絵を見る前に、広いお庭とお宅を拝見。梅林があると聞いていた。ところが梅は想像を絶して50本もある。よく手入れされた梅林と庭園。さぞかし日常のお手入れも大変だろう。お話を聞くと日が昇ると同時に起きて草取りは始まるとか。
絵画の展示もかなりの数がある。20数年、日本画を学ばれている。ご自分で描かれた大きな屏風も立ててある。 お庭と家の中を一通り案内していただく。一周するという言葉が当てはまるようにお庭もお宅も広い。
梅林の梅は何十キロと収穫できるらしい。そのため、大きな甕に数個、梅干を作られる。 いろんなお宅に伺うたび、世の中、凄い人たちがいるものだと驚くばかり。我が家のちっぽけな家と比べて、それを維持していくのも大変だろう。 一度くらいの案内では家の中で迷い子になりそうになる。
3、40分くらい案内してもらったあとはお茶をいただく。その後、合流した人と5人で一行は柳井へ。大きな車に5人が同乗。 今回の柳井行きを「ハイキングorピクニック?」と先生に聞くとその返答は「バイキング」。この応答がおかしい。
確かに、バイキング。柳井に美味しそうなバイキングのお店がある、と話されたのは先生。 市内から高速で1時間足らずでお店に到着。まずは美味しいものをいただく。地元の材料で美味しく作られている。建物は元は地元の廃校となった小学校。その跡地に建てられている。 運転した人はその小学校の卒業生。いわば里帰り。今でもこの近くに実家があると話される。
食事後は近くをハイキング。なんといっても新緑がきれい。先生の目的は日本画のモチーフの撮影旅行。 運転する人と先生の案内で撮影場所を歩く。獣道のような林道を車が抜けると一面、麦畑と段々畑。麦畑は組合を作って植えてあるとか。林道にはいのしし対策の垣根も張り巡らされていた。
視界も広くなると街中に到着。柳井の白壁の町を散策する。観光客は我々一行ほか数人。観光案内所でもらったパンフを持って散策。 昨日は先生がスケジュールを組んでくださる。柳井の甘露醤油が特産らしく、そこへも出かける。大きな醤油の工場に入ると見学もできる。造り酒屋と同じような10くらいの大きな樽から醤油の香りが漂う。
しかし、お店の主はいない。大きな声で外に向かって叫ぶとやっと親子が現れる。なんともノンキな親子だ。まだまだ良き時代である。 白壁の町を散策し終えると、パンフにあるおしゃれなカフェを探す。車だとどこへ行くにも近い。
広いカフェに入ると貸しきり状態。 市内では決して味わえないこのゆったりとした空間。どの人も長年絵を習われている。そのお話を伺う。だが、楽しい時間はいつものコトながらあっという間に過ぎて行く。
車を降りて帰りのJRの中で、先生から日本画グループの6月の長野旅行に誘われる。今度は長野?と我ながら誘いの話に驚くばかり。その都度、一瞬ためらう。それでもいつの間にかその話に乗っている。
まあ、誘われるうちは元気な証拠!と思って、ナニゴトも楽しもう。
今日はフルートのレッスン日。出かけるまでフルートの練習をしよう。今日も楽しく!
柳井の白壁の街並み。金魚のちょうちんがシンボル? |
廃校あとの“ひづみ”でバイキングをいただく |
0 件のコメント:
コメントを投稿