お昼前、急遽、眼科に行く。昨年春頃、久しぶりコンタクトレンズを入れた。ところが勘が鈍ったのか年のせいなのか外れなくなってしまった。それ以来、コンタクトをしていない。
視力は良くない。そのため、メガネでは矯正できず、長年、コンタクトに頼っていた。
楽譜を見ても初見で吹けるところも思うようにならない。4月から外国語も新たに習う。やはり視力は必要。眼科に行く前、コンタクトを入れた。世の中が明るく見える。
眼科でコンタクトをはずす練習をする。こんなことは考えても見なかったこと。2人の看護師さんに教えられてはずせるようになった。それもそれようのスポイドを目にあてて取り外す。
ここまで書いて不思議に思われるかもしれない。フルートの先生に話すともっと若い人も眼科医からもう入れないほうがいいと言われたとか。それを聴いて少しは納得。
フルートのレッスン前に、バレンタインデーのチョコなど買いにデパートに寄る。入り口で高校の同級生に出会う。もういいものはないという。
バレンタインデーといってもこの10年間、全くそういうことに関心はなかった。それどころではない生活だった。
久々、デパートでその雰囲気を味わう。中に入ってみると同級生の話したとおり、売り場のショーケースに並んだチョコは「売り切れました」の張り紙が・・・。もうびっくり!
お目当てがない。仕方なく酒売り場に行く。そこもバレンタインにふさわしい売り場にしてある。そこでバレンタイン向けにしてもらってワインを購入。それにチョコも一緒に買って・・・。
それを持ってフルートのレッスンに行く。今日はソノリテからいい音が出ない。いい音が出ないと吹いても苦しいだけ。先生もいろいろ試してくださる。結局フルートを下唇に当てる、そのことが左右するみたい。どういう風に当ててもいい音が出るようにしないといけない。レッスンが終わりになる頃、やっと調子も戻ってきた。
教室を出て、受付の人と話す。周りに人はいない。しかし、長く話していると係りの人に注意されそう。だが、なんとなく話し込む。相手は中国の女性。最近中国の人と話すことがない。まるで日本人のようなその人と話していると楽しい!だが今日はそうではなかった。びっくりした。悲しかった。
帰りの市電の中で、渡された1枚の紙を取り出して読んだ。もう少しで涙が・・・。
その人は今の職場の人にも今日聞いたことは話していないという。ここに書きたいけど書けない。
そのためか先週から、その人は私に社会人大学生として学んだ中国人の先生について聞いてくる。その先生は、中国の人。日本の大学で博士号をとり、大学教授の傍ら、華僑の世話もしている。
学部時代、「地域文化プログラム」を専攻していた。だが、その先生から3年生から「言語文化プログラム」に変わってゼミに入るよう説得された。考えた末、先生のゼミ生にはならなかった。そこまで熱心にゼミに誘ってくださる先生もいなかった。言われたとおりの道を進んでいたら今頃はどうなっていただろうか・・・。
その先生と今日話した受付の中国人女性は話がしたいという。
その意味が今日やっと分かった。
今日の話から、最近まで母と生活できたことの幸せを感じた。異郷での生活に羨ましさもあった。話を聞いてみないとわからないことは多い。あまり変化のない生活をしている。これでいいのか悪いのかわからない・・・。由としなければいけないのかも・・・。
びっくり!した一日となった。そしてバレンタイは終わった!
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