NHKのBS世界のドキュメンタリー「ヒトラー 権力掌握への道~前編」を見た。2014年制作だが、これまでに再放送が6回もされている。今日の夕方はその後編がある。それにしてもヒトラーは何という奴?番組HPを見ると製作はフランスだ。
ヒトラーはユダヤを敵対視した。ところが、ヒトラー自身のなかにもユダヤの血が流れているかもしれないという。謎に満ちた出自のヒトラー。どうしてこういう人格が出来上がっていくのか。テレビを見ていて一番関心が湧く。ドキュメンタリーとはいえ、あまりにもその内容が濃く、ナレーターの語りも言葉数が多くて理解するのも大変。あるユダヤ人が鷲を殺害したことでヒトラーの怒りを買ったという。これも正確なことは定かでないとか。あらゆる手段でユダヤを追い詰めていったのかもしれない。
ヒトラーの『我が闘争』が初めて世に出たときは売れない本だった。これはヒトラーが犯罪で逮捕されて収監されていた時代に書かれている。ヒトラーの話を他の人が筆記。その用紙はワグナーからの差し入れだった。次に世に出る時はヒトラーが権力を掌握し、結婚届けを出した人たちにも強制的に本を配布。それにより、ヒトラー支持者を集める。さらに、ヒトラーは人を惹きつけさせる演説スタイルをイタリアの独裁者ムッソリーニから真似て参考とした。他にもドイツ・オペラを鑑賞して演説に相応しい演技も真似た。こうしてヒトラーは次第に権力の階段を上っていく。
今夕はこの後編がある。ヒトラーを知らずしてドイツの近代はわからない。
近代といえばお世話になった先生がN〇Kカルチャーセンター講師のチラシを見る。秋の研究会に出席すればいろいろとお話しがきける。だが、今年も不参加。せめて元気なうちは研究会だけでも所属して年に4度送られてくる機関誌にじっくり目を通そう。ともあれ、秋はフルート発表会、日本画展、そして海外旅行と行事が続く。
行事と言えば昨日は日本画の先生から9月半ばに某美術館見学の案内が届く。参加したいけど、その日は外に出るので行かれない。ああ、残念!
残念と言えば今朝の新聞で9,10,11月の講演会の記事がある。これも日程がかぶって身動きできない。ああ、秋!いろんな面で忙しい!
気分を変えて昨日のフルート・レッスン。ピアノ合わせや本番までのスケジュール表をいただく。大丈夫、吹ける!と思っていると怪しい箇所も出てくる。ミスなく吹けるように練習しよう。それにしても、相変わらず暑い日が続く!気合と体力、大丈夫!?
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