2017年11月12日日曜日

仮住まいの日本画教室

 今朝の地元紙に『闘う文豪とナチス・ドイツ』の新刊紹介記事がある。著者は池内紀。「ナチス…」、やたら目につく。是非とも読もう。池内氏はドイツ文学者。講演を聞いた時もドイツの話は出たけどナチスについては詳しく話されなかった。

 講演といえばその人に興味や関心があれば聞きに行く。ところが関心を持って聞いてもその後に悪いことで新聞沙汰になる人がいる。先日来からにぎわす某生物学者。2度ほど講演を聞いている。時の人のように一時はメディアを賑わした。ところが、表と裏の顔があるのかよくない話題でメディアを賑わす。なぜ、と今もってそうなるのかわからない。表面的には穏やかな人に思える。

 話題を換えて昨日の日本画教室。昨日からしばらく教室が変わる。市内のメインストリートに面したビルの6階の教室になった。同じフロアに別のグループの日本画教室もある。しかし、部屋の間仕切りがなく、落ち着きなく画を習う。わが家で実ったレモンを持参。仮住まいの教室で大きな本画の作成はやめてしばらくは小さめの絵を描く。年中、絵の道具を教室に置いている。仮住まいではそれも困難。家から道具一式を持参して画を習う。

 中旬にある日本画展の打ち上げを兼ねた絵の交換会。まずはそれ用の葉書絵を作成する。その前に実ったレモンを皆に渡してレモンと落ち葉の絵を描く。横では先生も描かれている。先生の絵を見て我が絵と比べると何ということ。なぜこうも違う?

 ともあれ30人余りで絵を交換し合う。しかし、自分で描いた絵は手元に置いておきたい。そう話すと、写真やカラーコピーで保存を、と教えてもらう。スキャンもいいかもしれない。教室が終わると珈琲タイム。先生から交換会でカレンダープレゼントの話を聞く。先生は描かれた絵をカレンダーにしてくださるという。この秋、めでたく「院友」の仲間入りをされた。みんなでお祝いしたお返しの意味もあるようだ。いずれにしてもおめでたいお話。また先生の絵をカレンダーにしていただける。これもありがたい。

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