2022年3月11日金曜日

Combite Latinoを聞きに行く

 昨日午後は地元の公民館で開催された「メキシコ音楽バンザイ アニモ!(頑張ろう)」と題した国際理解講座に出かける。生まれてからこれまでずっと地元で暮らしている。そのため、なぜか地元での行事に参加するのは得意でない。が、昨日はメキシコ音楽に惹かれて公民館に出かけた。メキシコ音楽といって思うのはどういってもラテンミュージック。ラテンの言葉に陽気さが漂う。平日の午後に聞くにはもったいないような楽しい音楽会だった。

 コロナ禍とあって会場の人数制限もある。サルサ、マンボの区別はつかないがどの曲もリズミカルでいつの間にか音楽に引きつけられている。途中、メンバーの一人がサルサが大好きらしく聴衆を立たせてにわかサルサ講座が始まる。一番前に陣取っていたが足取り軽くとまではならなくても教えてもらうとおりにやっていた。が、手や腰の振りがつくとついていけなくなる。

 演奏メンバーは市内を中心に音楽活動をしているCombite Latino。リーダーは16年前から広島在住のメキシコ人で生まれはエルサルバドル。もう1人はドラムやパーカッション担当でアメリカの大学に留学経験がある。さらに1人はベース担当で30年前にアメリカへ留学してサルサに魅せられたようだ。リーダのAlver Castilloはベース担当のJoeをフューチャーした「LATINO JAPONES(半分ラティーン半分日本人)」を歌う。この曲はサラリーマンとして働きながらその情熱をSalsaにそそぐ彼の人生を謳っている。リーダーが広島で最初に作った曲らしい。なおSalsaとは広島のお好み焼きのソースの意もあるとか。これを結び付けて曲を作っている。

 ほかにもリメンバー・ミー、べサメ・ムーチョ、テキーラ、コーヒールンバなどのラテンの曲が演奏された。

 アンケート用紙が配られた。リクエストとしてピアソラのタンゴ、を書く。そして今回のメキシコ音楽の再度の演奏会もお願いした。地元の公民館のこういった講座をむやみやたらに毛嫌いするのではなくプログラムによっては参加しよう。そしていつかメキシコへ行こう!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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