関西のJ〇Bから「夏物語」というタイトルの旅のカタログが送付された。これを見ると海外旅行もいよいよ、という感じがしてくる。今どうしても海外へ、という気は起らない。が、司馬遼太郎の『街道をゆく』を読み始めてから韓国の済州島に行きたくなった。済州島は1402年までは「耽羅国」という独立した王国だったとか。それが李氏朝鮮などによって流刑地になっていた。耽羅国は『街道をゆく』で初めて知った国で韓国が大好きという人でもこの地名を知らないようだ。日本から一番近い国の韓国なのにいつでも行かれるとの思いがあり、行かずにいた。それと食事に困るかもしれない思いもあった。
しかし、今はそれを言っていては一生行けなくなる。関空から済州島への直行便が出ている。先日、広島空港から韓国便が再開されるとの報道があった。広島からの直行便が出ればいうことはないのだが、保安官の人出不足云々で再開が危ぶまれている。しばらくは広島空港から済州島までの直行便再開の様子を見ることにしよう。
旅のカタログを見ていると旅心に誘われる。先日の交流会でシルクロードが話題になった。会の皆さんはこの会から出かけられている。が、シルクロード、というだけで個人的に出かけていても話が弾む。ウイグル、カレーズなどシルクロードに関するキーワードが出てくる度、ロマンがあると思った。そして話も盛り上がる。シルクロードへ出かけたのは海外旅行に行き始めて3,4度目くらいのことになる。あれからすでに35年の月日が流れた。今思っても本当に楽しい旅だった。
あれほど何度も出かけた中国なのに今は(どうよ)、という感じになってしまった。この気持ちは交流会で話した人も同じらしい。皆さん、10回以上中国へ行っておられる。個人的にも12回出かけている。いい国なのに、とつい思ってしまう……。
J〇Bの旅物語の広島支店は1年余り前に広島から撤退した。そのためこの会社を利用しての海外旅行は関空発になる。コロナ禍前のように広島に支店ができるといいのに、とつい思ったり。そうすればまた以前のように気軽に海外に行くことができる。そう期待するのはもう無理!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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