卒業、進学、入学、入社の季節になった。ネットによるとこの頃は定年退職を卒業というらしい。ともあれ、3月は卒業シーズン。
昨夜、固定電話の電話が鳴る。どうせ変な電話、と思ってすぐに留守電に切り替える。ディスプレイを見て電話を掛けなおすと知っている人だった。話をすると3日後にタイへ旅行するという。以前、ラオスへ一緒に行った人だ。
去年夏、九州のお坊さんたちとタイへ行った。その時のブログを見られたようで注意することを聞かれる。タイは世界で一番暑いというか蒸し暑い国と感じた。そのためか一緒に行ったお坊さんたちの帰国後のダウン。これは蒸し暑さに負けたのでは…との思いが強い。その点を知らせてあげる。
今、図書館で借りて古い文藝春秋10月号を読んでいる。記事に大特集として「定年後の常識が変わった」があり、「大学に通って学び直す楽しみ」も記事にある。これを読むと社会人大学生と院生時代に学んだ大学で、今、学んでいる人が取り上げられる。広島の播磨チヅ子という69歳の女性だ。小学校の校長を定年で退職後、9年前に再度母校である今の大学に学部生で入学。フランス語を学ばれる。その後、大学院で学ばれ、現在は博士課程後期に6年かかって学ばれるという。
9年前に修了したのでこの方と入れ違いになる。自分自身は短大卒だったので学部生として入学した。入学目的の1つに大学院で学ぶことがあった。それには大学を卒業していないと入学資格がない。しかし、記事の人は教育に携わっておられた人で若い頃すでに学部を終えられている。それでもデカルトを原典で読むのが目的らしくフランス語が必要だった。
外国語が苦手だったそうだ。しかし、学部生から入ってフランス語を学び、デカルトを読むとは素晴らしい。この記事を読み始めの頃、フランス語?と思った。学部生の頃、同じく短大卒で学部に入学された英検1級の人が1年先輩にいた。その人と大学の行き帰りはJRで通っていたので市内に着くまでよく話をした。学部生になって初めてフランス語を学ばれて院生時代もフランス語を専門とされた。この方が記事の方かと思ったが違っていた。
昨夜の電話の人も同じ時期に学ばれた。その人は2つの院生時代を過ごされている。やはり、JRでの行き帰りで顔見知りになり話をするようになった。文藝春秋の記事を教えてあげる。同じ志を持った人とはどこかで通じるものがある。当時のことをブログに記していれば、と悔やまれる。いろんな人が学んでおられた。この人は国の機関で働かれ、ドイツに関することを学ばれていた。今でも放送大学で学ばれ、電話からやる気が伝わる。
もしも再度学ぶならば次はイスラムを学びたい。もともとイスラムを、と思って先生を訪ねたことがある。その時、持ちきれないほどの資料を貸してくださった。イランがご専門の先生からはまずはペルシャ語から学ばねばならない。これは到底無理と思って以前から学んでいた中国関係に矛先を変える。そのこともあってイスラムには興味を持っている。そういえば卒業論文はイスラムに関係ある「東トルキスタン共和国」の盛世才に関することだった。院生時代は中国近代だけれど…。これまで出かけた国もイスラム圏が多いのも我ながらうなづける。
話は変わって昨日は久々にプールで泳ぐ。春休みなので子供たちがいると思った。しかし、プールの中は閑散としている。皆さん、お花見に行かれたのだろうか。一気に春になった。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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