2022年3月18日金曜日

「風は吹けども山は動ぜず」

 今日は母の月命日。天気予報では雨とのことで昨日、一日早いお墓参りをする。お天気も良く墓地を後にするとお宮を通ってスーパーへ。その後、帰宅。これだけで5000歩歩いていた。お昼後、本を読んでいると電話が鳴る。ディスプレイを見ると登録していない番号だ。すぐに留守電にすると留守録なしで電話が切れた。パソコンでこの番号を調べると広島法〇局からだ。何の用なのかと思って電話を掛けなおした。

 メディアの詐欺情報を見ると電話に絡む事件が多い。自分自身も電話に関してはかなり過敏になっている。昨日はそれが裏目に出た。法〇局に電話がかかってきた旨、話すと「登記申請等されましたか」と聞かれる。していない旨告げると「間違い電話でしょう」と言って電話を切られる。母が亡くなって家などの登記申請を一人でやった。申請手続きが完了後、一件だけ大事なものと教えてもらったものがある。すぐに頭に浮かんだのがそのことだった。

 (もしかして……)、と思ってそれを確認する。その時点では慌てふためいていて入れていた書類を探してもわからない。どういっても登記申請後に見ることもない書類だ。(ない)、と思ってまた電話してこれまでのことを話す。そしてひどく興奮しているとも話す。先方は冷静な人で落ち着いて、落ち着いてと気持ちを和らげてくれる。が、落ち着いて判断できない。最後にその人は「変更されていれば、誰がそうしたかが申請すればわかる」と教えてくれた。大事な書類を改めて電話で聞くとA4判の大きさ、とも教えてくれた。

 部屋中にいろんなものを全部出して探すと大事なものは見つかった。だが、それがあってもパニクって全く落ち着きがない。仕方なく姉に電話して話を聞いてもらう。少しは落ち着く。この時刻は午後5時。夜8時ごろになって自分自身のその時刻までの取り乱しようを振り返って(何をしている?)とおかしくなる。長く生きてきてこれほどパニクることはなかった。

 これもすべては公の機関からかかってきた間違い電話にある。それに加えて自分自身がしっかりしていないことがもっと大きい。「風は吹けども山は動ぜず」の諺通り、何があっても動揺せず、どっしりと大きな気持ちでいないと……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿