2014年9月6日土曜日

『NHK団塊スタイル 身軽に暮らす45の知恵』

『NHK団塊スタイル 身軽に暮らす45の知恵』(講談社、2014年)を読んだ。この本はNHKのEテレ「NHK団塊スタイル」を元にして出来上がっている。

この中で、風吹ジュンは「旅は大事な元気の源。自分の足で歩き、感じることから、力が生まれる」、「旅は仕事を頑張った自分へのご褒美であり、厳しい環境の地を選ぶのは負荷でもあります。不便な土地を歩き、過酷な状況の中で不自由な旅をすると、日本の豊かさがよくわかります。何事にも感謝するようになります。体力的、精神的に自信がついて、仕事にも意欲的になれるんです。」、「食べること、舌で楽しむことが好きで食を求めて旅に出ることも多いですね。…お金をかけずに旅して、現地の人たちと触れ合うのも旅の醍醐味です。」と述べている。

本当にそう思う。風吹がいうように「旅は仕事を頑張った自分へのご褒美であり、厳しい環境の地を選ぶのは負荷でもあります。…」には全く同感。

働いていた時に出かけた旅と暇人になってからの旅とでは、旅への意気込みが全く異なる。旅は忙しい中に出かけるのが楽しい!仕事の合間に行く旅は福岡、関空、名古屋そして成田まで行く新幹線に乗った時点で、「旅に行く!」という強い気持ちになる。(当時は地元から海外に行く空港がなかった)

そのためか、必然的に人が出かけない辺境の地を好んで旅した。ところが今はそれも薄れている。

今までを振り返っても辺境の地であるチベット、シルクロード、ブータン、パキスタン、旧ソ連、ペルー、九寨溝などの旅で知り合った人とは今でも交流がある。そのほとんどの地では高山病を体験。本当に過酷な旅だった。だが、参加者は皆優しい。おかげで旅も楽しい!

この本を読んでますます外へ目を向けようという気持ちが募る。旅はやっぱりいい!この本に書いてあるように旅は思い出として残ってもモノとしては残らず、身軽に暮らせる。これがいい!

いつまでも旅が続けられるよう元気で過ごそう!

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