2018年3月13日火曜日

川を渡ってプールへ急ぐ

プールに行く途中の2級河川
もう少しすると川の両脇に桜が咲く
干潮時、カモメやサギもやってくる

 お墓参りを済ませて久しぶりにプールで泳ぐ。全身運動の水泳は疲れるのか起きるのが遅い。「春眠暁を覚えず」、「寝ても眠たい三月四月」と言われるように春に早く起きられないのも無理はない。いつも通り1キロ泳ぎ終えて自宅に向かう。途中、しばし自転車を停める。携帯で写したので写りが良くない。サギだろうか、干潮時に多くの鳥を目にする。

 下流にある橋から写真を撮る。立っている橋の方が立派だが、それは残念ながら同じ橋からでは写せない。もう少しすると桜の季節。この川の両岸に一斉に桜が咲き始める。

 小さい頃はわが家から隣町のこの川でよく遊んだ。途中、葡萄畑や無花果畑があった。しかし、今はその面影もなく、ビルや住宅が立ち並ぶ。夏は川で泳ぐのが決まりだった。しかし、泳げなかったのでもっぱら牡蠣筏につかまって遊んだ。ときには鯊(はぜ)をとったり、アオサを取って持ち帰り、竿に干して青のりにした。もっと沖に出ると貝掘りもでき、バケツ一杯貝(アサリ)がとれたこともある。これは半世紀以上どころでなく、もっと昔のお話。ところが川での泳ぎも農薬散布で水泳禁止になる。今では誰も川で遊ばない。

 プールに行く度、自転車で川を渡る。その度に昔のことを思い出す。そういえば昔はこの白い鳥は飛んでいなかった。いつのころから飛んでくるようになったのだろう。

 泳ぎに行こうとすると近所の人と出くわす。その人の義弟と同級生。同級生は大学まで運動選手をしていた。ところが最近は杖を突くほどだとか。それも格好が悪いと言って杖を突かないで歩くらしい。「足の悪い人がプールで歩いている」と教えてあげたけどさてさて…。子どもの頃、遊ぶことはあっても運動はしなかった。使っていない体力が残っているのだろうか、まだまだ元気。そう近所の人に話すと「親を介護したお蔭」と言ってくださる。それもあるかもしれない。それよりも人の食い扶持が決まっているように一生で使う体力も、何もかも決まった分量があるのでは?この頃しきりにそう感じる。まだまだやりたいことがいっぱいある。これも小さい頃やらなかった残量(余力)かもしれない。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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