにいろんなことをやって終えたい。その意味でもこの本を読んで参考にしよう。
昨日は他にもJ〇Bから急きょ、催行されることになった旅の書類が届く。海外の旅はこの数年、某交流会の人たちやお坊さんたち、そして1人で決めて出掛ける旅だった。ところが皆さん、体が壊れ始める年齢に差し掛かってきた。何度か楽しく旅を重ねてもこれが永久に続くとは限らない。改めてそう気づかされる。幸い、今のところ元気。行けるうちにどこへでも……という気がさらに増す。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
以下は『ちょこっとずぼら老後のすすめ』からの抜粋。
★オーストラリアの看護師ブロニー・ウエアさんの本『死ぬ瞬間の5つの後悔』(新潮社)によると、人が死に瀕して最も後悔するのは、「他人が自分に期待するような生き方ではなく、私自身に素直に生きられなかったこと」だったそうです。こんな後悔をしたくないなら、なんと言われようと、やりたいことをやっておくのがいいでしょう。一例をあげれば、もっと勉強したかったと思っている人はたくさんいるはずです。でも、幸いなことに、勉強するのに遅すぎることなどありません。……64-65p
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