2011年10月19日水曜日

美術館へ!

今朝も起きたときは8時を過ぎていた。毎日8時過ぎでは癖になりそうなので明日から7時に起きるようアラームをセットしよう。

先月末からNHKラジオで「まいにちスペイン語」を聞き始めた。昨年度の再放送だが、今年の10月からのテキストが売られている。実際の放送は昨年の4月の放送なので初心者でもわかる。その開始時刻は午前8時。8時に起きていてはそれに間に合わない。再放送もあるがやはり朝のほうがいい。

とはいってもNHKのHPからPCで1年分の大事なフレーズだけはいつでも聞けるようになっている。その点はいい。

今日の午後は先日雨で行きそびれた「ウクライナの至宝 スキタイ黄金美術の煌き」を見に県立美術館へ行った。ウクライナはソ連から独立して今年で20年になるという。その独立20周年記念事業としての開催である。「黄金」と銘打ってあるだけあって展示品の大半は「金」であった。

今回の展示品のハイライトは「胸飾り」である。この展示品はレプリカである。国外持ち出し禁止となっているとかで精巧な複製品として出品されている。

「胸飾り」は女性の装飾品であり、また女性の「衣服は身体を隠すが心をあらわにする」という。そのためか女性は身体を装飾品で飾るのだろう。その「胸飾り」からスキタイの宇宙観をみるという。またスキタイの男性は皆「戦士」であり、そのためには馬が必要である。その馬の飾りが多数展示されていた。

「胸飾り」から宇宙観をみるというだけあってスキタイの「生と死は常に隣接しており生存というひと繋がりの輪の中にある」という。この言葉、筆記用具を持ってなかったのでメールに打ち込んで帰った。多分、そういう言葉だったと思う。

もらったコピーによると「胸飾りは1971年に発掘され、世紀の大発見といわれました。スキタイ人の死生観が凝縮しているのでは?という説が発表され、世界中から注目を集めたのです。」と書いてある。

これからも「胸飾り」がこの展示品の中で唯一複製という意味もわかってくる。

久しぶり美術館に出かけた。美術館といえば今月初めに京都市美術館のフェルメールを見に行きたかった。フェルメールはいつも広島は素通りする。予定を立てて京都市美術館と国立民族学博物館に行こうと思っているうち行きそびれてしまった。これからは行きたいところは早めに予定を立てよう!行けなくて残念!

ウクライナの至宝展を見た後は、隣接する縮景園に入った。美術館の半券があると100円で入園できた。

平日とあって美術館も縮景園もヒトはまばら。それでも縮景園は外国人の観光客が何人かいた。秋らしい花が咲いているかと思って入ったが何の花も咲いていない。また前に見た亀も園内にいない。それもそうかもしれない。亀の甲羅干しは何時の季節だろうか。以前アサちゃんと行ったときは園内の歩道のいたるところに大きな亀がいてびっくりしたほどだったが…。

またウクライナといえば友人の女性がウクライナのヒトと昨年6月に結婚している。その人は学部時代ゼミが一緒でそのヒトは院生だった。彼女が院を修了するのと学部を卒業するときが同じだった。卒業式の会場までの臨時バスに乗るとき、ウクライナ人の男性とはかま姿の彼女の姿を目にした。

結婚すると知らせれてくれた時、もしかして…そのときの・・・と思いメールで確認するとやはりその人だった。

広い大学の校内で黒ずくめの服を着て颯爽と歩く姿はまるで貴公子のように思えた。とても目立つヒトだった。友人の女性もクラシック・バレーを取るか大学に進むかで悩んだだけあって美人である。送られてきた結婚式の写真を見ても素敵なカップルに思えた。だが、その彼は留学生の身分を一時中断して仕事を探していると書いてある。

今日、ウクライナ・・・と思ってその人にメールを出したのだが・・・。

それにしても今日はスペインを思わせる真っ青な空。気候も全くスペインにいたときと同じようにすがすがしい!日本の10月中旬がスペインの8月下旬にあたるのだろう。このいい気候も明後日から崩れるらしい…。

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