2023年6月12日月曜日

某交流会に出席

 某交流会総会に出かけた。総会で皆さんと会うのは1年ぶり。どの人もお元気そうだ。コロナ禍で思うような活動はできなかった。が、今回はコロナ禍の落ち着きを見計らってか、久しぶりに総会後に飲み会が開催された。マスクを外して中華料理の円卓を囲む。中華は皆で取り合って頂くが今回は料理など一人前ずつテーブルに並んだ。

 会長の講話のあと議事が採択された。そして総会が終わるころ、今年度の希望する活動が話し合われた。その際、国内の旅や台北などの旅の案が出る。会から出かけた最後の旅は2020年1月のミャンマーだった。帰国後、コロナ禍がメディアを賑わす。それから3年以上経過してやっと今年は国内の旅や海外へ……となりそうだ。

 昨日の総会までは個人的には国内や海外の旅どころか総会の開催さえも自然消滅になるのでは、と危惧していた。ところが1か月前に届いた総会の案内を見てまたいつものように総会がある。それに加えて飲み会もあると知って嬉しかった。この気持ちは昨日総会に参加されたどの人も持っておられたに違いない。

 大人数での食事会というか飲み会はコロナ禍になって以降初めてだった。やっぱり皆で和気藹々と食べたり飲んだり喋ったりするのは楽しい。円卓で同席だった人たちは司馬遼太郎と以前、会ったことがある、と話された。それは奈良ホテルで行われた兄夫妻の結婚式に出席したときのことだとか。「街道をゆく」で司馬遼太郎が旅を共にした須田剋太もいたそうで2人は奈良ホテルの常連だったのかもしれない。

 司馬遼太郎といえばその著書に『項羽と劉邦』などの中国関連の著作がある。その話から『史記』を書いた司馬遷におよぶ。『司馬遷』を書いた人に武田泰淳がいるとか。武田泰淳の『司馬遷』は昨日はじめて聞いて知った。帰宅後すぐにネットで調べると昨年、中公文庫から出版されている。とりあえずこの本を図書館に予約した。それにしても武田泰淳の名は知っていてもこの人の著書を読んだことがなかったことを恥じる。

 4年半前の大連の旅で司馬遼太郎の話を聞いてその作品に目覚めた。昨日はその延長かのような『司馬遷』や『史記』などの話を聞いた。今までよりもさらにこれらの本を読むのに忙しくなりそうだ。ましてやこの会から遊びに行く話もある。年末には幹事さんから「忘年会を予定しています!」と話があった。昨日の総会に出席してコロナ禍前ほどではないにしてもそれに近い状況になっているのが嬉しかった。

 コロナ禍で歳だけは順調にとった。が、まだまだやりたいことや遊びたいことがたくさんある。今のままの状態で元気さを維持できたらもう最高!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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