2011年11月18日金曜日

幼馴染と…

昨日新米をもらった幼馴染から朝早くTELがかかる。今朝は白菜をあげるという。もらうのはいい。だが食べる量には限度がある。食べられないので自分の家で保存するように話して電話を切った。

電話を切っても何か忘れ物をしたような気分で落ち着かない。カレンダーを見ても何の予定も書いていない。しばらくパソコンで遊んでいた。その途中、大きな忘れ物に気づいた。

今日はアサちゃんがいなくなって9ヶ月目になる。それに気づくとすぐ、さっき電話をくれた幼馴染にTELした。

今朝は雨。作業する人は雨だと来ないといっていた。一日フリーだ。アサちゃんの墓参りをした後、会おうというと、一緒に墓参りに行くという。互いの墓地は同じところにある。

持参する花は今年初めて咲いた菊の花にした。幼馴染と我が家で合流し雨の中、墓に参った。

道中、久しぶりに通る道を2人してキョロキョロしながら歩く。世代も変わってどの家も様変わりしている。まさか、墓参りを幼馴染とする…など考えてもいなかった。山の下のほうにあるアサちゃんの墓に着いてそう幼馴染に話す。共にずいぶん年齢を重ねたように思えた。

1人で墓参りするときはいつも涙が溢れる。今日は2人。さすがに涙は出てこない。

幼馴染は昨年お父さんを、10年前に同級生の旦那さんを若くして亡くしている。話しをすると、親の死よりも旦那さんの方がさみしさは大きいという。その点に関しては全く想像がつかない。

その話を聞くまで親を喪うことが一番哀しいことだと思っていた。

そのため10年経ても旦那さんの骨は家においているという。

墓参りを終えるとどこか食べに行くことにした。隣町に住む幼馴染は候補店をあげる。隣町まで歩く途中、中華に決めた。

店に着くと11時過ぎなのに開店していた。初めて入るお店だった。広くてとても綺麗。店に入るとき以前外から見たときは階段でスロープはないと思っていた。今日店内に入るとき階段の奥にスロープがあった。

ちょっと驚いた。アサちゃんを車椅子に乗せていたとき、歩いていけるお店は連れて行ってあげようと思っていた。いつもめずらしい所へ連れて行ってあげようと思っていた。

今日のお店は階段のため連れて行ってあげれないとばかり…。それなのにスロープがあったとは…。

そう思ってブログに投稿しているうち、久しぶり涙がとまらなく…。すべてはもう遅い…。

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