「幼い頃の純粋なこころ、汚れのない感性というものは、本当に大切なものであるし、一生守り続けたい。それは難しいことであるかもしれないが、日々ほんの少しの注意で守っていけるものである。だから私は、文章技術を磨くなんて無駄なことをする前に、綺麗な空を眺めなさい、素敵な景色を見つめて散歩しなさい、美しい文章に触れなさい、そしてそれらすべてのことに素直に感動できるこころを持ちなさいと言うのである」。87-88P (『幸福はただ私の部屋の中だけに』森茉莉 ちくま文庫、2017年)
これは先日読んだ森茉莉の本からの抜粋。先ほど、一般検診を受けて帰宅。台風の影響か雨がしとしとと降り続く。だが、それも涼しくていい。ただいまの部屋の気温28度7分。昨日の37度の気温と比べれば扇風機の風だけでも涼しく感じる。益田は39度3分だったとか。
冬の間デブになった体重を夏場に取り戻す。今朝の検診で体重を減らしたと医師に告げると肥えているどころか痩せているらしい。何やら計算してあと1キロ増やすようにとのこと。脂肪を減らすには筋肉をつけるのがいいらしい。「筋肉?」と問い返すと早く歩いたりすることのようだ。ここで水泳の話になる。だが、あまり興味を持って話を聞いてくれない。ともあれ、今の時点では悪いところがない。帰ろうとすると、胴回りを測るようにと医師の声。春から夏にかけてお腹あたりの脂肪がかなり減少した。心電図はしない、レントゲンは嫌、胴回りの検査も嫌と自我を通す。
結構、規則正しく生活しているつもり。ナニゴトも嫌なことにはかかわらず、いつも通り我が道を行く。元気でいるためにも我が道を行く!森茉莉の本のタイトルを捩って「幸福はただ私の心の中だけに」!?
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