一昨日から広島駅は南北自由通路が全面開通した。改札口の対面には「エキエ」がオープンし、人込みでごった返す。フルートのレッスン前にお店に入りたい気もするが帰りに…とあきらめてバス停に向かう。バスを待っていると外国人夫妻がパンフをもってあっちこっちと動き回る。これを見て「どこへ行く?」と英語で問いかけるとパンフの中の平和公園を指さす。目の前のバスを案内するとしばらくして降りてくる。おかしい、と思って再度声をかけるとバスは市内を循環する観光用バスだった。
ネットで見るとこれには3つのバスがある。広島中心部を回ることができる「めいぷる~ぷ」、2階建てオープントップバス「めいぷる スカイ」、広島が誇る2つの世界遺産を巡る「定期観光バス」だった。
再度外国人に尋ねるとパンフにある「めいぷる号」で平和公園に行きたい旨、意思表示される。これに乗るには駅北口から出るバスに乗らなければならない。外国人夫妻は真反対の南口にいる。これ以上案内しているとフルートのレッスンに間に合わない。困った、と思っているとバス会社の案内人が近くにいる。その人に声をかけて外国人夫妻の案内を委ねる。広島駅の南北が開通しても南の表口と裏の北口では移動がままならない。ともあれ、バスの案内係りがそばにいたおかげで助かった。別れ際、女性から「ありがとう、マダム!」と言われる。それにつられて私も「いい旅を」、と英語で言う。
どこの国の人かわからなくても簡単な英会話で物事がうまく運ぶ。家に帰って話した英語はあっていたのかを確認する。通じたので大丈夫だったようだ。
さてフルートのレッスン。先日、広響の定演でフルートの人が吹いていたブルブルという吹き方。先生に尋ねるとフラッタータンギング、フラッター奏法というそうだ。ネットを見ると「フラッタータンギング(英: Flutter-tonguing)、フラッターツンゲ(独: Flatterzunge)とは、舌の細かい動きにより音を震わせる、管楽器の特殊奏法である。近現代のクラシック音楽作品やジャズで用いられる。ドイツの作曲家リヒャルト・シュトラウスがフルートの特殊奏法として考案し、他の木管楽器、金管楽器に応用した。このため、クラシック音楽においては、ドイツ語による表記が一般的である。省略した形でフラッター奏法、フラッターと呼ばれる場合もある」とある。
さらに「奏者は息を出しながら、巻き舌のごとく"r-r-r-r-r-r "と発音する。実際は、音の出だしを明確にするために通常のタンギングを行うので "t-r-r-r-r-r "のようになる」とある。
以前巻き舌が大事と先生に教わったことがある。これと関連するのかもしれない。
さらっているヴィラ・ロボスのブラジル風バッハ。曲の中で何度も拍子が変わる。メトロノームに合わせるのが難しくICレコーダで録音して練習していた。ところが昨日、メトロノームのやり方をかえると拍子もうまく取れる。いろいろと進化するこうしたちょっとした音楽関係の器具。正しいやり方で練習開始!?
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