2022年3月19日土曜日

『わたしの世界辺境周遊記 フーテン老人ふたたび』

 色川大吉の『わたしの世界辺境周遊記 フーテン老人ふたたび』を読んでいる。慌てふためいた一昨日の夜、気持ちを鎮めるために、と読んだわけではないのに読んでいるとなぜか気持ちが落ち着いている。見も知らぬ人なのにその名前で勝手に好き嫌いを判断する癖がある。これは有名・無名を問わない。申し訳ないけれども色川大吉、という人も勝手に判断していた。ところが何かのはずみでこの人を知って以降、ネットで画像などを見ると想像したような人ではなく、むしろ好感が持てた。さらに、この本を読むともっと好感が持てる人だ。

 ネットでいろいろと検索すると誰かがアップしたYOU TUBEがある。民放のBSテレビだ。96歳で亡くなるまで八ヶ岳山麓に一人で住んでおられたらしい。動画で見る限り、世界の辺境地域、それもかなりの辺境へ出かけている人とは思えない。それくらい優しそうな人だ。読んだ本は辺境周遊記であるがもっとこの人の本を読みたくなってきた。フーテン老人と名乗っているが何をもってフーテンというのかはっきりとわからない。が、たぶん、一か所にとどまらず世界のあちこちを旅して歩くからそういうのだろう。

 この本の前作ともいえるような本が20年余り前の著書にある。これを図書館で予約。ごっつい感じの人には見受けられない人がフーテン老人を名乗るのも興味が沸く。最近、司馬作品から目がそれて居る。借りている『夏草の賦』は図書館の貸し出し延長を済ませている。が、25日の返却日までに何が何でも読み終えよう。それにしても次々と読みたい本が出てくる。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう! 

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