2014年9月27日土曜日

ハレの日

先ほど「絵を見に行きます!」との電話を受ける。ありがたい!それと同時に遠くから来ていただくことの申し訳なさもある。

絵を見ていただくのは嬉しい!こういう気持ちを味ったのは生まれて初めてのこと。

これまでを振り返って、「私」に対して注目?されるのは多分、誕生時に両親などから祝わってもらったことくらい!?それ以降、一般的には「冠婚葬祭」で注目を浴びる。だが、「冠婚」は私の辞書にはなく、残るは「葬祭」。これは本人にとっては何がどうなるのかわからない。

「冠婚」はハレの日。それがない分、「葬祭」までの長い道のりが私にとっての広い意味でのハレの日。これは細くて長いささやかな楽しい非日常かもしれない。

今回、案内状を手渡した人は絵を見に来てくださった。これもハレの日だろう。本当にありがたい!

人から見れば真っ赤な服を着ていても真っ黒い衣服を着ている存在に見られやすい。そう思っているモノが、数年前からブログを発信。これも自分自身の大きな変化だった。それが、得意ではない自分の絵をみてもらう。日本画展が始まってからいろんなことを考える。

今日は電話をくださった人と一緒に絵の案内をしたかった。ところが物理的にそれができない。本当に申し訳ない。展覧会をどの人も忘れずにいてくださる。嬉しい限り。

親切にしていただく人にはこの気持ちを忘れずにいたい!本当にありがたい!

昨日は美術講座を受けて自宅に着くと旅行社から振込用紙が届いている。何の知らせもなく旅もない、とあきらめていた。ところが、そうではなかった。会の仲間たちとの日帰り旅。また楽しいハレの日となりそう。

講座ではコントラポスト、マニエリズムなど初めて聞くキーワードが並ぶ。講座前には見当識も初めて知る。

今のところ、見当識は大丈夫。喜怒哀楽がある。

今日も楽しいハレの日にしよう!

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