2022年3月8日火曜日

『絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理』

 先日ネット記事で読んだ著者の本を図書館で見つけた。それは『絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理』(大谷義夫 日経BPマーケティング、2019年)ですぐに借りて読んだ。コロナ禍前の本で最新ではないがネットで見たのと同じような箇所がある。気になるところを記そう。記すといっても自分に都合のいい箇所しか目が行かないが……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★東北大学の永富先生が899名の日本人男性を対象に調査したところ、「お酒を飲まない人」に比べて「お酒を飲む人」のほうが風邪を引かないという結果になりました(BMC public health.2012;12:987.)。一番風邪をひきにくかったのは「毎日お酒を飲む人」、次いで「週4~6回飲む人」「週3回以下の人」でした。英国の研究と同様に、ポイントはお酒を飲む頻度にあります。(61p)

★「風邪かな?」と思ったら、スポーツクラブに行ってプールで5分ほど泳ぎます。「風邪のひきはじめにはプールで泳いでいます」と言うと、必ず驚かれるのですが、その理由は気力をアップさせるためです。……もちろん、軽い有酸素運動なら、水泳でなくてもOKです。15分ほどウオーキングしたりジョギングしてもいいでしょう。(69p)

★目が覚めて、私が真っ先にするのは、水を飲むことです。……冬であれば、喉の乾燥を防ぎ、喉の「線毛運動」が活発になって異物が排泄されやすくなり、風邪対策にもつながります。(94-95p)

★朝起きた時にするもう1つの習慣が、タオルを握って血圧を下げることです。片手でタオルを2分強く握り1分休憩する。これを左右とも2回繰り返すのです。すると、血管を広げて柔らかくする一酸化炭素が発生し、そのおかげで血圧が下がると考えられています。(95p)

★タオルを使って血圧を下げるやり方は「ハンドグリップ法」と呼ばれ、数分で済むので、目覚めの”儀式”としてお勧めです。(97p)

★自分の喉年齢が問題ないかを確認するためには、「あーテスト」をやってみましょう。3秒間息を吸い込んで、「あー」と声を出し続けます。普段話す程度の大きさの声で「あー」といえば大丈夫です。男性は15秒以上、女性は10秒以上、声を出し続けられるなら問題はありません。(101p)

★一日一個のリンゴ……健康効果をあげると、リンゴはまさに「医者いらず」。医師の私が言うのもなんですが、一年中食べられますし、今後も積極的にとっていきたい果物です。(136-137p)

★緑茶でウイルスを胃に流し込む 胃酸でインフルエンザウイルスを殺す……喉のウイルスが緑茶によって胃に入れば、胃液で死ぬからです。頻繁に緑茶を口にすれば、喉の乾燥も防げるでしょう。インフルエンザの流行時期に、ぜひ試してみてください。(150-151p)

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