2014年10月16日木曜日

驚きの出会い!

パナソニック汐留ミュージアム所蔵のジョルジュ・ルオー展を見に行った。絵を見た後、ルオーのビデオを見る。椅子から離れようとすると名前を呼ばれる。もうびっくり!

いつも出没するところならまだしもそうではない。美術講座を受講している人が真後ろに…。連れの人は運転手と紹介される。ところがどっこい、その人は名前の知られた詩人で初めてお会いする。

驚く間もなく、詩人の知り合いの美術館館長が目の前に出現。これにも驚く。

1人で見学していたので、当然館長にお目にかかる気は毛頭なかった。ところが、誘われて一緒に館長室に伺う。しばしそこでティータイム。

詩人は館長とずいぶん前から知り合いらしく、話も弾む。それにしても世の中本当に狭い。一歩家を出ると必ずと言っていいほど知った人に出会う。悪いことはできない。

話の中で、先日の絵を見に来てくださったお礼を述べる。「美学の先生や館長はなかなか見に行かないよ」、との言葉。そして「ひよこが…」と話すと、ひよこでなく卵だと言いたいらしい。

ひよこは鳥の形があるが卵はそれがない。それを聞いて「来年はもっとうまく…」と話すとそれは無理だと言われる。「ああいえばこういう」でいつもと同じ会話になる。これがまた可笑しい!

何はともあれ、見に来てくださった。本当にありがたい!来月は館長の講演会に日本画のグループで出かける旨、話す。よく日程を知っていると逆に驚かれてしまった。

そして、九州行きの中止を聞く。翌日、石槌山へ行くのでそれを聞いてある面、ホッとする。

会場で声をかけてもらった人からのメールには「今日は驚きの出会いでした~~」とある。そして会場で何度も目にした「ミセレーレ」を調べてメールで教えてもらう。ラテン語で「神よ我を憐れみ給え」とある。楽しかったね!感謝、感謝!

ルオーは「我々は道化師だ」といってそれをモチーフにして描いている。この底辺には「人間に対する深い洞察と、社会を鋭く見つめる視点を通して、今なお人々を引き付ける魅力となっている」らしい。

ショップでスケッチブックと水彩絵の具のパレットを購入して美術館をあとにする。

今日は午後から島津亜矢の演歌を聞きに行く。今日も楽しく!

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