2023年6月15日木曜日

「新・街道をゆく」(奈良散歩)を見る

 昨夜、NHKのBS「新・街道をゆく」の奈良散歩を見た。番組HPによると「作家・司馬遼太郎の人気紀行作品『街道をゆく』が令和の時代によみがえる。東大寺や興福寺など奈良市街を中心に、幾多の戦乱と疫病を越え育まれてきた古都の神髄に触れる」とあり、さらに「これまで放送した『三浦半島記』『北のまほろば』に続く第3弾。今回は、女優の高島礼子さんとともに、奈良市街を巡る。1270年以上続く修二会しゅにえ(お水取り)の舞台・東大寺では、NHKが長年撮影してきた映像もふんだんに使用し、二月堂の深遠な世界を堪能する。国宝・阿修羅像をはじめ、『どの一点を抜いても日本美術史は光度を失う』と司馬が評した仏像たちが並ぶ興福寺では、この寺が乗り越えてきた数奇な運命をたどる」とある。

 初めて東大寺や興福寺に出かけたのは小学校の修学旅行だった。2泊3日の旅だったがバス酔いがひどくて1日は観光をせず宿で休んでいた。が、この2か所は写真に写っているので見学している。といっても出かけたというだけで当時は何も分かってはいなかった!?司馬の「奈良散歩」を読んで少しはわかったつもりでいたが昨夜のテレビで改めて知ることが多かった。大人になってからも出かけているがまだまだ行きたい奈良である。

 先日の交流会で隣席だった元大学教師をされていたMさんにいろいろと司馬遷や史記について教えていただいた。ご自分で作成のデータをメールで送っていただいたにも関わらず、全部を読み終えていなくて失礼している。教えてもらった『司馬遷』(武田泰淳著)をさっそく図書館で借りた。300頁の文庫本だが、これは本を買って読むべきだと気づく。今朝はこれから眼科へ出かける。その途中にある本屋でこの本を予約しよう。他にも教えてもらって読みたくなった本に『史記』がある。送られてきたメールの中身をよく読んでどれを読むか考えよう。

 何度も書くように大連の旅で司馬遼太郎に目覚めた。次は司馬遼太郎とも関係する司馬遷の本に関心を抱く。生きているうちに司馬遼太郎の全作品を読むつもりでいる。これはすでに大分読んでいるので(読んだ中身を覚えているかは怪しい)、司馬遷に関する本も元気で長生きして読み終えよう。それにしてもぼやぼやしていたら本を読むどころではなくなる。精いっぱい元気を保って……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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