2014年9月28日日曜日

昨日もハレの日

今朝の地元紙の新刊紹介欄に評論家の若松英輔の言葉を載せている。「読むということは、それを書いた者と出会い、対話するということです。書くとは、先人の叡智に助けられながら未知の自分に出会うということです」。

この著書は『現代の超克』(ミシマ社)。その著者は中島岳志、若松英輔で朝からかなり感動して新聞を読む。何度読んでも素晴らしい。この本を読もう。

忙しく日々を過ごしている。この忙しさも明日までで、後はゆっくりできそう。

昨日は年に一度のフルートの発表会。人に迷惑をかけたのはアンサンブル。ちょっとミスってしまった。ソロは一番気を付けなければいけないブリジアルキーを押さえず、演奏中気づく。こういうことは基本的なこと。気を付けよう!

しかし、一番心配していた♪ラ♪の音のチューニングは何とか大丈夫だった。これがよい音だと曲も何とかなる!?

発表する人も先生もスタッフも私の知っている限りずーっとほぼ同じメンバー。とはいっても生徒さんは若返りもある。昨日は小学生と中学生の3名も参加。

大人ばかりだとその場の雰囲気に負けてしまう。もっぱらこの子供たちが話し相手。気も休まる。

子供というものは素晴らしい。自分たちの出番まで舞台の袖で3人がトランプをしたり、本を読んだりしている。こうでなくっちゃ、と見ていてうらやましくなる。

打ち上げは近くの中華レストラン。発表した人のご両親がわざわざ静岡から泊まり込みで来られていた。ほかにも旦那さんと一緒に打ち上げに参加の人や子供さんのご家族も参加される。

まずはビールで乾杯。空ききったお腹にビールはいい!

ひと月前、病に倒れて出演できなくなった人を思い出しながらの打ち上げ。この場所にいないことが不思議に思える。去年はその人は姪御さんたちに囲まれて舞台で花束を持って写真に納まっていた、その姿も鮮明に浮かんでくる。

うたげも終わりになるころは、皆カープが気になる。どこから人が来ても広島にいる限りカープの応援は欠かせない。昨日もそうだった。この話題も楽しい!

ともあれ先生を筆頭にして皆さんに助けられながら無事発表会は終わった。今日は日本画展示会の最終日。午後から受付当番と絵の搬出がある。

昨夜も見に来てくれるとの電話がある。他にフルートの人も来てくれるという。ありがたい。

ちょっとお疲れ気味。頑張って元気を出そう!

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