2013年6月5日水曜日

旅人からのメール

今年の夏も暑くなるのだろう。昨日は6月はじめとしては異例の夏日になったところが多い。

その昨日。暑い盛りの午後からフルートのレッスンに出かける。今回は練習不足に加え、さらう曲も難しい。トリル、装飾音に加えてターンは8箇所もある。

あるところまで吹くと先生から丁寧に一箇所ずつさらってもらう。言われるとおりにすれば何とか曲になる。昨日は久しぶりボイスレコーダを持参して録音する。後でそれを聞いて練習しよう。

昨日、レッスンに出かける前、今回の旅で知り合った世界一周一人旅の途中のYuryさんにメールを送信する。北欧と日本との時差は7時間。夕方には返信メールが届く。元気で旅をしている様子が伺える。

先日、彼女のHPを見ると人となりが少しはわかった。また実際にノルウェーのFlam駅で話をしている。それを見て彼女と彼女の母親との確執を感じる。

若い頃、母と生きかたの違いで衝突したことがある。親は人並みの生き方を望んだ。だが、夢を追うモノにとって親の理想どおりにはなれなかった。それも今となっては懐かしい。多分、実際に自分が親を体験したならば、親と同じことを子供に話すだろう。

とはいっても若い頃、いろいろと人生について考えた。だから、今は何も考えずに生きていける。そして旅で出会ったメールのヒトの考えを誰よりも理解できる。応援したい。

その人からのメールには「Flamの駅での運命の出会いに感謝します。」とある。まだ旅の模様をブログにアップしていない。だから駅名もその人のメールで知る。

メールにはさらに、「北欧の物価が高すぎてホテル代を支払う気になれませんでした。笑 オスロからトロムソという北極圏の町で白夜を経験した後、フィンランドから南下して今はバルト三国最南の国:リトアニアで隣国ベラルーシのビザ取得手続き中。明日はベラルーシ・明後日はモスクワに入って、67から約1週間シベリア鉄道でウラジオストクまで行きます。」と書いてある。

そして自身の生き方を「“他の誰にも代わりのきかない、全力人生を” をモットーに好きに生きてます。。。一人旅をしていますが、ひとりで旅は出来ないなぁと常日頃実感する日々です。」とも書いている。

さらに「〇子さんのような好奇心を形に出来る方、とても素敵だと思います。ワタシの母にいろいろ指導して頂きたいくらい。笑」とも述べている。

一目会っただけの若いヒトから「好奇心を形に出来る」ヒトといってもらえて嬉しい。

いつも会うヒト毎に「大人しい」だけに見られていた。だがその人は実際の私を見てくれた。いろんなヒトとの出逢いがその人を賢くさせる。

誰も真似することのできないその人の生き方をこれからもずーっと見守りたい。

Yuryさん、応援します。元気でいい旅を続けてくださいね。

私も負けずに今日も元気を出そう!

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