2013年6月2日日曜日

錯覚!?

今日は雨の一日になるのだろうか。朝から雨が降り続く。

昨日は夕方、三越で壊れたレンズを注文する。片目の破損でも両目の購入をすすめられる。視力がよくない。今のレンズよりもさらに薄いレンズをすすめられ、いわれる儘にお願いする。1週間後の受け取りとなる。

それを済ませると、スペイン語の講座に向かう。昨夜は楽しい講座だった。なんといってもペルー人の笑いが楽しい。ビルの入り口付近で「〇子さん」とたどたどしく呼ばれる。振り向くと先生だった。スペイン語で挨拶していると、上が真っ赤で下が黒い服の女性が通り過ぎる。先生の知り合いのルーマニアの女性だった。

2人の会話はスペイン語。「何故スペイン語?」と思って先生に聞く。すると「中国語、話すでしょ?」と先生。これを聞いて笑ってしまった。言われて見れば確かに日本人で中国語を話す。だからルーマニア人であってもスペイン語を話すだろう。

この際の先生の笑いが可笑しい。ここにどう表現していいかわからない。この笑いを真似すべく先生の笑い顔を見ては同じようにして笑う。もう笑いが止まらなくなる。

落ち着いたところで講座の部屋に入る。昨夜は生徒5人でいつもより少ない。旅の話を聞かれると思って家を出る前、スペイン語で短い文を作る。それを発表する。

2月にこの教室に入った時、ついていけそうにないと感じていた。ところが昨夜はその気持も薄らぎ、かなり教室のヒトと打ち解ける。発表の後、3点課題が出される。1万ドルをゲットしたら何をするか。100万円を見つけたらどうするか。あと1週間の命なら何をするか。

これをホワイトボードにスペイン語で書かれる。日本語の意味はどうにかわかった。だがこれをスペイン語で咄嗟には出来ない。頑張ろう。

講座後、そこで知り合った人と駅ビルで食事をする。この瞬間、錯覚する。

両親が健在であったころ、毎日何かを習ったり、友だちと会ったりして仕事が終わっても直帰することはなかった。母から毎日のように「今日も残業?」といわれて家を出ていた。本当の残業は長く働いてほとんどしたことがない。仕事で遅くなるのは会社の行事や組合の行事の時だけだった。その意味では楽な会社員生活だった。

そのためか、仕事を終わってからは何でも習うコトが出来た。昨夜はそのころに気持ちがタイムスリップ。完全に若い日の自分に戻っていた。

錯覚というよりも今の状況がただ両親がいないだけで、若い日の状況と似ているからかもしれない。何でもしようと思えばできる環境にある。ちょっと嬉しかった。

錯覚といえば今回の旅でもそのことで皆で笑い転げる。今回、似たり寄ったりの年齢の人が多かった。その中でも女性4、5人はかなりまとまる。それを見ていた一人参加のおっさんがなんやかや嫌味な言葉を発する。それはきっと「もしかして、もしかして・・・」だとあるヒトがお笑いのヒトの真似をする。これが可笑しい。そのTVを見ていない。だがそのおっさんは「もしかして・・・」と錯覚を起こしているのではと女性グループは大笑い。そのことをそのおっさんはご存じない!?

これほど笑った旅は初めてだと小倉からの2人組は話す。涙を流しながら笑い転げた。2人組みのヒトからは遅くなったけど福岡空港ではご馳走になりました。ありがとうございました。

昨夜もそんな日だった。いつかスペイン語の先生の笑い方を真似して皆を笑わせたい。昨夜一緒に食事をした人も狂言のヒトの笑いのように先生の笑いを真似する。

この教室に入って一番の収穫はスペイン語を習うコトはもちろん、教室が「明るい」こと。

一緒に食事をした人曰く「日本人ばかりの中にいてはいけない」。いろんな人と知り合うから外国語を習うコトはいいのだという。そうかもしれない。マンネリな生活に笑いを・・・。

今日もうっとうしい梅雨を吹き飛ばして笑って元気を出そう!

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