今朝降っていた雨も午後には止む。だが、外気は冷たい。
遅い朝食を終える頃、宅急便が届く。昨日長電話をした福岡から送られて来た。電話でその飴を聞けば送ってくださるだろうと予測した。それなのに電話してしまった。いつかこのお礼を…と思いながら、届いたことのお礼を先にする。
中を見ると「チベットの貌」(シルクロード情断回遊の旅・ラサからレイ)の写真集。それに「伏見の酒飴」、酒飴の製造会社の「奈良漬」が箱入りで入っていた。
写真集は送り主の弟さんが勤務されていた銀行の人が撮られたもの。弟さんは元同僚という関係からかその写真家と辺境の地の旅をされたという。写した人の肩書きを見ると全国の銀行協会の会長もしていた人らしい。他にも勲二等…など学歴、職歴などの経歴が本の裏表紙にずらっと書いてある。そこまで書く?と見ただけで呆れてしまう。
この人の経歴には全く関心はない。だが、その中身は興味津々。レイがどのあたりか見るとラダックに近い。その辺りまでは行ったことがない。いつか行きたい!
いつも送ってくる宅急便のダンボールは酒飴の製造会社のもの。よく注文されるのだろう。近いうちお礼をしよう!
午後は、バイト時代の人と電話で話す。3日間続けて電話をかけるのにいつも留守。おかしいと思ってメールをしても返事が来ない。やっと今日通じた。その人は相当太った人。去年6月に会ったとき3桁の体重が2桁になったというくらいの女性。聞くところによるとかかってきた電話にすぐに出られないらしい。笑ってしまう。
その女性を知っている。だからこの話もうなずける。知らない人だったらどう思うだろう。その人はブログを読んでいない。だからこうして書けるけど…。これくらい太っている人だからどんなことを話しても面白い!まさに「人生こうでなくっちゃ!」を生きている人。出来るものなら真似したい!
電話を切って図書館へ予約の本を取りに行く。夕方なのに図書館はいつもより人出が多い。
何気なく雑誌を取って読む。その中でエッセイストの清川妙がお気に入りという兼行の言葉があった。
「人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや」(人間が死を嫌うくらいなら、生命を愛さなくてはならない。生きながらえている喜びは、毎日楽しまないでいいものか)(『徒然草』第93段)。
この言葉どおりをその女性は生きている。もちろん誰でもそう思って生きているのかも知れない…。
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